先週木曜日の朝から時差－２時間のタイにある「ブラックマウンテン・ゴルフクラブ(７５０７ヤード、パー７２)」においてアジアンツアー、「インターナショナルシリーズ・タイランド」が４日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
賞金総額は１５０万ドルとあるから、約１億７３００万円で、国内男子ツアーに比べても高い部類となり、大きな資本が入った効果がこの辺りにも出ているものと思われる。
日本人選手としては、世界ランキングの上位選手から上げて行くと、世界ランキング７７位で行く行くは米国男子ツアーへの参戦を目指している木下稜介（３０歳、１７４㎝、７５kg）、世界ランキング２０５位の浅地洋佑（２８歳、１６９㎝、６８kg）、世界ランキング３００位で行く行くは海外参戦を目指しているらしい新鋭の久常涼（１９歳、１７５㎝、７５kg）、世界ランキング４０１位で新鋭の桂川有人（２３歳、１６７㎝、７０kg）、世界ランキング１０３３位で海外ツアーで奮闘している関藤直熙（２４歳、１７１㎝、６８kg）、世界ランキング１０４３位で新鋭の米澤蓮（２２歳、１７５㎝、７４kg）、世界ランキング１６８５位でアジアンツアーで奮闘中の水野眞惟智（２８歳、１７２㎝）、世界ランキング１６８５位でベテランの小林正則（４６歳、１８６㎝、７９kg）の８人が出て、木下稜介、久常涼、桂川有人が予選を通過した。
なお、予選ラウンド終了時点で５５位タイまでに入った６８名の選手が残り２日間の決勝ラウンドへと駒を進められた。
さて、単独首位に再浮上して見事優勝したのは世界ランキング３０３位で先週２位に入って好調を維持しているシワン・キム（米国、３３歳、１８５㎝、９５kg）で、最終日１１バーディー、２ボギーの－９、トータル－２６と爆発的に伸ばして１位上げて来た。
特に第２～８ホールの７連続バーディーが凄過ぎる！
と言うか、最終日の伸ばし合いからすると、ちょっと優し過ぎるのかも知れない。
流石微笑みの国ではないか！？
なお、この試合の結果、世界ランキングは１８９位まで上がっている。
シワンキム決勝で上げ強さ魅せ
シワンキム再浮上して勝って魅せ
シワンキム好調維持し勝って魅せ
単独２位に入ったのは世界ランキング１９８位のパチャラ・コンワットマイ（タイ、２２歳、１８５㎝、８２kg）で、最終日１イーグル、３バーディー、１ボギーの－４、トータル－２４と伸ばしながらも、１位下がった。
なお、この試合の結果、世界ランキングは１６１位まで上がっている。
二位となりコンワットマイランク上げ
二位となりコンワットマイ強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング２８５位のスティーブ・ルートン（イングランド、３８歳、１９１㎝、８３kg）は最終日－５、トータル－１９と大きく伸ばし、１２位上げて５位タイに入った。
ルートンや連日上げて五位となり
ルートンや五位に入って強さ魅せ
そして、木下稜介、世界ランキング１８５位の金飛鳥（キム・ビオ、韓国、３１歳、１８３㎝、８０kg）は共に最終日－４、トータル－１９と伸ばし、３位上げて５位タイに入った。
なお、木下稜介は最終日５バーディー、１ボギーで、この試合の結果、世界ランキングは７２位まで上がっている。
木下や決勝で上げ強さ魅せ
木下や五位に入って強さ魅せ
キム・ビオも木下稜介と同様に決勝ラウンドに入って上げ、強いところを見せている。
キムビオや決勝で上げ強さ魅せ
キムビオや五位に入って強さ魅せ
世界ランキング１１８位のスコット・ビンセント（ジンバブエ、２９歳、１７８㎝、６８kg）、世界ランキング２３６位のジャズ・ジェーンワタナノンド（タイ、２６歳、１７３㎝、６６kg）は共に最終日－４、トータル－１８と伸ばし、６位上げて１１位タイに入った。
ビンセント下がっても上げ強さ魅せ
ビンセント最後に上げて強さ魅せ
上位入りジェーンワタナノンド強さ魅せ
ジェーンワタナノンド決勝で上げて
確かな力魅せられたかも
世界ランキング２６８位のトッド・ペク（韓国、３０歳、１８６㎝、１０５kg）は最終日－４、トータル－１７と伸ばし、８位上げて１６位タイに入った。
トッドペク最後は上げて強さ魅せ
トッドペク上位に入り強さ魅せ
世界ランキング２６５位のセバステイァン・セーデルベリ（スウェーデン、３１歳、１８８㎝、８４kg）は最終日－２、トータル－１７と伸ばしながらも８位下がって１６位タイとなった。
世界ランキング８４位で新鋭のキム・ジュヒョン（１９歳、１８０㎝、９５kg）、世界ランキング２８１位のヤコ・アーラース(南アフリカ、３９歳、１８３㎝、１１２kg)は共に最終日－３、トータル－１６と伸ばし、１位上げて２３位タイに入った。
キムジュヒョン最後は上げて意地を魅せ
アーラース最後は上げて強さ魅せ
世界ランキング１２６位のサドム・ケーオカンジャナ（タイ、２３歳、写真で見た感じでは１８５㎝はありそう）は最終日－５、トータル－１５と大きく伸ばし、１７位上げて３２位タイに入った。
最後上げケーオカンジャナ強さ魅せ
再浮上ケーオカンジャナ強さ魅せ
そして桂川有人、世界ランキング２４３位のウェイド・オームスビー（オーストラリア、４１歳、１７５㎝、７２kg）は共に最終日－２、トータル－１５と伸ばしながらも８位下がって３２位タイとなった。
なお、桂川有人は最終日３バーディー、１ボギーで、この試合の結果、世界ランキングは４１１位に下がっている。
桂川伸ばしながらも八位下げ
桂川伸ばし足りずに八位下げ
ウェード・オームスビーはこの試合の結果、世界ランキングが２５５位まで下がっているから、ここでもこのツアーの厳しさが感じられる。
久常涼は最終日５バーディー、５ボギーのイーブン、トータル－１５と攻めながらも伸ばせず、２４位下がって３２位タイとなった。
なお、この試合の結果、世界ランキングは３０６位まで下がった。
それでも、２日目に単独首位に立った強さ、そこにこれからも期待したい選手ではないか！？
久常涼スコア維持して順位下げ
厳しい世界入ったのかも
久常涼厳しい世界チャレンジし
這い上がること期待するかも
そして世界ランキング１５５位のジョン・カトリン（米国、３１歳、１８５㎝、７３kg）は最終日－２、トータル－１１と伸ばしながらも、１位下がって単独５４位となった。
