木曜日午後から時差-6時間のサウジアラビアにある「ロイヤルグリーンG&CC(7048ヤード、パー70)」においてアジアンツアーの高額賞金大会、「PIFサウジ・インターナショナル」が4日間の日程で開催され、その第2日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
大きな資本が入り、欧州男子ツアーから移管された大会で、賞金総額が昨年の350万ドル(約4億円)から500万ドル(約5億7千万円)に増額されている。
それに相応しく世界ランキングの高い選手が結構出ており、厚いフィールドになっている。
日本人選手としては世界ランキング57位で米国男子ツアー進出を目指している新鋭の金谷拓実(23歳、172㎝、75㎏)、世界ランキング78位で同じく米国男子ツアー進出を目指している中堅の木下稜介(30歳、174㎝、75㎏)、世界ランキング101位で飛ばし屋の大型選手、星野陸也(25歳、186㎝、75㎏)、世界ランキング177位で米国男子ツアー復帰を目指すベテランの岩田寛(41歳、177㎝、74㎏)、世界ランキング286位で新鋭の久常涼(19歳、175㎝、75㎏)、世界ランキング960位で比較的積極的に海外に出ている若手の関藤直熙(ナオキ、24歳、171㎝、68㎏)の6名が出場している。
ライブ中継がCS放送の「フジテレビONE」で4日間に亘ってたっぷりと予定されているので、初日から早速楽しませて貰っている。
ただ、こんな風にアジアンツアーが盛況になって来るのは喜ばしいが、そうすると余計に国内男子ツアーに隙間風を感じなくもない!?
でもまあ、国内男子ツアーの有望株もぼちぼち海外の試合に参戦しているので、そこを楽しみ、期待することにしよう。
アジアでもゴルフツアーが盛況に
何だか日本置かれてるかも
国内の男子選手もぼちぼちと
外に出始め期待膨らみ
なお、存在感を増して来たアジアンツアーへの警戒心が米国男子ツアー、DPワールドツアー側にはあるようで、その辺りのことも今週更新された旅人ゴルファーと呼ばれる川村昌弘のコラム、「いま僕はココにいます」に書いてあった。
それはまあともかく、幾つかの記事からリーダーボードに入ったが、初日のまま更新されていなかったり、初日と第2日目でパーが72、71に変化していたり、???
仕方が無いからアジアンツアーのサイトまで行って調べたら、上記のようにどうやら7048ヤード、パー70が正解の様である。
首位タイに立ったのは世界ランキング99位のハロルド・バーナーⅢ(米国、31歳、175㎝、75㎏)、世界ランキング141位のアドリ・アルナウス(スペイン、27歳、186㎝)で、2日目共に-4、トータル-10と伸ばして1位上げて来た。
ハロルド・バーナーⅢは2日目6バーディー、2ボギーであった。
バーナーや確り伸ばし首位に立ち
バーナーや確り伸ばし首位奪い
アドリ・アルナウスは2日目7バーディー、3ボギーであった。
アルナウス確り伸ばし首位奪い
アルナウス首位まで上げて力魅せ
3位タイに付けているのは世界ランキング11位のキャメロン・スミス(オーストラリア、28歳、180㎝、78㎏)、世界ランキング34位のマシュー・ウルフ(米国、22歳、183㎝)で、共にトータル-8まで伸ばしている。
キャメロン・スミスは2日目5バーディー、1ボギーの-4と伸ばして10位上げて来た。
確りと伸ばして上げるスミスかな
三位付け強さを見せるスミスかな
マシュー・ウルフは2日目1イーグル、4バーディー、3ボギーの-3と伸ばして4位上げて来た。
マシューウルフ確り伸ばし上げて魅せ
マシューウルフ三位まで上げ強さ魅せ
単独5位に付けているのは世界ランキング46位のトミー・フリートウッド(イングランド、31歳、178㎝、76㎏)で、2日目5バーディー、2ボギーの-3、トータル-7と伸ばして8位上げて来た。
五位に上げフリートウッド強さ魅せ
強さ魅せフリートウッド五位に上げ
ここまで書いていても、何だかアジアンツアーとは思えず、米国男子ツアーのような感じだなあ。
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
木下稜介、世界ランキング105位のバッバ・ワトソン(米国、43歳、193㎝、82㎏)はともに2日目イーブン、トータル-6と伸ばせず、4位下がって6位タイとなっている。
木下稜介は2日目2バーディー、2ボギーであったが、ともかく余裕の予選通過であるから、この後も上位争いを期待したい。
木下や上位で通過力魅せ
木下やベストテン入り期待して
世界ランキング8位で東京五輪で見事金メダルに輝いたザンダー・シャウフェレ(米国、28歳、178㎝、75㎏)は2日目-2、トータル-5と伸ばし、14位上げて9位タイに付けて来た。
シャウフェレや確り上げて強さ魅せ
シャウフェレや九位に上げて強さ魅せ
世界ランキング26位のパトリック・リード(米国、31歳、182㎝、90㎏)は2日目-1、トータル-5と少し伸ばし、4位上げて9位タイに付けて来た。
九位付け強さを魅せるリードかな
強さ魅せ九位に上げるリードかな
世界ランキング395位のマッテオ・マナセロ(イタリア、28歳、181㎝、80㎏)は2日目+3、トータル-5と落とし、8位下がって9位タイとなっている。
世界ランキング21位のティレル・ハットン(イングランド、30歳、172㎝、75㎏)、世界ランキング38位でレジェンドのベテラン、フィル・ミケルソン(米国、51歳、185㎝、84㎏)は共に第2日目-1、トータル-4と少し伸ばし、9位上げて14位に付けて来た。
ハットンや少し伸ばして上げて魅せ
ハットンや確り上げて強さ魅せ
ミケルソン連日伸ばし強さ魅せ
ミケルソン余裕の通過強さ魅せ
世界ランキング5位のダスティン・ジョンソン(米国、37歳、193㎝、86㎏)は2日目+1、トータル-4と少し落とし、7位下がって14位タイとなっている。
そして金谷拓実は2日目3バーディー、3ボギーのイーブン、トータル-3と維持し、5位上げて18位タイに付けて来た。
金谷拓実スコア維持して上げて魅せ
金谷拓実猛者に混じって上げて魅せ
世界ランキング32位のホアキン・ニエマン(チリ、23歳、183㎝、70㎏)、は2日目+2、トータル-3と落とし、11位下がって18位タイとなっている。
世界ランキング28位のケビン・ナ(米国、38歳、180㎝、76㎏)は2日目-2、トータル-2と伸ばし、35位も上げて21位タイに付けて来た。
ケビンナや大きく上げて通過魅せ
ケビンナや大きく上げて強さ魅せ
世界ランキング20位のアブラハム・アンサー(メキシコ、30歳、174㎝、72㎏)は2日目イーブン、トータル-2と維持し、11位上げて21位タイに付けて来た。
アンサーやスコア維持して上げて魅せ
アンサーや確り上げて強さ魅せ
世界ランキング22位のジェイソン・コクラック(米国、36歳、193㎝、102㎏)は2日目+3、トータル-1と落とし、18位下がって31位タイとなっている。
世界ランキング31位のトーマス・ピーターズ(ベルギー、30歳、196㎝、85㎏)は2日目-3、トータルイーブンと伸ばし、50位も上げて35位タイに付けて来た。
ピーターズ確り伸ばし上げて魅せ
ピーターズ大きく上げて強さ魅せ
世界ランキング17位のトニー・フィナウ(米国、32歳、193㎝、91㎏)は2日目+2、トータルイーブンと落とし、3位下がって35位タイとなっている。
星野陸也は2日目4バーディー、5ボギーの+1、トータル+1と少し落としながらも、11位上げて45位タイに付けて来た。
星野陸也落としながらも上げて魅せ
星野陸也確り上げて通過魅せ
世界ランキング27位のポール・ケイシー(イングランド、44歳、175㎝、80㎏)は2日目+4、トータル+2と落とし、21位も下がって53位タイとなっている。
世界ランキング35位のマーク・リーシュマン(オーストラリア、38歳、188㎝、91㎏)は2日目-1、トータル+3と少し伸ばし、40位も上げて60位タイに付けて来た。
リーシュマン大きく上げて通過魅せ
リーシュマン大きく上げて強さ魅せ
久常涼は2日目3バーディー、5ボギー、2ダブルボギーの+6、トータル+4と大きく落とし、34位下がって66位タイとなったが、ぎりぎりで予選を通過している。
久常涼落としながらも通過魅せ
久常涼落としながらも通過して
後の奮闘期待するかも
それから、岩田寛はトータル+8で97位タイ、関藤直熙はトータル+9で100位タイとなり、残念ながらCUTの憂き目に遭っている。
なお、世界ランキング9位で飛びっ切り飛ばし屋のブライソン・デシャンボー(米国、28歳、185㎝、106㎏)は負傷の為、残念ながら棄権している。