sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

米国女子ツアー最終予選会、古江彩佳、渋野日向子無事通過おめでとう!・・・R3.12.13①

 これはツアーではないが、米国女子ツアーの来シーズンの出場権を得る為の最終予選会の後半4ラウンドが12月9日(木)夜から米国・アラバマ州の「ハイランドオークス」において4日間の日程で開催され、その最終日の第4ラウンドが終わっている。

 

 日本人選手のひとり、世界ランキング15位でプラチナ世代をリードし、安定したプレイを見せる古江彩佳(21歳、153㎝、54㎏)は前半4ラウンドで順調に伸ばしてトータル-11とし、7位タイで余裕の通過をして来たが、後半はここから始まっており、3ラウンドを終えてトータル-16まで伸ばして5位タイに付けている。

 

 第1ラウンドを終えた時点でトータル-13の9位タイと落としていたが、第2ラウンドを終えてトータル-16まで伸ばして5位タイに戻し、強風の中の第3ラウンドではトータル-16を維持して5位タイを維持している。

 

        古江彩佳風にも負けず落ち着いて

        五位を維持して期待を繋ぎ

 

 もうひとりの世界ランキング39位で黄金世代をリードするひとり、メリハリプレイで魅せる渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)は前半4ラウンドで初日81位とかなり出遅れながらも、最終日にはトータル-6まで伸ばして24位タイでの通過であったから、少し不利になるが、それでもまあまあ上げて来たので、この後も大いに期待出来そうに思っていたら、後半に入ってもメリハリプレイで視ているもののハートを揺す振り続け、3ラウンドを終えてトータル-7の29位タイと、微妙な位置にいる。

 

 第1ラウンドでトータル-11まで伸ばして10位タイに上げて来たところからシブコ物語が始まっており、ニュースの多くは渋野日向子に割かれている。

 

 そして第2ラウンドでトータル-14まで伸ばし7位タイに上げて来たから、これは騒がずにいられない!?

 

 そこで安心させないのが渋野日向子で、第3ラウンドではトータル-7と大きく落とし、29位タイまで下がったわけである。

 

        渋野日向子上げたら下げて冷や冷やし

 

        渋野日向子大きく下がり不安でも

        まだ何かあるそう思わせて

 

 因みに、最終的には45位タイまでが合格圏らしいが、20位以内に入っていないとレギュラーツアーへの出場があまり出来ないらしい。

 

 前半で他の特に気に留まった選手としては、単独2位で、2019年の韓国賞金女王に輝いたチェ・ヘジン(22歳、167㎝)、4位タイで既に欧州女子ツアーで大活躍しているタイの天才少女、アタヤ・ティティクル(18歳、167㎝ぐらい?)等もおり、それなりに層が厚そうにも思える。

 

        米国の女子のQT厚そうで

        その分ファンは楽しめるかも

 

 そう言えば古江彩佳に付いて、試合のような感じで臨んでいると言う記事もあったような気がする。

 

 さて、単独首位に抜け出て見事逆転での首位通過となったのは世界ランキング64位のアン・ナリン(韓国、25歳、167㎝)で、第4ラウンド-6、トータル-33と大きく伸ばして1位上げて来た。

 

 これまで意識したことが無かった選手であるが、世界ランキングから見ても小祝さくらと変わらないから、韓国女子ツアーでかなり活躍して来た選手のはずである。

 

 ちょっと調べてみたら、今年はツアーでの優勝が無かったらしいが、ベストテンには何回も入っており、昨年は2勝してシンデレラガールと呼ばれたと言う。

 

 当然、日本人選手にとって厚い壁となって来るのであろう。

 

        アンナリン大きく伸ばし逆転し

 

        アンナリン大きく伸ばし首位通過

 

        アンナリン首位通過して強さ魅せ

 

 単独2位での通過となったのは世界ランキング229位で今年8月にプロに転向したばかりのポーリーヌ・ルサン・ブシャール(フランス、21歳)で、第4ラウンドイーブン、トータル-32と伸ばせず、1位下がった。

 

 この選手も、アマチュアでの実績は十分にあり、プロになった今年8月の下旬にはもう初優勝をしているから、日本人選手にとって当然、強力なライバルとなるのであろうか!?

 

 世代的にはプラチナ世代と同じで、こんな風に世界には強い選手が次々と出て来る。

 

 なんて当たり前だなあ。

 

 狭い日本と比べてどうする!?

 

        ブシャールや最後伸ばせず二位となり

 

        ブシャールや二位で通過し力魅せ

 

 単独3位を最後まで維持したのは世界ランキング18位でかつてのリディア・コのように天才少女と呼ばれたアタヤ・ティティクル(タイ、18歳、167㎝ぐらいか?)で、第4ラウンド-3、トータル-26と伸ばした。

 

 タイにはよく飛ばし強い選手としての印象が強い選手、世界ランキング25位のアリヤ・ジュタヌガーン、それに世界ランキング13位のパティー・タバタナキトがいるが、アタヤ・ティティクルは既にその間に入っている。

 

 既に欧州女子ツアーでは大活躍しており、日本人選手にとって当然厚い壁となって来るであろう選手のひとりである。

 

        ティティクルや確り伸ばし三位維持

 

        ティティクルや三位維持して強さ魅せ

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング402位のイン・ルオニン(中国)、世界ランキング297位のチェン・ペイユン(台湾、165㎝)で、トータル-21とまで伸ばした。

 

 イン・ルオニンは第4ラウンド-5と大きく伸ばして1位上げて来た。

 

 この選手のデータは殆んど出ていないが、2020年1月には17歳でアマチュアらしかったし、それから直ぐにプロ入りして開幕戦から3連勝したようだから、今も18歳か19歳で、アタヤ・ティティクルと同世代ぐらいか!?

 

 ともかく、日本人選手にとって怖い存在になるのかも知れない。

 

        インルオニン大きく伸ばし四位入り

 

        インルオニン四位で通過力魅せ

 

 チェン・ペイユンは第4ラウンド-3と伸ばして4位を維持した。

 

        チェンペイユン確り伸ばし四位維持

 

        チェンペイユン四位維持して力魅せ

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 古江彩佳は第4ラウンド-2、トータル-18と伸ばしながらも、2位下がって単独7位タイとなった。

 

 今回、周りが大きく伸ばしても、それに釣られて大きく伸ばすことも、攻め過ぎて大崩れすることもなく、最後まで安定したプレイを見せ、上位通過を果たしたのは流石ではないか!?

 

        古江彩佳安定プレイ七位入り

 

        古江彩佳七位で通過強さ魅せ

 

        古江彩佳七位で通過後期待

 

 世界ランキング54位で世代的には狭間世代のチェ・ヘジン(韓国、22歳、167㎝)は第4ラウンド-1、トータル-17と少し伸ばしながらも、3位下がって8位タイとなった。

 

 世界ランキング169位で飛ばし屋のビアンカ・パグダンガナン(フィリピン、24歳、162㎝)は第4ラウンド-1、トータル-14と少し伸ばし、2位上げて10位タイで通過した。

 

 笹生優花のお姉さん格で、アマチュア時代から一緒に頑張り、先に米国女子ツアーで存在感を示して来た選手である。

 

 その後ツアーでは低迷していたが、最終予選会で最後まで安定したプレイを続けて来たのは流石ではないか!?

 

        最後までパグダンガナン上げ続け

 

        上げ続けパクダンガナン強さ魅せ

 

 世界ランキング205位のケリー・タン(マレーシア、28歳、165㎝)は第4ラウンドイーブン、トータル-13と維持して12位タイを維持した。

 

        ケリータンスコア維持して上位維持

 

        ケリータン十二位維持し力魅せ

 

 世界ランキング71位のエミリー・ペダーセン(デンマーク、25歳、170㎝)は第4ラウンド-2、トータル-12と伸ばし、4位上げて14位タイで通過した。

 

        ペダーセンじわじわ上げて強さ魅せ

 

        ペダーセン最後も上げて強さ魅せ

 

 世界ランキング75位のステファニー・キリアコウ(オーストラリア、21歳、158㎝)は第4ラウンド-1、トータル-11と少し伸し、2位上げて16位タイで通過した。

 

        キリアコウ下がっても上げ強さ魅せ

 

        キリアコウ最後は上げて強さ魅せ

 

 世界ランキング216位のジェニファー・チャン(米国、22歳、167㎝)は第4ラウンド+1、トータル-11と少し落とし、2位下がって16位タイでの通貨となった。

 

 そして、渋野日向子は第4ラウンド-3、トータル-10と伸ばし、9位上げて20位タイで通過した。

 

 昨日はスコアを大きく落とし、順位を大きく下げて、悔し涙を流し、インタビューにも応えられないほど落ち込んでいたが、最終日にこうしてレギュラーツアーにまあまあ出られる最低ラインと言われたところまでは上げて来るのが如何にも渋野日向子らしく、流石ではないか。

 

 これだからマスコミもファンも大騒ぎし、特別扱いするのを止められない!? 

 

        渋野日向子気分切り替え上手く行き

        最後の最後上げて来るかも

 

        渋野日向子安全圏にタッチして

        最後にホッとさせられたかも

  

 世界ランキング251位のドッティ・アーディナ(フィリピン、155㎝)は第4ラウンド-1、トータル-4と少し伸ばし、8位上げて41位タイで通過した。

 

        アーディナや最後も上げて力魅せ

 

        アーディナや何とか通過力魅せ      

 

 世界ランキング472位でベテランのサラ・ジェーンスミス(オーストラリア、37歳、165㎝)は第4ラウンド+4、トータル-4と落とし、14位下がって41位タイでの通過となった。

  

 世界ランキング367位で国内女子ツアーメンバーとして頑張って来たカリス・デイビッドソン(オーストラリア、23歳、172㎝)は第4ラウンド+5、トータル-4と大きく落とし、19位下がって41位タイでの通過となった。

 

 それから、世界ランキング258位のリンディ・ダンカン(米国、30歳、167㎝)、世界ランキング162位のクリスティン・ギルマン(米国、24歳、170㎝)はトータル-1で53位タイ、世界ランキング196位のアン・バン・ダム(オランダ、26歳、178㎝)はトータル+1で60位タイ、世界ランキング310位でベテランのアレーナ・シャープ(カナダ、40歳、167㎝)はトータル+5で69位タイとなり、残念ながらCUTの憂き目に遭っている。

 

 こうして長かった最終予選会も漸く終わり、これから本当に厳しい勝負の世界へと道が続いて行く。

 

 来シーズンは世界ランキング6位の畑岡奈紗、世界ランキング8位の笹生優花の他に、活躍が期待出来そうな日本人選手として新たに世界ランキング14位の古江彩佳、世界ランキング39位の渋野日向子も加わる。

 

 これまでチャレンジして来た何人もの選手のことを考えると、決して楽観は出来ないが、それでも既にわくわくさせられているのは確かである。

 

 その選手達への期待だけではなく、相変わらず日本人選手が中心であるだけではなく、その一部の選手に偏っている報道がもう少し幅広くなって行くことも期待したい。

 

 たとえば今日新たに1位通過となった韓国のアン・ナリン、4位通過となった中国のイン・ルオニンのことなんかも殆んど記事に出ていないのはある意味寂しいことではないか!?

 

 張さんの偏った意見を批判する声がネットに溢れているが、ネットで記事に付いているコメントの偏りも同じようなものであるから、マスコミ、庶民共に手を取り合って成長して行きたいもんだなあ。