木曜日の１２時頃から時差－５時間のアラブ首長国連邦にある「ジャメイラエステーツ ファイアーコース（７４８０ヤード、パー７２）」において欧州男子ツアー、「ドバイ選手権」が４日間の日程で開催され、その第２日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
もう第３日目が始まっているのかも知れないが、ここでは第２日目の分に付いて触れておく。
賞金総額は１５０万ドルとあり、１ドルを約１１４円とすると約１億７１００万円となり、国内男子ツアーとそんなには変わらない。
先日は９００万ドルと書いてしまったが、どうやらそれは最終戦のことらしい。
会場が隣で、名称にドバイが入っていてよく似ているので、見間違えたようだ。
それはまあともかく、日本人選手としては世界ランキングが１５６位で、欧州男子ツアーのランキングとなるレース・トゥ・ドバイで４５位に付けている旅人ゴルファーの川村昌弘が出ており、初日５バーディー、２ボギーの－３と伸ばしながら、３８位タイと少し出遅れている感があった。
なお、この試合を入れて残り２試合、選ばれし者のみが出場できる最終戦までの出場権はほぼ確定しているそうである。
３週間ぶりの出場であるが、ゴルフ愛＆旅情溢れる人気のコラム、「いま僕はココにいます」も３週間ぶりに「Vol.１２８ アラブ首長国連邦編」に更新されていた。
スペインから一旦大阪府にある関空、そして実家のある三重県に戻り、そこから再びアラブ首長国連邦・ドバイへの移動であるから、総計１９９０９㎞のフライトと、地球をほぼ半周したぐらいの距離となるそうな。
凄い！？
そして、欧州男子ツアーは今シーズンもこの試合を入れて確かに後２試合で終わり、最後の大会も直ぐそばのコースで行われるが、来シーズンはその次の週から南アフリカで始まると言うから、中々ハードなツアーではないか！？
それでも、今シーズンここまではコロナ禍で中止になった試合も幾つかあったが、それを直ぐに代替試合で保管してくれる有り難いツアーであること、また来シーズンからはＤＰワールドツアーとなり、多くの大会で賞金が増額されること等も書いてあった。
そうすると、レベル的にももう少し上がって来るのかも知れないが、日本人選手からも後何人かはチャレンジすることを期待したい。
それから先日、同じくドバイで「アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権」があり、世界アマチュアランキング１位の中島啓太選手の活躍を見て感動したこと、元々感心していた選手であること等も書いてあり、中々興味深い内容であった。
川村や出来る後輩リスペクト
違いが分かる男なのかも
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング１２８位で昨年覇者のアントワヌ・ロズネル（フランス）で、２日目８バーディーの－８、トータル－１５と爆発的に伸ばして１位上げて来た。
ロズネルや爆発魅せて首位に立ち
ロズネルや爆発魅せて首位奪い
ロズネルや首位を奪って強さ魅せ
２位タイに付けているのは世界ランキング２１１位のフランチェスコ・ラポルタ（イタリア）、世界ランキング１７０位のヨアヒムＢハンセン（デンマーク）で、トータル－１４まで伸ばしている。
フランチェスコ・ラポルタは２日目８バーディーの－８と爆発的に伸ばして４位上げて来た。
ラポルタや爆発魅せて二位に上げ
ラポルタや二位まで上げて力魅せ
ヨアヒムＢハンセンは２日目５バーディーの－５と大きく伸ばしながらも１位下がっている、
ハンセンや伸ばしながらも一位下げ
ハンセンや伸ばし足りずに一位下げ
単独４位に付けているのは世界ランキング１８４位のカレ・サモーヤ（フィンランド）で、２日目９バーディー、１ボギーの－８、トータル－１３と爆発的に伸ばして７位上げて来た。
カレサモーヤ爆発魅せて四位付け
カレサモーヤ四位まで上げ強さ魅せ
５位タイに付けているのは世界ランキング３９位のトミー・フリートウッド（イングランド）、世界ランキング５３６位のポール・ウェアリング（イングランド）で、トータル－１２まで伸ばしている。
トミー・フリートウッドは２日目７バーディー、１ボギーの－６と大きく伸ばして１位上げて来た。
フリートウッド大きく伸ばし五位に上げ
フリートウッド五位まで上げて強さ魅せ
ポール・ウェアリングは２日目８バーディー、１ボギー、１ダブルボギーの－５と大きく伸ばしながらも３位下がっている。
ウェアリング伸ばしながらも三位下げ
ウェアリング伸ばし足りずに三位下げ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング６４位のベルンド・ウィースバーガー（オーストリア）、世界ランキング１４７位のショーン・クロッカー（米国）は２日目－６、トータル－１１と大きく伸ばし、４位上げて７位タイに付けて来た。
ウィースバーガー大きく伸ばし上げて魅せ
ウィースバーガー七位に上げて強さ魅せ
クロッカー大きく伸ばし上げて魅せ
クロッカー七位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング８６位のディーン・バーメスター（南アフリカ）は２日目－４と伸ばしながらも５位下がって７位タイとなっている。
世界ランキング５６位のミンウー・リー（オーストラリア、米国女子ツアーで大活躍するミンジー・リーの弟）、世界ランキング１２５位のサム・ホーズフィルド（イングランド）は２日目－５、トータル－１０と大きく伸ばして１１位タイを維持している。
ミンウーリー大きく伸ばし順位維持
ミンウーリー上位維持して強さ魅せ
ホーズフィルド大きく伸ばし順位維持
ホーズフィルド上位維持して強さ魅せ
世界ランキング１４２位のダニエル・ファントンダー（南アフリカ）は２日目－６、トータル－９と大きく伸ばし、２１位も上げて１７位タイに付けて来た。
ファントンダー大きく伸ばし上げて魅せ
ファントンダー大きく上げて強さ魅せ
そして、川村昌弘は２日目－５、トータル－８と大きく伸ばし、１３位上げて２５位タイに付けて来た。
川村昌弘は２日目ボギーなしの５バーディーで、これをもう少し詳しく見ておくと、インスタート（第１０ホールから）で、トータル－３から出て、前半では８ホールまで連続してパーで凌いだ後、第１８ホールで漸くバーディーを決め、トータル－４まで伸ばして後半へと繋いでいる。
後半に入っても３ホールを連続してパーで凌いだ後、第４、５ホールと連続してバーディーを決め、１つ空いて第７ホールでもバーディーを決め、１つ空いて第９ホールでもバーディーを決めて、結局更に４打伸ばし、トータル－８として余裕で決勝ラウンドへと繋いでいる。
川村や大きく伸ばし上げて魅せ
川村や大きく伸ばし通過魅せ
川村や確り上げて期待させ
また、世界ランキング１１４位のマーティン・カイマー（ドイツ）、世界ランキング１２４位のジョン・カトリン(米国)も２日目－５、トータル－８と大きく伸ばし、１３位上げて２５位タイに付けて来た。
カイマーや大きく伸ばし上げて魅せ
カイマーや確り上げて強さ魅せ
カトリンや大きく伸ばし上げて魅せ
カトリンや確り上げて強さ魅せ
世界ランキング２６位のポール・ケイシー（イングランド）、世界ランキング６３位のロバート・マッキンタイア（スコットランド）、世界ランキング９２位のグイド・ミグリオッツィ（イタリア）は２日目－４、トータル－８と伸ばし、１位上げて２５位タイに付けて来た。
ケイシーや確り伸ばし上げて魅せ
少し上げマッキンタイア強さ魅せ
ミグリオッツィ少しは上げて強さ魅せ
世界ランキング１３５位のアンディ・スリバン（イングランド）は２日目－１、トータル－８と少し伸ばしながらも、２３位も下がって２５位タイとなっている。
世界ランキング７０位のビクトル・ペレス（フランス）は２日目－４、トータル－６と伸ばし、１４位上げて４７位タイに付けて来て、ちょっと余裕を持って予選通過を果たしている。
余裕持ち通過を魅せるペレスかな
強さ魅せ余裕の通過ペレスかな
そして、世界ランキング１１６位のジャスティン・ハーディング（南アフリカ）は２日目－３、トータル－５と伸ばし、４位上げて５７位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
ハーディング確り伸ばし通過魅せ
ハーディング何とか通過意地を見せ
それから、世界ランキング８１位のトーマス・デトリー（ベルギー）、世界ランキング１４１位のラファエル・カブレラベロ（スペイン）はトータル－４で７０位タイ、世界ランキング６８位のマットウォリス（イングランド）はトータル－１で９２位タイ、世界ランキング１１３位のヨハネス・バーマン（米国）はトータル＋１で１００位タイとなって、残念ながらＣＵＴの憂き目に遭っている。
