木曜日20時15分から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外では-14時間)の米国・ニュージャージー州にある「マウンテンリッジCC(6612ヤード、パー71)」において米国女子ツアー、「ファウンダーズカップ」が4日間の日程で開催され、その第2ラウンド、すなわち予選ラウンドの最終ラウンドが2日掛かりで何とか終わっている。
初日が30名ほど残して日没サスペンデッドとなり、第1ラウンドが第2日目になって漸く終わった。
その後、第2ラウンドが始まったが、第1ラウンドが遅れた影響に濃霧による開始時間の遅れも加わり、第2日目も日没サスペンデッドとなっている。
その残した分が第3日目になって漸く終わったので、ここでは第2ラウンドに付いて触れておく。
この大会の賞金総額は150万ドルとなっているから、1ドルを約110円とすると、約1億7千万円になる。
日本人選手としては世界ランキング5位で黄金世代をリードし、日本のエースの畑岡奈紗、世界ランキング7位で新世紀世代をリードし、メジャーチャンピオンの笹生優花(日本&フィリピン国籍)、世界ランキング255位で出産を経験して復帰したベテランの横峯さくらが出ている。
畑岡奈紗は先週残念ながら予選落ちとなったが、今週は調子を整えられたか!?
畑岡や気分切り替えチャレンジし
トップ争い期待するかも
笹生優花はどうやら、楽しみながら学び、しかも負けないことを目指しているから、結構欲張り!?
笹生優花意欲を持ったプレイ魅せ
トップ争い期待するかも
横峯さくらは先週、諦めないプレイで楽しませてくれた。
今週も先ずは予選通過から期待したい。
横峯や先ずは予選を通過して
中位争い期待するかも
事前の記事では野村敏京も出場する予定となっていたが、今回は出ていない。
昨日は初日終わった分を暫定の順位で書き留めておいたが、第1ラウンドを終えた時点で笹生優花は-4まで伸ばして3位タイ、畑岡奈紗は-2まで伸ばして22位タイ、横峯さくらは-1まで伸ばして37位タイとなっている。
さて、単独首位を維持しているのは世界ランキング2位のコ・ジンヨン(韓国)で、第2ラウンド4バーディー、1ボギーの-3、トータル-11と伸ばしている。
このところ調子を上げて来ており、流石ではないか!?
コジンヨン確り伸ばし首位を維持
コジンヨン首位を維持して強さ魅せ
単独2位に付けているのは世界ランキング21位のユ・ソヨン(韓国)で、第2ラウンド7バーディー、2ボギーの-5、トータル-9と大きく伸ばし、1位上げて来た。
ユソヨンや大きく伸ばし二位に上げ
ユソヨンや二位まで上げて強さ魅せ
単独3位に付けているのは世界ランキング154位のリンジー・ウィーバー(米国)で、第2ラウンド6バーディー、2ボギーの-4、トータル-7と伸ばし、6位上げて来た。
ウィーバーや確り伸ばし三位付け
ウィーバーや三位に上げて力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング13位で飛ばし屋のレキシー・トンプソン(米国)は第2ラウンド-6、トータル-6と大きく伸ばし、50位も上げて4位タイに付けて来た。
トンプソン大きく伸ばし四位付け
トンプソン四位に上げて強さ魅せ
世界ランキング6位のミンジー・リー(オーストラリア)、世界ランキング16位のリゼット・サラス(米国)は共に第2ラウンド-3、トータル-5と伸ばし、13位上げて9位タイに付けて来た。
ミンジーリー確り伸ばし九位付け
ミンジーリー九位に上げて強さ魅せ
確りと上げ強さ魅すサラスかな
九位付け強さを魅せるサラスかな
そして、笹生優花、世界ランキング11位でカナダの妖精と呼ばれるブルック・ヘンダーソン(カナダ)は共に第2ラウンド-1、トータル-5と少し伸ばしながらも、6位下がって9位タイとなっている。
笹生優花は第2ラウンド4バーディー、3ボギーで、これをもう少し詳しく見ておくと、インスタート(第10ホールから)で、トータル-4から出て、前半では第11ホールでバーディーを決め、1つ空いて第13ホールでもバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第16ホールでボギーを叩いたが、1つ空いて第18ホールでバーディーを決めて取り返したので、結局2打伸ばし、トータル-6として後半へと繋いでいる。
後半に入って第2ホールでボギーを叩き、続く3ホールをパーで凌いだ後、第6ホールでもボギーを叩いたが、1つ空いて第8ホールでバーディーを決めて取り返したので、結局1打だけ落として済み、トータル-5で決勝ラウンドへと繋いでいる。
第1ラウンドは初日にすんなり終われたから好かったが、第2ラウンドは第2日目の日没サスペンデッドの影響を受けて5ホール残してしまった。
それでも大きくは崩れずに終えられてホッとしている。
よく言っているように、本当に楽しみ、素直に学ぶ気持ちでプレイ出来ているんだろうなあ。
笹生優花伸ばしながらも順位下げ
笹生優花伸ばし足りずに順位下げ
笹生優花大崩れせず後期待
それから、世界ランキング19位のイ・ジョンウン6(韓国)は第2ラウンド-3、トータル-4と伸ばし、22位も上げて15位タイに付けて来た。
イジョンウン確り伸ばし上げて魅せ
イジョンウン大きく上げて強さ魅せ
世界ランキング20位のジェシカ・コルダ(米国、ネリー・コルダの姉)は第2ラウンド-2、トータル-4と伸ばし、7位上げて15位タイに付けて来た。
ジェシカコルダ程々伸ばし上げて魅せ
ジェシカコルダ確り上げて強さ魅せ
世界ランキング1位のネリー・コルダ(米国、ジェシカ・コルダの妹)は第2ラウンドイーブン、トータル-4と伸ばせず、12位下がって15位タイとなっている。
世界ランキング9位のダニエル・カン(米国)は第2ラウンド-2、トータル-3と伸ばし、15位上げて22位タイに付けて来た。
ダニエルカン程々伸ばし上げて魅せ
ダニエルカン確り上げて強さ魅せ
世界ランキング23位のアリー・ユーイング(米国)は第2ラウンド-1、トータル-3と少し伸ばし、22位タイを維持している。
ユーイング少し伸ばして順位維持
ユーイング順位維持して強さ魅せ
世界ランキング12位で飛ばし屋のパティ・タバタナキト(タイ)は第2ラウンド-3、トータル-2と伸ばし、44位も上げて31位タイに付けて来た。
タバタナキト確り伸ばし上げて魅せ
タバタナキト大きく上げて強さ魅せ
世界ランキング24位のハナ・グリーン(オーストラリア)は第2ラウンド+1、トータル-2と少し落とし、22位も下がって31位タイとなっている。
世界ランキング4位のキム・セヨン(韓国)、世界ランキング14位のアンナ・ノードクイスト(スウェーデン)は共に第2ラウンドイーブン、トータル-1と伸ばせず、5位下がって42位タイとなっている。
世界ランキング3位のパク・インビ(韓国)は第2ラウンド+1、トータルイーブンと少し落とし、20位も下がって57位タイとなっている。
そして、畑岡奈紗、世界ランキング22位のアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)は共に第2ラウンド+2、トータルイーブンと落とし、35位も下がって57位タイとなっている。
畑岡奈紗は第2ラウンド3バーディー、5ボギーで、これをもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-2から出て、前半では第2ホールでボギーを叩き、1つ空いて第4ホールでもボギーを叩き、続く3ホールをパーで凌いだ後、第8ホールで漸くバーディーを決めたが、続く第9ホールでまたボギーを叩いたので、結局2打落とし、トータルイーブンとして後半へと繋いでいる。
後半に入っていきなり第10ホールでバーディーを決め、1つ空いて第12ホールでもバーディーを決めたが、続く第13ホールでボギーを叩き、続く2ホールをパーで凌いだ後、第16ホールでもボギーを叩き、残りの2ホールをパーで凌いだので、結局伸ばせず、トータルイーブンのまま決勝ラウンドへと繋いでいる。
ともかくちょっと余裕を持っての予選通過とはなったから、気分を切り替え、決勝ラウンドに期待したい。
畑岡奈紗ともかく通過後期待
畑岡奈紗気分切り替え後期待
世界ランキング10位のキム・ヒョージュ(韓国)は第2ラウンド+3、トータルイーブンと落とし、48位も下がって57位タイとなっている。
それから、横峯さくらはトータル+2で79位タイとなり、残念ながらCUTの憂き目に遭っている。
この厳しさが米国女子ツアーであるから、ここは四の五の言わず、また次の機会に期待しよう。
横峯や四の五の言わずまた期待
横峯や厚いフィールド余裕無く
またの機会に期待するかも