水曜日朝から栃木県にある「ロイヤルメドウゴルフ倶楽部」において国内男子ツアーの下部に当たるAbemaTVツアー、「石川遼everyone PROJECT Challenge」が3日間の日程で開催され、その最終日が昨日終わった。
賞金総額は1500万円、優勝賞金は270万円で、2日間の予選ラウンド終了時に59位タイまでに入っていた65名の選手が最終日1日間の決勝ラウンドへと駒を進められた。
ここ暫らく、このツアーでもスターが輝き始めているので、今週もちょっと楽しみであった。
例によってAbemaTVで無料のライブ配信があり、昼間のんびりと楽しむことが出来た。
先ずは目にすること、それが親しみに繋がり、ファンも増えて来るものと思われる。
男子でも下部のツアーが楽しみに
ライブたっぷり其れが好いかも
さて、単独首位を維持して見事優勝したのは世界ランキング1016位で新鋭の桂川有人(22歳、167㎝、70㎏)で、最終日5バーディーの-5、トータル-15と大きく伸ばした。
最終日の前半では2バーディーの-2と伸ばし、後半に入って、それも終盤第16~18ホールと3連続バーディーを決めて差を広げ、強い勝ち方を見せている。
桂川大きく伸ばし勝って魅せ
桂川首位を維持して勝って魅せ
桂川ラストスパート力魅せ
単独で2位を維持したのは世界ランキング1835位の森本雄(30歳、170㎝、67㎏)で、最終日5バーディー、1ボギーの-4、トータル-12と伸ばした。
最終日の前半では4バーディーの-4と伸ばしたが、後半に入ると1バーディー、1ボギーのイーブンと伸ばせなかった。
でもまあ、世界ランキングで最下位の選手がここまで健闘したのは凄い!?
森本雄確り伸ばし二位を維持
森本雄二位を維持して力魅せ
単独3位に入ったのは世界ランキング820位で新鋭の大西魁斗(22歳、177㎝、70㎏)で、最終日8バーディー、1ボギーの-7、トータル-11と爆発的に伸ばし、8位上げて来た。
最終日の前半では4バーディーの-4と確り伸ばし、後半に入っても4バーディー、1ボギーの-3と確り伸ばしている。
大西や爆発魅せて三位入り
大西や三位に入り力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング1835位の尾崎慶輔(30歳、173㎝、85㎏)は最終日-2、トータル-10と伸ばしながらも、2位下がって4位タイとなった。
世界ランキング1835位の太田直己(42歳、174㎝、76㎏)は最終日-1、トータル-9と少し伸ばしながらも、4位下がって単独6位となった。
世界ランキング544位でアマチュアの杉原大河(21歳、175㎝、80㎏)は最終日-2、トータル-8と伸ばしながらも、1位下がって7位タイとなった。
世界ランキング1835位でベテランの藤島豊和(40歳、166㎝、70㎏)は最終日イーブン、トータル-8と伸ばせず、5位下がって7位タイとなった。
世界ランキング570位の安本大祐(34歳、175㎝、55㎏)は最終日-3、トータル-7と伸ばし、11位タイを維持した。
安本や確り伸ばし順位維持
安本や最後も伸ばし強さ魅せ
世界ランキング651位のパチャラ・コンワットマイ(タイ、22歳、180㎝、78㎏)は最終日-5、トータル-5と大きく伸ばし、29位も上げて17位タイに入った。
また上げてコンワットマイ強さ魅せ
最後までコンワットマイ強さ魅せ
世界ランキング609位の池上憲士郎(29歳、180㎝、76㎏)、世界ランキング961位の岩﨑亜久竜(アグリ、23歳、181㎝、80㎏)は共に最終日-4、トータル-5と伸ばし、16位上げて17位タイに入った。
池上や確り伸ばし上げて魅せ
池上や最後も上げて強さ魅せ
岩﨑や確り伸ばし上げて魅せ
岩﨑や最後は上げて力魅せ
世界ランキング746位の勝俣陵(25歳、174㎝、73㎏)は最終日-1、トータル-5と少し伸ばしながらも、6位下がって17位タイとなった。
世界ランキング949位の川満歩(37歳、158㎝、64㎏)は最終日-4、トータル-4と伸ばし、23位も上げて23位タイに入った。
川満や確り伸ばし上げて魅せ
川満や最後大きく上げて魅せ
世界ランキング778位のプロム・ミーサワット(タイ、37歳、187㎝、80㎏)は最終日-3、トータル-4と伸ばし、10位上げて23位タイに入った。
ミーサワット下がっても上げ力魅せ
ミーサワット最後は上げて力魅せ
世界ランキング1026位でベテラン外国人選手のスコット・ストレンジ(オーストラリア、44歳、182㎝、78㎏)は最終日イーブン、トータル-4と伸ばせず、12位下がって23位タイとなった。
世界ランキング894位の成富晃広(アキヒロ、26歳、172㎝、75㎏)は最終日-2、トータル-3と伸ばし、1位上げて32位タイに入った。
成富や下がっても上げ力魅せ
成富や最後は上げて力魅せ
世界ランキング926位でベテラン外国人選手のミゲル・カルバリョ(アルゼンチン、42歳、176㎝、79㎏)、世界ランキング983位の鍋谷太一(25歳、177㎝、72㎏)、世界ランキング1026位の竹安俊也(28歳、175㎝、77㎏)は最終日-1、トータル-1と少し伸ばし、3位上げて46位タイに入った。
カルバリョ最後は上げて意地を見せ
鍋谷や最後は上げて意地を見せ
竹安や最後も上げて力魅せ
そして、世界ランキング1023位の和田章太郎(25歳、173㎝、73㎏)は最終日+1、トータル-1と少し落とし、16位下がって43位タイとなった。
因みに、今週の英語版世界ランキング表は最下位が1835位で、例によってそこには非常に多くの選手が集中しており、第2日目までは下にスクロールしながら寝そうになって新たに台頭して来た最下位の選手を探すのに1時間以上掛かった。
最終日に付いて見れば、新たに台頭して来た選手は気に留まらなかったが、それでも世界ランキング最下位の選手の中に最後まで上位で奮闘した選手が何人かいたのが気に留まった。
そんな選手達も含めて、このツアーで戦う選手達の今後の活躍に期待したい。