木曜日の夜から時差－１６時間（現在サマータイム中。それ以外では－１７時間）の米国・ネバダ州にある「ＴＰＣサマリン（７２５５ヤード、パー７１）」において米国男子ツアー、「シュライナーズチルドレンズ・オープン」が４日間の日程で開催され、その初日が終わっている。
優勝賞金は１２５万ドルとなっているから、１ドルを約１１１円とすると、約１億４千万円となり、向こうでは普通でも、国内男子ツアーに比べると流石に高額になっている。
その分、フィールドは厚く、日本人選手としては世界ランキング１９位でエースの松山英樹が出ている。
松山英樹にとっては相性が好いコースのようで、ＣＳ放送のゴルフネットワークでのライブ中継がまあまあ予定されており、好調が維持されていることを期待して応援したい。
松山や好調の維持期待して
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング２８３位のカン・スン（カン・スンフンとも。韓国）で、初日１イーグル、９バーディー、１ボギーの－１０と爆発的に伸ばしている。
カンスンや爆発魅せて首位に立ち
カンスンやスタートダッシュ首位に立ち
２位タイに付けているのは世界ランキング２９位のキム・ソンジェ（韓国）、世界ランキング６１位のチャーリー・ホフマン（米国）、世界ランキング１７８位のチャド・レイミー（米国）で、初日－８と爆発的に伸ばしている。
初日、イム・ソンジェは１イーグル、６バーディー、チャーリー・ホフマン、チャド・レイミーは共に９バーディー、１ボギーであった。
イムソンジェ爆発魅せて二位に付け
イムソンジェいきなり二位と強さ魅せ
ホフマンや爆発魅せて二位に付け
ホフマンや初日から二位強さ魅せ
チャドレイミー爆発魅せて二位に付け
チャドレイミースタートダッシュ二位に付け
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
松山英樹、世界ランキング８位のルイ・ウェストヘーゼン（南アフリカ）は初日－６と大きく伸ばして１０位タイに付けている。
松山英樹は初日７バーディー、１ボギーで、これをもう少し詳しく見ておくと、インスタート（第１０ホールから）で、前半ではいきなり第１０ホールでバーディーを決め、１つ空いて第１２、１３ホールと連続でバーディーを決め、残りの５ホールをパーで凌いだので、結局３打伸ばし、トータル－３として後半へと繋いでいる。
後半に入って第２ホールでバーディーを決め、続く４ホールをパーで凌いだ後、第７ホールでボギーを叩いたが、空かさず第８ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック！
続く第９ホールでもバーディーを決めたので、結局更に３打伸ばし、トータル－６として第２日目へと繋いでいる。
松山や大きく伸ばし十位付け
松山や好発進し期待させ
それから世界ランキング１８位で先週の覇者、このところ好調を維持しているサム・バーンズ（米国）、世界ランキング３３位のコリー・コナーズ（カナダ）は初日－５と大きく伸ばし、１７位タイに付けている。
世界ランキング１４位のビクトル・ホブラン（ノルウェー）、世界ランキング２８位のジェイソン・コクラック（米国）、世界ランキング４０位のマーク・リーシュマン（オーストラリア）は初日－４まで伸ばして３１位タイに付けている。
世界ランキング９位のブルックス・ケプカ（米国）、世界ランキング２５位のポール・ケイシー（イングランド）、世界ランキング３１位のウィル・ザラトリス（米国）は初日－３と伸ばしながらも、６０位タイと出遅れている。
世界ランキング３８位のライアン・パーマー（米国）は初日－２と伸ばしながらも、８３位タイと出遅れている。
世界ランキング３６位のケビン・キスナー（米国）は初日－１と少し伸ばしながらも、９９位タイと出遅れている。
世界ランキング１１位のハリス・イングリッシュ（米国）、世界ランキング１２位のアブラハム・アンサー（メキシコ）、世界ランキング２１位のパトリック・リード（米国）、世界ランキング２４位のウェブ・シンプソン（米国）は初日イーブンで１１１位タイと大きく出遅れている。
世界ランキング３０位のホアキン・ニエマン(チリ)は初日＋１と少し落として１２６位タイと大きく出遅れている。
そして、世界ランキング２２位のスコッティー・シェフラー（米国）は初日＋３と落として単独１４３位と大きく出遅れている。
ただ、大きく出遅れている辺りに猛者が結構いるので、その内何人かはきっと爆発力を魅せてくれるものと期待したい。
