sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

オメガ・ヨーロピアン・マスターズ最終日、ラスムス・ホイガールトおめでとう! 川村昌弘等の様子・・・R3.8.30②

 先週木曜日の14時40分から時差-7時間(現在サマータイム中、それ以外では-8時間)のスイスにある「クランスシュルシエレGC(6848ヤード、パー72)」において欧州男子ツアー、「オメガ・ヨーロピアン・マスターズ」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。

 

 賞金総額は200万ユーロ(1ユーロを約129円とすると、約2億5800万円)で、優勝賞金は32万5330ユーロ(約4068万円)となっており、予選ラウンド終了時に60位タイに入っていた73名の選手が決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 日本人選手としては世界ランキング157位で旅人ゴルファーの川村昌弘が出ていた。

 

 イングランドで開催されていた欧州男子ツアー、「カズークラシック」では55位タイと振るわなかったが、1週間の休養を入れて、さて今回はどんなゴルフを見せてくれたのであろうか!?

 

 それから、楽しみにしていたゴルフ愛&旅情漂う人気のコラム、「いま僕はココにいます」が「Vol.122 スイス編」に更新されていた。

 

 イングランドのロンドンからスイスのジュネーブまでの753㎞を直行便でひとっ飛び。

 

 その後はシエーレまでを空いた電車で車窓からの牧歌的な景色を楽しみながらのんびり移動したそうな。

 

 月曜日、水曜日とプロアマに出て程々に疲れたようであるが、月曜日のプロアマでは2500スイスフラン(1スイスフランを約120円として約30万円)のボーナスに加えて、敢闘した結果、2500スイスフランの賞金を貰ったと言う。

 

 その2500スイスフランが、1000フラン(約12万円)の高額紙幣なんかあるものだから、たった4枚の紙幣になると紹介されていた。

 

 また、欧州男子ツアーでは先輩の谷原秀人によると、川村昌弘は写真映えするところをせっせと探しに行く変態だそうで、それはまあ実力を十分認めた上で、気の許せる後輩いじりと言う感じに受け取れた。

 

        川村やスイスに渡りアルプスを

        車窓に観つつ移動楽しみ

 

 なお、川村昌弘は第3日目にトータル-5と伸ばして21位タイまで上がり、最終日が楽しみになって来た!?

 

        川村や最終日まで期待させ

 

 さて、単独首位に抜け出て、見事逆転優勝したのは世界ランキング126位のラスムス・ホイガールト(デンマーク)で、最終日1イーグル、5バーディーの-7、トータル-13と爆発的に伸ばし、14位上げて来た。

 

 この選手、まだ20歳と若く、東京五輪のゴルフ競技男子の部のデンマーク代表として出場して38位タイであったが、これでツアー3勝目となるそうな。

 

        ホイガールト爆発力で勝って魅せ

 

        ホイガールト最後爆発勝って魅せ

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング71位のベルンド・ウィースバーガー(オーストリア)で、最終日-1イーグル、6バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの-5、トータル-12と大きく伸ばし、7位上げて来た。

 

        ウィースバーガー最後も上げて強さ魅せ

 

        ウィースバーガー二位まで上げて強さ魅せ

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング176位でベテランメジャーチャンピオンのヘンリック・ステンソン(スウェーデン)で、最終日7バーディーの-7、トータル-11と爆発的に伸ばし、24位も上げて来た。

 

 この選手、もう何年も前のことになるが、当時絶好調であった松山英樹に最終日ぐいぐい迫っていた凄味が強く印象に残っている。

 

 その強さがまだ健在であることにホッとさせられる。

 

        ステンソン最後は上げて強さ魅せ

 

        ステンソン最後爆発強さ魅せ

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング272位のマシュー・ジョーダン(イングランド)、世界ランキング414位のロス・マクゴーワン(イングランド)、世界ランキング177位のショーン・クロッカー(米国)で、トータル-10となった。

 

 マシュー・ジョーダンは最終日3バーディー、2ボギー、ロス・マクゴーワンは最終日4バーディー、3ボギーで、共に-1と少し伸ばしながらも1位下がった。

 

        ジョーダンや少し伸ばして一位下げ

 

        ジョーダンや四位に入り力魅せ

 

        マクゴーワン伸ばしながらも一位下げ

 

        マクゴーワン四位に入り力魅せ

 

 ショーン・クロッカーは最終日4バーディー、4ボギーのイーブンと伸ばせず、3位下がった。

 

        クロッカー最後伸ばせず首位を落ち

 

        クロッカー四位に入り強さ魅せ

            

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング68位のグイド・ミグリオッツィ(イタリア)は最終日-5、トータル-9と大きく伸ばし、20位も上げて7位タイに入った。

 

        ミグリオッツィ最後大きく上げて魅せ

 

        ミグリオッツィ七位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング101位のキャラム・ヒルスコットランド)、および世界ランキング137位のマルクス・アーミティジ(イングランド)は最終日-4、トータル-9と伸ばし、14位上げて7位タイに入った。

 

        キャラムヒル最後確り上げて魅せ

 

        キャラムヒル七位に入り強さ魅せ

 

        アーミティジ最後も上げて強さ魅せ

 

        アーミティジ七位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング214位のレナト・パラトーレ(イタリア)は最終日+1、トータル-9と少し落とし、6位下がって7位タイとなった。

 

 世界ランキング96位のアントワヌ・ロズネル(フランス)は最終日-8、トータル-8と爆発的に伸ばし、43位も上げて13位タイに入った。

 

        ロズネルや爆発力で上げて魅せ

 

        ロズネルや最後爆発強さ魅せ

 

 世界ランキング90位のマーティン・カイマー(ドイツ)は最終日-4、トータル-7と伸ばし、23位も上げて18位タイに入った。 

 

        カイマーや最後大きく上げて魅せ

 

        カイマーや最後は上げて強さ魅せ

 

 世界ランキング63位のミンウー・リー(オーストラリア、世界ランキング10位で女子のメジャーチャンピオンであるミンジー・リーの弟)は最終日-3、トータル-6と伸ばし、20位も上げて21位タイに入った。

 

 米国女子ツアーを主戦場とするミンジー・リーに比べると(層の厚さの違いもあるので、単純に順位だけでは比べられないが)、まだ順位的に差があるが、それでも、そろそろ米国男子ツアーでも戦える順位になって来たように思える。

 

        ミンウーリー最後大きく上げて魅せ

        

         ミンウーリー最後は上げて強さ魅せ

 

 世界ランキング100位のダニエル・ファン・トンダー(南アフリカ)は最終日-2、トータル-6と伸ばし、6位上げて21位タイに入った。

 

        ファントンダー下がっても上げ強さ魅せ

 

        ファントンダー最後は上げて強さ魅せ

 

 そして、川村昌弘は最終日5バーディー、4ボギーの-1、トータル-6と少し伸ばし、21位タイを維持した。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、決勝ラウンドでは全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-5から出て、前半では3ホールをパーで凌いだ後、第4ホールでバーディーを決め、1つ空いて第6~8ホールと3連続でバーディーを決めたので、一気に4打伸ばし、トータル-9として上位争いに加わり、後半へと繋いでいる。

 

 後半に入って4ホールをパーで凌いだ後、第14ホールでボギーを叩いたが、空かさず第15ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 この辺りで速報を見て、暫定にせよ10位以内に入っていたので、期待が一気に膨らみ始めた。

 

 でも、まだ残りの選手も多いしなあ、なんて思いながらも、気分は明らかに軽くなっている。

 

 しか~し、続く第16~18ホールと3連続でボギーを叩いてしまい、結局後半だけで3打落としたことになり、トータル-6としてホールアウトした。

 

 この結果だけを速報で見た時は目を疑い、ちょっとしたショックであったが、ゴルフではこんなこともあるから、残り少なくなっても油断ならない面がある。

 

        川村や最後に落とし順位維持

 

        川村や最後に崩れ順位維持

 

 世界ランキング103位のジョン・カトリン(米国)は最終日+2、トータル-6と落し、15位下がって21位タイとなった。

 

 世界ランキング78位のトーマス・デトリー(ベルギー)は最終日+1、トータル-5と少し落し、12位下がって27位タイとなった。

 

 世界ランキング93位のジャスティン・ハーディング(南アフリカ)は最終日イーブン、トータル-4と伸ばせず、5位下がって32位タイとなった。

 

 世界ランキング94位のアンディ・スリバン(イングランド)は最終日+4、トータル-3と落とし、31位も下がって40位タイとなった。

        

 世界ランキング97位のディーン・バーメスター(南アフリカ)は最終日+5、トータル-3と大きく落とし、34位も下がって40位タイとなった。

 

 世界ランキング47位のビクトル・ペレス(フランス)は最終日イーブン、トータル-1と維持し、1位上げて50位タイに入った。

 

        意地を魅せ最後は上げたペレスかな

 

 そして、世界ランキング110位で東京五輪銀メダリストのローリー・サバティーニ(スロバキア)は最終日-1、トータル+2と少し伸ばし、5位上げて60位タイに入った。

 

        サバティーニ最後は上げて意地を魅せ