7月13日(木)の20時15分頃から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-14時間)の米国・オハイオ州にある「ハイランド・メドーズ・ゴルフクラブ(6561ヤード、パー71)」において米国女子ツアー、「Danaオープン」が4日間の日程で開催され、その最終日が昨日終わった。
公式サイトによると賞金総額は175万ドル、優勝賞金は26.25万ドルとなり、1ドルを約139円とすれば、それぞれ約2億4300万円、3650万円であった。
日本人選手としては世界ランキング58位で黄金世代をリードするひとり、2019年の全英女子オープンで優勝した渋野日向子(24歳、167㎝、62㎏)、世界ランキング457位でこのツアーで通算3勝し、リオ五輪では4位に入っていた野村敏京(ハルキョウ、30歳、165㎝、60㎏)、世界ランキング660位で長期に亘てこのツアーを主戦場として来た上原彩子(39歳、158㎝、55㎏)が出場していたが、残念ながら全員CUTの憂き目に遭っていた。
米国の女子のツアーは日本人
全員CUT次回に期待
全体では前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に60位タイまでに入っていた77名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
なおライブ中継であるがWOWOWプライムで4日間に亘って放送されていた。
さて単独首位を維持したまま、見事念願の初優勝を果たしたのは世界ランキング28位のリン・グラント(スウェーデン、24歳、170㎝ぐらいか?)で、最終日4バーディー、1ボギーの-3、トータル-21と伸ばした。
最終日は全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-18からスタートして、前半では1バーディーの-1、トータル-19と少し伸ばし、後半に入ってからも3バーディー、1ボギーの-2、トータル-21と順調に伸ばした。
彼女の場合、実力的に今まで掛かったと言うよりも、新型コロナウイルスの予防接種を受けなかったことにより米国への入国が叶わなかった所為であるから、漸くそのムズムズ感を拭い去れたと言うわけか!?
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは21位まで上がっている。
リングラント確り伸ばし首位を維持
リングラント首位を維持して強さ魅せ
リングラント初優勝で強さ魅せ
単独で2位を維持したのは世界ランキング6位でこのところ好調を維持している新鋭のアライセン・カーパズ(米国、25歳、175㎝)で、最終日6バーディーの-6、トータル-18と大きく伸ばした。
最終日はトータル-12からスタートして、前半では1バーディーの-1、トータル-13と少し伸ばし、後半では加速して5バーディーの-5、トータル-18と大きく伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは6位を維持している。
カーパズや大きく伸ばし二位を維持
カーパズや二位を維持して強さ魅せ
カーパズや首位に迫って強さ魅せ
単独3位に入ったのは世界ランキング279位のリンディ・ダンカン(米国、32歳、168㎝)で、最終日7バーディー、1ボギーの-6、トータル-15と大きく伸ばして11位上げて来た。
最終日はトータル-9からスタートして、前半では3バーディー、1ボギーの-2、トータル-11と伸ばし、後半に入ってからは加速して、4バーディーの-4、トータル-15と確り伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは190位まで上がっている。
ダンカンや大きく伸ばし上げて魅せ
ダンカンや最後は上げて力魅せ
ダンカンや三位に入り力魅せ
4位タイに入ったのは世界ランキング10位のリン・シユ(中国、27歳、168㎝)、世界ランキング119位のステファニー・キリアコウ(オーストラリア、22歳、158㎝)で、トータル-14まで伸ばした。
リン・シユは最終日4バーディーの-4と伸ばして5位上げて来た。
最終日はトータル-10からスタートして、前半では全てパーで凌いだのでトータル-10を維持し、後半に入ってからは加速して4バーディーの-4、トータル-14と確り伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは10位を維持している。
リンシユや確り伸ばし上げて魅せ
リンシユや決勝で上げ強さ魅せ
リンシユや四位に入り強さ魅せ
ステファニー・キリアコウは最終日3バーディー、1ボギーの-2と伸ばしながらも2位下がった。
最終日はトータル-12からスタートして、前半では1バーディーの-1、トータル-13と少し伸ばし、後半に入ってからも、2バーディー、1ボギーの-1、トータル-14と順調に伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは109位まで上がっている。
キリアコウ伸ばしながらも二位下がり
キリアコウ伸ばし足りずに二位下がり
キリアコウ四位に入り力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング122位のマリア・ファシ(メキシコ、25歳、165㎝)は最終日-1、トータル-13と少し伸ばしながらも4位下がって単独6位となった。
マリアファシ伸ばしながらも四位下げ
マリアファシ伸ばし足りずに四位下げ
マリアファシ六位に入り力魅せ
世界ランキング46位で東京五輪における堅実なプレイで強く印象に残るようになったアディティ・アショク(インド、25歳、173㎝、57㎏)、世界ランキング153位のジャラビー・ブンチャン(タイ、24歳、163㎝)は共に最終日-2、トータル-12と伸ばし、2位上げて7位タイに入った。
アディティアショクじわりと伸ばし上げて魅せ
アディティアショク決勝で上げ強さ魅せ
アディティアショク七位に入り強さ魅せ
ブンチャンやじわりと伸ばし上げて魅せ
ブンチャンや最後は上げて力魅せ
ブンチャンや七位に入り力魅せ
世界ランキング7位で我が国でも人気のあるミンジー・リー(オーストラリア、27歳、165㎝)は最終日-1、トータル-12と少し伸ばし、7位タイを維持した。
ミンジーリー少し伸ばして七位維持
ミンジーリー七位維持して強さ魅せ
ミンジーリー七位に入り強さ魅せ
世界ランキング31位のカルロタ・シガンダ(スペイン、33歳、173㎝)は最終日-6、トータル-10と大きく伸ばし、19位上げて12位タイに入った。
シガンダや大きく伸ばし上げて魅せ
シガンダや最後は上げて強さ魅せ
シガンダや上位に入り強さ魅せ
世界ランキング32位で新鋭のユ・ヘラン(韓国、22歳、175㎝)は最終日-2、トータル-8と伸ばし、5位上げて19位タイに入った。
ユヘランやじわりと伸ばし上げて魅せ
ユヘランや最後まで上げ強さ魅せ
ユヘランや上位に入り強さ魅せ
世界ランキング29位で安定したプレイが特徴のチェ・ヘジン(韓国、23歳、167㎝)は最終日-1、トータル-7と少し伸ばし、1位上げて23位タイに入った。
チェヘジンや少し伸ばして上げて魅せ
チェヘジンや最後まで上げ強さ魅せ
チェヘジンや中位に入り意地を魅せ
世界ランキング1位に長く君臨して、通算で遂に1位となっているコ・ジンヨン(韓国、28歳、165㎝)は最終日-2、トータル-6と伸ばし、5位上げて26位タイに入った。
コジンヨンじわりと伸ばし上げて魅せ
コジンヨン最後は上げて強さ魅せ
コジンヨン中位に入り意地を魅せ
世界ランキング40位のキム・セヨン(韓国、30歳、160㎝)は最終日+3、トータル-5と落とし、14位下がって32位タイとなった。
世界ランキング48位のキム・アリム(韓国、27歳、175㎝)は最終日イーブン、トータル-3と伸ばせず、1位下がって41位タイとなった。
世界ランキング21位で我が国でも人気の高い、ダンボことチョン・インジ(韓国、28歳、175㎝)は最終日+1、トータル-3と少し落とし、10位下がって41位タイとなった。
そして世界ランキング3位でかつては天才少女と呼ばれ、10代の内から世界ランキング1位に長く君臨していたリディア・コ(ニュージーランド、26歳、165㎝)は最終日+7、トータル+1と大きく落とし、41位も下がって65位タイとなった。