sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

ニトリレディスゴルフトーナメント最終日、稲見萌寧おめでとう!・・・R3.8.29③

 木曜日6時45分から北海道の小樽市にある「小樽カントリー倶楽部(6775ヤード、パー72または73)」において国内女子ツアー、「ニトリレディスゴルフトーナメント」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。

 

 パー72か73かに付いては第16ホールをパー4とする場合とパー5とする場合があり、今日はパー4としているので、全体でパー72としていた。

 

 賞金総額は1億円、優勝賞金は1800万円で、予選ラウンド終了時に69位タイまでに入った79名の選手が決勝ラウンドに駒を進められた。

 

 出場選手に付いては先週と同様に海外の試合に出ていた関係で有望選手が少し抜けているが、これも先週と同様に、まだまだ有望選手が残っているので、熱いバトルが展開されていた。

 

 生中継に付いてはテレビだけではなく、今日からはインターネットでも行われていたので、時間がある時はのんびりと楽しむことが出来た。

 

        国内の女子のツアーは最後まで

        熱いバトルを観られたのかも

 

 さて、単独首位に抜け出て見事優勝したのは世界ランキング24位で狭間世代を代表し、東京五輪では見事銀メダルに輝いた稲見萌寧(22歳、166㎝、58㎏)で、最終日5バーディーの-5、トータル-16と大きく伸ばし、3位上げて来た。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-11から出て、前半ではいきなり第1ホールでバーディーを決め、その後3ホールをパーで凌ぎ、続く第5、6ホールと連続でバーディーを決めて、これで一気にトータル-14まで伸ばして単独首位まで駆け上がっている。

 

 そして残りの3ホールをパーで凌いで後半へと繋いでいる。

 

 後半に入っていきなり第10ホールでバーディーを決め、続く4ホールをパーで凌いだ後、第15ホールでもバーディーを決めて、残りの3ホールをパーで凌ぎ、結局更に2打伸ばしてトータル-16とし、ホールアウトしている。

 

 これで3か月ぶりの優勝となり、今年6勝目、今シーズン7勝目、ツアー通算8勝目となった。

 

 何でも右足を痛めていたそうで、自信を無くし掛けていたところもあり、それも微妙な発言に繋がっていたのかも知れない。

 

 そんな中、今日は強い稲見萌寧を見せてくれた。

 

        稲見萌寧大きく伸ばし勝って魅せ

 

        稲見萌寧強い気持ちで勝って魅せ

 

        稲見萌寧強さを魅せて逆転し

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング114位で実力派ベテラン外国人選手の全美貞(ジョン・ミジョン、韓国、38歳、175㎝、68㎏)で、最終日4バーディー、3ボギーの-1、トータル-15と少し伸ばしながらも1位下がった。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル-14から出て、前半では2ホールをパーで凌いだ後、第3ホールでボギーを叩き、続く3ホールをパーで凌いだ後、第7ホールでまたボギーを叩いて、ここでトータル-12まで落とし、稲見萌寧に抜かれている。

 

 そして残りの2ホールをパーで凌ぎ、トータル-12のまま後半へと繋いでいる。

 

 後半に入って2ホールをパーで凌いだ後、第12ホールでバーディーを決め、1つ空いて第14ホールでもバーディーを決めてスタート時点の-14に戻し、稲見萌寧にまた迫るかと思われたが、1つ空いて第16ホールでボギーを叩き、迫り切れなかった。

 

 ただ、その後空かさず第17ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 続く第18ホールでも連続してバーディーを決めたので、トータル-15まで伸ばしてホールアウトしている。

 

        全美貞前半伸びず首位を落ち

 

        全美貞前半伸びず二位となり

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング149位の堀琴音(25歳、163㎝、53㎏)、世界ランキング265位で黄金世代の飛ばし屋、山路晶(22歳、166㎝)で、トータル-12となっている。

 

 堀琴音は最終日3バーディー、1ボギーの-2と伸ばし、2位上げて来た。

 

 昨日は爆発力を見せ、今日も好調で、前半2バーディーの-2と伸ばし、面白くなり掛けたが、後半は1バーディー、1ボギーのイーブンと伸ばし切れなかった。

 

        堀琴音前半伸ばし三位入り

 

        堀琴音三位に上げて強さ魅せ

 

 山路晶は最終日4バーディー、5ボギーの+1と少し落とし、1位下がった。

 

 前半2バーディー、3ボギーの+1と少し落とし、初優勝を意識したのか? 昨日の勢いは見られなかった。

 

 後半も2バーディー、2ボギーのイーブンと伸ばせなかった。

 

        山路晶勢い止まり一位下げ

 

        山路晶少し落として三位なり

 

 単独で5位を維持したのは世界ランキング95位で黄金世代をリードするひとり、結構飛ばし屋の勝みなみ(23歳、157㎝)で、最終日1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-10と維持した。

 

        勝みなみスコア維持して順位維持

 

        勝みなみ五位を維持して強さ魅せ

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング143位の三ヶ島かな(25歳、164㎝、51㎏)は最終日-1、トータル-8と少し伸ばし、5位上げて単独7位に入った。

 

        三ヶ島かな下がっても上げ強さ魅せ

 

        三ヶ島かな七位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング56位で新世紀世代の国内組をリードする山下美夢有(20歳、150㎝、52㎏)は最終日-1、トータル-7と少し伸ばし、6位上げて8位タイに入った。

 

        山下や下がっても上げ強さ魅せ

 

        山下や八位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング81位で実力派外国人選手のイ・ミニョン(韓国、168㎝、73㎏)は最終日+1、トータル-7と少し落としながらも、1位上げて8位タイに入った。

 

        イミニョンや落としながらも上げて魅せ

 

        イミニョンや八位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング325位の金田久美子(32歳、166㎝、51㎏)は最終日+2、トータル-7と落とし、8位タイを維持した。

 

        金田久美子スコア落として順位維持

 

        金田久美子八位維持して強さ魅せ

 

 世界ランキング55位で黄金世代をリードするひとり、2週連続で優勝して賞金女王レースのトップを直走る鉄人の小祝さくら(23歳、158㎝、58㎏)は最終日-1、トータル-6と少し伸ばし、9位上げて11位タイに入った。

 

        小祝や最後も上げて強さ魅せ

 

        小祝や決勝で上げ強さ魅せ

 

 世界ランキング106位で黄金世代をリードするひとり、大里桃子(23歳、171㎝、60㎏)は最終日イーブン、トータル-6と維持し、3位上げて11位タイに入った。

 

        大里やスコア維持して順位上げ

 

        大里や最後も上げて強さ魅せ

 

 世界ランキング70位でプラチナ世代をリードするひとり、笑顔が魅力の西村優菜(21歳、150㎝、50㎏)、世界ランキング80位で新世紀世代の国内組をリードするひとり、優勝が待たれる西郷真央(19歳、158㎝、57㎏)は最終日+1、トータル-5と少し落とし、3位下がって17位タイとなった。

 

 世界ランキング116位で、疑問が生じれば後輩にも謙虚に問う実力派ベテランの菊地絵理香(33歳、157㎝、52㎏)は最終日+3、トータル-1と落とし、4位下がって27位タイとなった。

 

 世界ランキング141位で飛ばし屋の実力派ベテラン、穴井詩(33歳、165㎝、58㎏)は最終日-1、トータル-1と少し伸ばし、21位も上げて27位タイに入った。

 

        穴井詩下がっても上げ強さ魅せ

 

        穴井詩最後大きく上げて魅せ

 

 世界ランキング82位で黄金世代の無冠の実力者、初優勝が待たれる高橋彩華(23歳、162㎝、55㎏)は最終日+3、トータル+1と落とし、8位下がって41位タイとなった。

 

 世界ランキング77位で実力派ベテランの上田桃子(35歳、161㎝、54㎏)は最終日+4、トータル+2と落とし、12位下がって45位タイとなった。

 

 世界ランキング131位で反省著しく、復調して笑顔が増えている実力派ベテランの笠りつ子(33歳、160㎝、58㎏)は最終日+4、トータル+3と落とし、10位下がって49位タイとなった。

 

 世界ランキング105位でアスリート系実力派中堅の岡山絵里(25歳、161㎝、64㎏)は最終日+6、トータル+4と大きく落とし、22位も下がって55位タイとなった。

 

 そして、世界ランキング83位で出産を経て復帰した実力派ベテランの若林舞衣子(33歳、165㎝、60㎏)は最終日+5、トータル+5と大きく落とし、13位下がって61位タイとなった。

 

 こんな風に全体を見て来ても、最終日は大分難しい状況になったようで、落としている選手も多く、一番伸ばせたのが稲見萌寧の-5である。

 

 そしてその稲見萌寧の逆転優勝であるから、またあの強い、完璧を目指している稲見萌寧が戻って来たと言う感じであろうか!?

 

        稲見萌寧足の痛みも克服し

        また完璧を求めるのかも