レンジャーズがエンゼルスと対戦して1対2で惜敗している。
エンゼルスの先発投手は二刀流の大谷翔平(27歳、193㎝、102㎏)で、6回で86球投げ、4安打6三振1失点1自責点の好投で勝ちが付いて6勝1敗となり、防御率は3.04から2.93へと少し好くなっている。
ついでにWHIPの変化に付いても見ておくと、1.13から1.09へと少し好くなっている。
ダッグアウトで打球を受けて右手の親指を痛め、予定されていた登板日をずらしたと記事にあり、心配していた。
打撃の方にはやっぱり影響しているように思われたが、それでも打席に立ち続けたことで、大事ではない、と言うことが信じられ、そう言う意味ではホッとしていた。
そして今日の結果であるから、流石ではないか!?
やっぱり大した選手である。
速球の最速は160㎞/h弱で、スライダーを多めに投げ、無四球のことからも十分にコントロールしていることが窺え、そこにも成長が感じられる。
参考までに今年までの4シーズンの成績を見ておくと、海を渡った2018年シーズンはメジャーリーグにデビューしたシーズンでもあり、投手としては割と直ぐに肘を痛めてしまい、それまでに51回3分の2投げて4勝2敗で、奪三振数が63、防御率が3.31、WHIPが1.16と、内容的にはまあまあの成績を残している。
2019年シーズンはリハビリの為に登板せず、2020年シーズンは登板したものの、直ぐに肘を痛めたので、それまでに1回3分の2投げて0勝1敗で、奪三振数が3、防御率が37.80、WHIPが6.60と惨憺たる結果に終わった。
そして2021年シーズンここまでは86回投げて6勝1敗で、奪三振数が106、防御率が2.93、WHIPが1.09とかなり好い成績を残している。
と言うか、エンゼルスではエースであり、打者としても中心選手として奮闘している。
今日は監督からも疲れを心配され、早めの降板となったようであるが、暑い中でもあるし、そりゃ疲れるさ。
それでも、明日からも大いに期待したい大谷翔平である。
大谷や好投魅せて勝ち重ね
大谷やエースを担い勝って魅せ
またレッズがツインズと対戦し、6対5で辛勝している。
レッズの先発投手は快速球投手のルイス・カスティーヨ(ドミニカ、28歳、188㎝、91㎏)で、6回で101球投げ、6安打(1本塁打)7三振1四球1失点1自責点の力投で勝ちが付いて6勝10敗となり、防御率は4.22から4.09へと少し好くなっている。
ついでにWHIPの変化に付いても見ておくと、此方も1.40から1.39へと少し好くなっている。
ウィキペディアによると速球の平均が157㎞/hとあるから、先発投手としての球速ではトップクラスであるが、成績的には少し粗さが感じられる。
参考の為に今年までの4シーズンの成績を見ておくと、メジャーリーグに上がって2年目の2018年シーズンは大きく飛躍し、169回3分の2投げて10勝12敗で、奪三振数が165、防御率が4.30、WHIPが1.22と、初めて2桁勝利を挙げている。
2019年シーズンは更に進化し、190回3分の2投げて15勝8敗で、奪三振数が226、防御率が3.40、WHIPが1.14とエース級の成績を挙げている。
2020年シーズンは70回投げて4勝6敗で、奪三振数が89、防御率が3.21、WHIPが1.23であった。
そして2021年シーズンはここまで127回3分の2投げて6勝10敗で、奪三振数が128、防御率が4.09、WHIPが1.39と上記のように粗さが出ているように感じられる。
カスティーヨ力投魅せて勝ち重ね
カスティーヨ実力発揮勝って魅せ
それからドジャースがアストロズと対戦して7対5で競り勝っている。
ドジャースの先発投手はナショナルズから移籍したばかりのサイ・ヤング賞投手、ベテランながらまだまだ剛腕のマックス・シャーザー(37歳、191㎝、98㎏)で、7回で109球投げ、5安打(1本塁打)10三振1四球2失点2自責点の力投で勝ちが付いて9勝4敗となり、防御率は2.76から2.75へと僅かに好くなっている。
ついでにWHIPの変化に付いても見ておくと、0.89のまま変わらない。
ウィキペディアには速球の最速が160㎞/hで、平均が150㎞/hぐらいに書いてあるが、今でもギアを上げると98mph(98マイル毎時、約158㎞/h)に達するから、そんなに変わらない力を保っているようで、成績も同様である。
参考までに今年までの4シーズンの成績に付いて見ておくと、2018年シーズンはまだ最高レベルであり、220回3分の2投げて18勝7敗で、奪三振数が300、防御率が2.53、WHIPが0.91と素晴らしく、サイ・ヤング賞を競うほどであった。
2019年シーズンは事故。怪我等が影響して登板回数が減り、172回3分の1投げて11勝7敗で、奪三振数が243、防御率が2.92、WHIPが1.02と、内容的にも少し落ちている。
2020年シーズンは短いので調子が上がらなかったように思え、67回3分の1投げて5勝4敗で、奪三振数が92、防御率が3.74、WHIPが1.38とらしくない数字が並んでいる。
そして2021年シーズンはここまで2チームにおける通算で118回投げて9勝4敗で、奪三振数が157、防御率が2.75、WHIPが0.89とトップクラスの成績を残している。
シャーザーやいきなり勝って力魅せ
シャーザーや力投魅せて勝ち重ね
シャーザーや実力発揮勝って魅せ
そのレジェンド、マックス・シャーザーが大谷翔平に、投手として大成するにはどうするべきかと言うアドバイスをしていたが、今の大谷翔平はその方向へと転身しているのかも知れない。
長身、細身、運動能力の高さ等、比べてみると2人は似ているもんね。