木曜日の15時30分頃から時差-8時間(サマータイム中、それ以外では-9時間)のアイルランドにある「マウント・ジュリエット・エステート&GC(7264ヤード、パー72)」において欧州男子ツアー、「ドバイデューティーフリー・アイルランドオープン」が4日間の日程で開催され、その第2日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
賞金総額は300万ユーロとあったから、約3億9500万円ぐらいになり、その分、まあまあ厚いフィールドになっており、楽しみも増している。
日本人選手としては世界ランキング83位の新鋭、金谷拓実、世界ランキング190位で旅人ゴルファーの川村昌弘が出ている。
金谷拓実は先週初日84位と出遅れていたが、最終的に17位に入っていたから、今週もちょっと期待しながら注目しているが、初日73位タイと出遅れている。
もっとも彼に付いてはこんな感じの出だしが多く、その面でも大物振りを発揮している!?
金谷拓実出遅れながら期待させ
金谷拓実大物振りで期待させ
川村昌弘も先週初日3位タイと大いに期待させ、最終的に29位タイに入っていたから、ちょっと期待して観ているが、初日19位タイとまあまあ好い感じの出足である。
それから川村昌弘に付いてはゴルフ愛&旅情漂うブログ、「いま僕はココにいます」が「Vol.116 アイルランド編」に更新されていた。
デンマークからレンタカーによる5週間に亘っての6500㎞にも及ぶ大移動で4試合をこなし、今回はドイツのミュンヘンからアイルランドのダブリンまでの1379㎞を飛行機による2時間の移動。
流石に速い、と改めて感じさせられる。
同年代の頑張りに刺激され、期するものもあるようだ。
川村や出足好調後期待
さて、単独首位を維持しているのは世界ランキング91位のルーカス・ハーバート(オーストラリア)で、2日目8バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの-5、トータル-13と大きく伸ばしている。
ハーバート大きく伸ばし首位を維持
ハーバート首位を維持して強さ魅せ
2位タイに付けているのは世界ランキング80位のアンディ・スリバン(イングランド)、世界ランキング379位のグラント・フォレスト(スコットランド)で、トータル-11まで伸ばしている。
アンディ・スリバンは2日目1イーグル、6バーディー、2ボギーの-6と大きく伸ばし、2位上げて来た。
スリバンや大きく伸ばし二位に上げ
スリバンや二位まで上げて強さ魅せ
グラント・フォレストは2日目1イーグル、5バーディー、2ボギーの-5と大きく伸ばし、1位上げて来た。
フォレストや大きく伸ばし二位に上げ
フォレストや二位まで上げて力魅せ
以下、気になる選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング47位のクリスティアン・ベゾイデンハウト(南アフリカ)は2日目-4、トータル-9と伸ばしながらも1位下がって5位タイとなっている。
世界ランキング350位のヨハネス・バーマン(米国)は2日目-2、トータル-9と伸ばし、3位下がって5位タイとなっている。
世界ランキング81位のアントワヌ・ロズネル(フランス)は2日目-4、トータル-8と伸ばし、10位上げて9位タイに付けて来た。
ロズネルや確り伸ばし上げて魅せ
ロズネルや九位に上げて強さ魅せ
世界ランキング78位のマーティン・カイマー(ドイツ)は2日目-2、トータル-7と伸ばしながらも13位下がって17位タイとなっている。
世界ランキング10位のロリー・マキロイ(北アイルランド)は2日目-5、トータル-5と大きく伸ばし、55位も上げて34位タイに付けて来た。
期待していた爆発力を違えず発揮してくれるのは流石ではないか!?
マキロイや大爆発を魅せて上げ
マキロイや爆発力で上げて魅せ
そして、金谷拓実は2日目5バーディー、1ボギーの-4、トータル-5と伸ばし、39位も上げて34位タイに付けて来た。
これも織り込み済みの様な上げ方であるが、2日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-1から出て、前半ではいきなり第1、2ホールと連続してバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第5~7ホールと3ホール連続でバーディーを決め、残りの2ホールをパーで凌ぎ、トータル-6まで伸ばして後半へと繋いでいる。
後半に入って5ホールをパーで凌いだ後、第15ホールでボギーを叩いてしまったが、残りの3ホールをパーで凌ぎ、トータル-5に落として第3日目と繋いでいる。
金谷拓実期待通りに上げて魅せ
金谷拓実期待通りの通過魅せ
それから、世界ランキング43位のシェーン・ローリー(アイルランド)、世界ランキング110位のトーマス・ピーターズ(ベルギー)は2日目-3、トータル-5と伸ばし、23位も上げて34位タイに付けて来た。
ローリーや確り伸ばし上げて魅せ
ローリーや大きく上げて強さ魅せ
ピーターズ確り伸ばし上げて魅せ
ピーターズ大きく上げて強さ魅せ
世界ランキング33位のトミー・フリートウッド(イングランド)は2日目イーブン、トータル-5と伸ばせず、30位も下がって34位タイとなっている。
世界ランキング108位のアーロン・ライ(イングランド)は2日目-1、トータル-4と少し伸ばしながらも7位下がって44位タイとなっている。
世界ランキング117位のラスムス・ホイガールト(デンマーク)は2日目-1、トータル-3と伸ばしながらも1位下がって58位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
そして世界ランキング115位のカート・キタヤマ(米国)は2日目イーブン、トータル-3と伸ばせず、21位も下がって58位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
それから、世界ランキング77位のダニエル・ファン・トンダー(南アフリカ)、世界ランキング93位のディーン・バーメスター(南アフリカ)、世界ランキング96位のトーマス・デトリー(ベルギー)、世界ランキング102位のジョージ・クッツェ(南アフリカ)、世界ランキング120位のカレ・サモーヤ(フィンランド)はトータル-2で70位タイ、川村昌弘はトータル-1で85位タイ、世界ランキング119位のサーミ・ベリメキ(フィンランド)はトータルイーブンで121位タイ、世界ランキング92位のブランドン・ストーン(南アフリカ)はトータル+5で139位タイとなり、残念ながらCUTの憂き目に遭っている。
川村昌弘に付いては2日目3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの+3、トータル-1と落とし、何と66位も下がって85位タイとなり、予選通過ラインより2打足りなくなってしまった。
終わってしまったものは仕方が無いから、次週のスコットランドでの活躍を期待しよう。
川村や次の機会に期待して
川村やまた次の旅期待して
なお、世界ランキング86位のサム・ホーズフィルド(イングランド))は残念ながら途中棄権している。