木曜日の20時10分から時差-13時間(サマータイム中、それ以外では-14時間)の米国・ジョージア州にある「アトランタ・アスレチックC(6831ヤード、パー72)」において米国女子ツアーのメジャー大会、「KPMG女子PGA(全米女子プロ)選手権」が4日間の日程で開催され、その第2日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
賞金総額は450万ドル(約4億9900万円)、優勝賞金は67万5000ドル(約7500万円)と高額になっている。
日本人選手としては世界ランキング9位の笹生優花(フィリピン人選手でもある)、世界ランキング11位の畑岡奈紗、世界ランキング31位の渋野日向子、世界ランキング242位の上原彩子が出ている。
笹生優花に付いては先ず可能性のあるメジャー連覇から期待したいところであるが、色々あって調整不足の感もあり、初日は+1で39位タイと少し出遅れている。
畑岡奈紗に付いては上位、それも出来ればまた笹生優花との競り合いになって欲しいところであるが、初日+3で75位タイと出遅れている。
渋野日向子はまだ東京五輪の代表に関して可能性を残しているので、先ずそれが楽しみであり、可能性を実現する為には上記の競り合いに参加する必要があるが、初日+4で93位タイと出遅れている。
上原彩子に付いては意外な粘りが楽しみであるが、初日+4で93位タイと出遅れているので、ここでその粘りが発揮出来るか!?
笹生優花先ずは調整後期待
畑岡や先ずは通過を期待して
渋野日向子先ずは通過を期待して
出来れば次に上げることかも
上原や先ずは通過を期待して
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング3位のネリー・コルダ(米国)で、2日目10バーディー、1ボギーの-9、トータル-11と爆発的に伸ばし、9位上げて来た。
ネリーコルダ爆発魅せて首位に立ち
ネリーコルダ爆発魅せて首位奪い
単独2位に付けているのは世界ランキング45位のリゼット・サラス(米国)で、2日目5バーディーの-5、トータル-10と大きく伸ばしながらも1位下がっている。
伸ばしても首位から下がるサラスかな
伸ばしても二位に下がったサラスかな
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング2位のパク・インビ(韓国)は2日目-4、トータル-5と伸ばし、16位上げて7位タイに付けて来た。
パクインビ確り伸ばし上げて魅せ
パクインビ確り上げて強さ魅せ
世界ランキング41位のチャーリー・ハル(イングランド)は2日目-1、トータル-5と少し伸ばしながらも5位下がって7位タイとなっている。
世界ランキング6位のダニエル・カン(米国)は2日目-5、トータル-4と大きく伸ばし、29位も上げて10位タイに付けて来た。
ダニエルカン大きく伸ばし上げてみせ
ダニエルカン大きく上げて強さ魅せ
世界ランキング8位のキム・ヒョージュ(韓国)は2日目-3、トータル-4と伸ばし、13位上げて10位タイに付けて来た。
キムヒョージュ確り伸ばし上げて魅せ
キムヒョージュ確り上げて強さ魅せ
世界ランキング12位のパティー・タバタナキト(タイ)は2日目-1、トータル-3と少し伸ばしながらも、9位下がって19位タイとなっている。
世界ランキング13位のジェシカ・コルダ(米国、ネリー・コルダの姉)は2日目イーブン、トータル-3と伸ばせず、16位下がって19位タイとなっている。
世界ランキング16位のユ・ソヨン(韓国)は2日目-2、トータル-2と伸ばし、2位上げて27位タイに付けて来た。
そして笹生優花、世界ランキング7位のレキシー・トンプソン(米国)、世界ランキング18位のアリー・ユーイング(米国)は2日目-2、トータル-1と伸ばし、7位上げて32位タイに付けて来た。
笹生優花は2日目4バーディー、1イーグルであった。
ドライビングディスタンスは277.5ヤードと上がっており、気合が入っている。
もしかしたら一緒に回っているレキシー・トンプソンのドライビングディスタンスが292.5ヤードと上がっていることも影響しているのであろうか!?
笹生優花じわりと上げて力魅せ
笹生優花練習しつつ上げて魅せ
トンプソン確り飛ばし上げて魅せ
トンプソンじわりと上げて強さ魅せ
ユーイングじわりと上げて強さ魅せ
ユーイングじわりと伸ばし上げて魅せ
世界ランキング5位でカナダの妖精と呼ばれるブルック・ヘンダーソン(カナダ)は2日目-2、トータルイーブンと伸ばし、20位も上げて43位タイに付けて来た。
ヘンダーソンじわりと伸ばし上げて魅せ
ヘンダーソン大きく上げて強さ魅せ
世界ランキング10位のリディア・コ(ニュージーランド)は2日目イーブン、トータルイーブンと伸ばせず、14位下がって43位タイとなっている。
世界ランキング4位のキム・セヨン(韓国)は2日目-3、トータル+1と伸ばし、44位も上げて49位タイに付けて来た。
キムセヨン確り伸ばし上げて魅せ
キムセヨン大きく上げて強さ魅せ
世界ランキング14位のミンジー・リー(オーストラリア)は2日目イーブン、トータル+1と伸ばせず、10位下がって49位タイとなっている。
そして、渋野日向子は2日目1イーグル、2バーディー、2ボギーの-2、トータル+2と伸ばし、36位も上げて57位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
16ホール終えた時点ではまだトータル+5で、CUTラインまで2打か3打たりない状況であった。
そこをバーディー、更にイーグルと決めて、何とか予選を通過してしまうのであるから、流石ではないか!?
渋野日向子何とか通過後期待
渋野日向子ピンチを凌ぎ後期待
世界ランキング1位のコ・ジンヨン(韓国)は2日目-1、トータル+2と少し伸ばし、18位上げて58位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
コジンヨン少し伸ばして通過魅せ
コジンヨン何とか通過後期待
それから、畑岡奈紗はトータル+3で71位タイ、世界ランキング15位のハナ・グリーン(オーストラリア)はトータル+4で85位タイ位タイ、世界ランキング17位で無理せずに強いベテランのフォン・シャンシャン(中国)はトータル+6で106位タイ、上原彩子はトータル+8で120位タイとなり、残念ながらCUTの憂き目に遭っている。
特に畑岡奈紗に関しては、渋野日向子の最終ホールがもしバーディーであったら、2人共70位タイとなり、何とか予選通過となったそうな。
そんなことは関係なく余るぐらいに伸ばしてしまう渋野日向子の勢いが今回は勝ったと言うことであろうか!?