sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

国内女子ツアー新人戦、加賀電子カップ最終日、セキ・ユウティンおめでとう!・・・R2.12.11②

 昨日8時半頃から千葉県にある「グレートアイランド倶楽部(6488ヤード、パー72)」において国内女子ツアーの新人戦、「加賀電子カップ」が2日間の日程で開催され、その最終日が終わった。

 

 出場予定選手が選ばれし14名と例年に比べて少ないのは、出場権利のある選手の中に世界ランキング15位の古江彩佳、世界ランキング50位の笹生優花、世界ランキング84位の西村優菜等がいる為で、彼女等も入れると今年の有資格者凄いメンバーである。

 

 CS放送スカイAでたっぷりと、ゆったりと生放送されていたが、今日は出勤日の為、残念ながらそれは視られなかった。

 

 ただ、帰ってから再放送で何とか終盤を視ることが出来たので、まあ好しとしよう。

 

 さて、終盤で単独首位に抜け出て見事優勝したのはセキ・ユウティン(中国、22歳、171㎝、63㎏)で、最終日7バーディーの-7、トータル-8大きく伸ばし2位上げて来た。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-1から出て、前半では第2、3ホールと連続でバーディーを決め、その後はパーで凌いでトータル-3まで伸ばしている。

 

 後半に入って第11ホールでバーディーを決め、この時点でまだトータル-4であるが続く3ホールをパーで凌いだ後、第15~18ホールと怒涛の4連続バーディーを決めてトータル-8まで一気に伸ばした。

 

 この過程で首位に追い着き、追い越している。

 

 この選手は若くから中国ツアーを含め、結構活躍して来たので、ずっと見て来た気がし、新人と言う感じはしないが、年齢から考えると、黄金世代より1学年上で、松田鈴英、脇元華等と同じ世代になる。

 

 今年は大分パワーアップしたように見え、国内女子ツアーのレギュラーツアーおよびステップアップツアーでも存在感を示すようになって来た。

 

        セキユウティン終盤抜いて優勝し

 

        セキユウティン終盤抜いて勝って魅せ

 

        セキユウティン一気に抜いて優勝し

 

        セキユウティン一気に抜いて勝って魅せ

 

 単独2位となったのは世界ランキング309位で新世紀世代の山下美夢有(19歳、150㎝、52㎏)で、最終日3バーディーの-3、トータル-6と順調に伸ばしながらも、1位下がった。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル-3から出て、前半ではいきなり第1ホールでバーディーを決め、続く4ホールをパーで凌いだ後、第6ホールでまたバーディーを決め、続く3ホールをパーで凌いでトータル-5まで伸ばしている。

 

 後半に入って3ホールをパーで凌いだ後、第13ホールでバーディーを決め、残りの5ホールをパーで凌いでトータル-6まで伸ばしたが、上記のように終盤残念ながら、一気に伸ばして来たセキ・ユウティンに抜かれている。

 

        山下や自分のゴルフ二位となり

 

        山下や伸ばし足りずに二位となり

 

 体格から言っても、全米女子オープンに出る予定の古江彩佳、西村優菜に繋がるタイプであろうか!?

 

 実際、古江彩佳をリスペクトしているようである。

 

 単独3位となったのは世界ランキング270位で新世紀世代に当たり、ジャンボ軍団の1人の西郷真央(19歳、158㎝、57㎏)で、最終日3バーディー、2ボギーの-1、トータル-3と伸ばしながらも1位下がった。

 

 前半はちらちら名前が気に留まった気がしていたのに、あまり気に掛からなくなったなあと思っていたら、調子を崩していたようで、師匠のジャンボ尾崎に貴重なアドバイスを貰って立ち直ったようだ。

 

 同門で黄金世代の原英莉花、新世紀世代の笹生優花は全米女子オープンの方に出る予定であるし、それにしてもジャンボ尾崎の教え子たちが凄い!?

 

        西郷やジャンボの教え立ち直り

 

        西郷やジャンボの教え三位なり

 

 単独で4位を維持したのは世界ランキング182位でプラチナ世代の安田祐香(19歳、163㎝、53㎏)で、最終日4バーディー、1ボギーの-3、トータル-2と伸ばした。

 

 少し存在感を示し、また掴むものもあったのか? 背中の違和感を抱えながらもアンダーで回り終えた後の好い顔の写真が出ていた。

 

        安田祐香納得プレイ四位となり

 

 単独5位に入ったのは世界ランキング328位の宮田成華(23歳、165㎝、57㎏)で、最終日5バーディー、2ボギーの-3、トータル-1と伸ばし、1位上げて来た。

 

 あくまでも私の感覚であるが、宮田成華はじわじわ存在感を増して来た印象がある。

  

        宮田成華確り伸ばし五位となり

 

 なお、YAHOOのスポーツナビのゴルフに関するデータの更新は遅れがちなので、世界ランキングに付いては他のデータを参照させて貰った。 

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング325位でプラチナ世代の吉田優利(20歳、157㎝、59㎏)は最終日-2、トータルイーブンと伸ばし、単独で6位を維持した。

 

 この選手は昨年辺り、もう少し存在感が濃かった気がするが、何せ同世代の古江彩佳、西村優菜が突っ走り、安田祐香でさえ霞んでしまったのであるから、まあこれからである。

 

        吉田優利確り伸ばし六位維持

 

 世界ランキング441位で谷間世代の常文恵(170㎝、52㎏)は最終日+1、トータル+3と少し落とし、1位下がって7位タイとなった。

 

 この選手は確か中国系で、スッとした長身で、バイリンガルだそうである。

 

 世界ランキング282位で黄金世代の田中瑞希(22歳、151㎝、50㎏)は最終日+2、トータル+3と落とし、3位下がって7位タイとなった。

 

 世界ランキング555位で谷間世代の石井理緒(20歳、165㎝、56㎏)は最終日イーブン、トータル+4と維持し、1位上げて単独9位に入った。

 

        石井理緒スコア維持して上げて魅せ

 

 世界ランキング567位で谷間世代の石川怜奈(21歳、168㎝、100㎏)は最終日+3、トータル+5と落とし、4位下がって単独10位となった。

 

 レナゴンこと石川怜奈は渋野日向子の後輩で、粗さの残る飛ばし屋なのかと思っていたら、このところ割と巧さも感じさせるようになって来た。

 

 世界ラン奇遇602位で谷間世代の河野杏奈(21歳、162㎝、68㎏)は最終日イーブン、トータル+6と維持し、1位上げて11位タイに入った。

 

        河野杏奈少し維持して上げて魅せ

 

 世界ランキング280位で黄金世代の飛ばし屋、山路晶(22歳、166㎝、58㎏)は最終日+1、トータル+6と少し落としながらも11位タイを維持した。

 

 今日も3バーディーは好いとしても、2ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフであったから、この辺りの安定がこれからの課題なんだろうなあ。フフッ。

 

 世界ランキング670位でプラチナ世代の澁澤莉絵留(19歳、160㎝、60㎏)は最終日イーブン、トータル+7と維持し、単独13位を維持した。

 

 そして黄金世代の中西絵里奈(22歳、162㎝、60㎏)は最終日+6、トータル+14と大きく落とし、単独14位のままであった。