sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今日メジャーリーグで気になった投手達・・・R2.9.3②

 マーリンズブルージェイズと対戦し、1対2で惜敗している。

 

 ブルージェイズの先発投手はチェンジアップの評価が高い技巧派左腕の柳賢振(33歳、191㎝、116㎏)で、6回で99球投げて、5安打8三振2四球1失点1自責点の力投で勝ちが付いて3勝1敗となり、防御率は2.92から2.72へと好くなっている。

 

 元々は速球派であるが、速球の最速が154㎞/h、平均が146㎞/hと、プロ野球や韓国リーグではエース級でも、メジャーリーグでは変化球の鋭さ、巧さ等でやって行けるかどうかが決まるのであろう。

 

 それが確り対応出来ている1人である。

 

 参考までに昨シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンは悪化して故障がちな時期で、126回3分の2投げて5勝9敗で、奪三振数が116、防御率が3.77、WHIPが1・37と。内容的にも振るわなかった。

 

 2018年シーズンは後半に復調し、82回3分の1投げて7勝3敗で、奪三振数が89、防御率が1.97、WHIPが1.01と内容的に素晴らしい成績を残している。

 

 2019年シーズンも好調を維持してエースの役割を担い、182回3分の2投げて14勝5敗で、奪三振数が163、防御率が2.32、WHIPが1.01と素晴らしく、絶対エースのクレイトン・カーショーの不調の穴を埋めている。

 

        柳賢振好調を維持し勝って魅せ

 

        柳賢振期待に応え勝って魅せ

 

 またパイレーツがカブスと対戦し、2対8で負けている。

 

 カブスの先発投手はエースの役割をダルビッシュ有に譲った感のある技巧派、カイル・ヘンドリックス(30歳、191㎝、86㎏)で、6回で102球投げ、6安打(1本塁打)6三振2四球1失点1自責点の粘投で勝ちが付いて4勝4敗となり、防御率は4.09から3.78へと好くなっている。

 

 速球の最速が150㎞/h、平均が143㎞/hと、スピードだけ取ればプロ野球各チームに普通にいそうなエース級であるが、ここまでエース的役割を担って来たチーム事情がある。

 

 参考までに昨シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンは大活躍した前年の疲れが出たのか? 139回3分の2投げて7勝5敗で、奪三振数が123、防御率が3.03、WHIPが1.19であった。

 

 2018年シーズンは年間を通じて踏ん張り、199回投げて14勝11敗で、奪三振数が161、防御率が3.44、WHIPが1.15とエース級であった。

 

 2019年シーズンも同様で、177回投げて11勝10敗で、奪三振数が150、防御率が3.46、WHIPが1.13であった。

 

 黒田博樹のようで、飛び抜けてはいないが、確り自分の役割を担って来た投手である。

 

        粘り魅せ勝ちを重ねるカイルかな

 

        巧さ魅せ勝ちを重ねるカイルかな

 

 またフィリーズナショナルズと対戦し、3対0で完封勝ちしている。

 

 フィリーズの先発投手はメッツから期待されて移籍した速球派のザック・ウィーラー(30歳、193㎝、89㎏)で、6回3分の2で109球投げ、3安打6三振2四球1死球無失点の快投で勝ちが付いて4勝0敗となり、防御率は2.58から2.20へと好くなっている。

 

 ウィキペディアによると、速球の最速が159㎞/h、平均が152㎞/hと十分に凄いが、制球に多少の不安があるようで、ノア・シンダーガード、ジェイコブ・デグロム等のいるチームであるから、どうしても速球派のひとりと言う、あまり目立たない立場になってしまう!?

 

 そう言う意味で、新天地となるのかも知れない。

 

 参考までに昨シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンは2015年初夏に受けたトミー・ジョン手術から復活の時になり、86回3分の1投げて3勝7敗で、奪三振数が81、防御率が5.21、WHIPが1.59とまだもの足りない感じであった。

 

 2018年シーズンは確り復調し、182回3分の1投げて12勝7敗で、奪三振数が179、防御率が3.31、WHIPが1.12とエース級ではあった。

 

 2019年シーズンも同様に好く、195回3分の1投げて11勝8敗で、奪三振数が195、防御率が3.96、WHIPが1.26であった。

 

        ウィーラーや居場所を得られ勝って魅せ

 

        ウィーラーや快投魅せて勝ち重ね

 

 それからドジャースがDバックスと対戦し、3対2で辛勝している。

 

 ドジャースの先発投手は100mph(100マイル毎時、約161㎞/h)投手の期待の若手、ウォーカー・ビューラー(26歳、189㎝、84㎏)で、5回で71球投げ、2安打6三振1四球無失点の快投ながら勝敗は付かず1勝0敗のままで、防御率は4.32から3.60へと好くなっている。

 

 マエケンこと前田健太、柳賢振等、今シーズン活躍している投手を出してもまだまだ強いドジャースを支えているひとりであるが、今のところ出た投手達の方が好成績を残しているようである。

 

 速球の最速が上記のように100mph、平均が154㎞/hと、群を抜いており、今後の活躍に注目したい。

 

 参考までに昨シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、メジャーリーグに昇格して来た2017年シーズンは9回3分の1投げて1勝0敗で、奪三振数が12、防御率が7.21、WHIPが2.03と振るわなかった。

 

 2018年シーズンは故障がちではあったが、137回3分の1投げて8勝5敗で、奪三振数が151、防御率が2.62、WHIPが0.96と、優れた面も見せている。

 

 2019年シーズンは安定性が増し、182回3分の1投げて14勝4敗で、奪三振数が215、防御率が3.26、WHIPが1.04と、普通にエース級の成績を残している。

 

 ポストシーズンだけを取ると絶対エースのクレイトン・カーショーよりも好い面を見せており、メンタルが強いようである。

 

        ビューラーや快投魅せて繋ぐ秋

 

        ビューラーやメンタル強く繋ぐ秋