sanso114の日記

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スキージャンプW杯女子個人第7戦、エヴァ・ピンケルニヒ3連勝おめでとう!・・・R2年1・10③

 スキージャンプ女子ワールドカップ、2019/20120シーズン蔵王大会の個人第2戦(W杯個人第7戦)が昨日、蔵王ジャンプ台(HS102m)で行われた。

 

 昨日は卓球の全日本選手権もあり、其方は途中から地上波の教育テレビに行って、スキージャンプ女子ワールドカップの方は予定通り、NHKBS1で生放送された。

 

 相変わらずオーストリア勢が強く、途中から気が遠くなって、気が付いたらオーストリアのベテラン、エヴァ・ピンケルニヒが3連勝を決めていた。

 

 凄い!

 

        調子維持ピンケルニヒや力魅せ

 

        慣れたものピンケルニヒや力魅せ

 

 そして経歴はベテラン並みだが、若くてアイドル系のキアラ・ヘルツルが僅差の2位に入った。

 

 流石!

 

        ヘルツルや今日も余裕のジャンプ魅せ

 

 本場ノルウェーからの女王、マーレン・ルンビは大分慣れて来たようで、3位に入り、総合首位を辛うじて保っている。

 

       やっとこさ力を魅せたルンビかな

 

 そんな猛者等を相手にして高梨沙羅は4位に食い込み、表彰台は逃したが、個人第6戦で2位、団体で2位と合わせて、よく検討した。

 

        高梨や経験生かし飛んで魅せ

 

 その他の日本人選手では丸山希が12位、伊藤有希が17位、勢藤優花が18位、岩渕香里が26位に入っている。

 

 小林諭果は残念ながら2本目に進めなかった。

 

        全体で力を魅せたジャパンかな

 

 個人第7戦における主な選手の成績は以下のようであった。

 

    名前        1本目m   得点   2本目m 得点   合計点

 1位 エヴァ・ピンケルニヒ(墺)     99.0    114.6    95.0    111.9    226.5

 2位 キアラ・ヘルツル(墺)                    97.5    113.5    97.5    111.2    224.7 

 3位 マーレン・ルンビ(ノルウェー)     92.0    105.8    92.5    107.3    213.1

 4位 高梨沙羅                          92.5    104.5    90.5    102.4    206.9

 5位 カタリナ・アルトハウス(独)              93.0    102.4    89.0       99.7    202.1

 7位 マリタ・クラマー(墺)       87.5      93.0    93.5    105.0    198.0 

   9位 ダニエラ・イラシュコシュトルツ(墺)   88.0      89.5    91.5      97.9    187.4

 12位 丸山希                             90.0      95.7    85.0      87.2    182.9

 14位 エマ・クリネツ(スロベニア)      86.0      90.6    85.5      86.6    177.2

 17位 伊藤有希         88.0      88.6    85.0      83.4    172.0

 18位 勢藤優花         88.0      89.0    84.0      82.6    171.6

 26位 岩渕香里         80.0      73.6    80.5      71.3    144.9 

 40位 小林諭果                        66.5      43.2                              43.2

 

 女子の方は予選で40位までが通過できる。

 

 個人ランキングに関係する得点は1位100点、2位80点、3位60点、4位50点、5位45点、・・・、30位1点と配分されて行き、7試合を終えて以下のようになっている。

 

         名 前               得点
   1位 マーレン・ルンビ(ノルウェー)      510

   2位 エヴァ・ピンケルニヒ(オーストリア)           509

   3位 キアラ・ヘルツル(オーヅトリア)     470

   4位 高梨沙羅                 364

   5位 マリタ・クラマー(オーストリア)       289

   6位 カタリナ・アルトハウス(ドイツ)       275

   7位 エマ・クリネツ(スロベニア)         269

   8位 ダニエラ・イラシュコ(オーストリア)     224

   9位 伊藤有希                 203

  15位 丸山希                  109

  18位 勢藤優花                  96

  31位 岩渕香里                  30

  42位 小林諭果                   3 

 

 今回はオーストリアのベテラン、ダニエラ・イラシュコ₌シュトルツ(36歳)について簡単に触れておく。

 

 身長は163㎝と、観た感じより小柄である。

 

 エヴァ・ピンケルニヒ、キアラ・ヘルツル等、オーストリアには小柄な選手が多い所為であろうか?

 

 それはまあもかく、女子の国際大会が開かれた1999年から常にトップクラスの成績を収めている。

 

 コンチネンタルカップ、ワールドカップ、世界選手権の何れでも優勝しており、ソチ冬季オリンピックでは銀メダルに輝いている。

 

 ワールドカップでの優勝は16回で、女王、マーレン・ルンビに次いで3位である。

 

 サッカーの選手もしており、膝の手術を何度か受けながらも、一流選手であり続けているから、凄い!

 

        ダニエラや一線続け飛んで魅せ

 

        ダニエラや怪我にめげずに飛んで魅せ

 

        ダニエラや大きく見えるジャンプ魅せ

 

 次戦は1月24日(金)~26日(日)の日程で、時差-7時間のルーマニア、ルシュノヴ(HS97m)で個人戦が2試合行われる予定である。

 

 2日とも21時ぐらいの予定であるから、あまり寝不足をあまり気にせずに楽しめそうだ。  

 

 なお、ワールドカップはこの大会の後も続き、3月下旬のロシアのチャイコフスキーまで3か月半に亘って転戦する。