ブリュワーズがカブスと対戦し、3対2でサヨナラ勝ちしている。
カブスの先発投手はダルビッシュ有(33歳、196㎝、98kg)で、5回で72球投げ、3安打7三振1四球無失点の快投ながら勝敗は付かず5勝6敗のままであったが、防御率は4.25から4.12へと少し好くなった。
この頃は打ち込まれることばかりではなく、ダルビッシュ有らしい快投、力投も観られるようになり、成績が落ち着いて来たような気がする。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは途中で移籍しているから、2チーム分通算で186回3分の2投げて10勝12敗で、奪三振数が209、防御率が3.86、WHIPが1.16とエース級のところを見せ、好い契約を勝ち取った。
2018年シーズンは右肘の故障が出て、40回投げて1勝3敗で、奪三振数が49、防御率が4.95、WHIPが1.43と不本意な成績に終わった。
そして今シーズンここまでは157回3分の1投げて5勝6敗で、奪三振数が190、防御率が4.12、WHIPが1.13と、大分改善されて来た。
ダルビッシュ快投魅せて繋ぐ秋
ダルビッシュ力投魅せて繋ぐ秋
またWソックスがエンゼルスと対戦し、7対8で競り負けている。
エンゼルスの先発投手は同僚のタイラー・スカッグスの逝去もあり、ボチボチ目覚めて来たアンドルー・ヒーニー(28歳、188㎝、89kg)で、6回で99球投げ、6安打8三振2死球4失点4自責点のチープながら勝ちが付いて4勝4敗となったが、防御率は4.11から4.30へと少し悪化した。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンはあまり登板機会が無く、21回3分の2投げて1勝2敗で、奪三振数が27、防御率が7.06、WHIPが1.66と不本意な成績に終わった。
2018年シーズンは180回投げて9勝10敗で、奪三振数が180、防御率が4.15、WHIPが1.20と、ローテ中堅級に好くなった。
そして今シーズンここまでは81回3分の2投げて4勝4敗で、奪三振数が100、防御率が4.30、WHIPが4.19と、力を発揮し始めている。
ヒーニーや何とか抑え勝って魅せ
ヒーニーや何とか抑え勝ち重ね
なお、打者大谷翔平(25歳、193㎝、91kg)は今季初の4番指名打者で出場し、17号3ランを含む5打数3安打1三振1盗塁5打点1得点の大活躍で、打率を2割8分8厘から2割9分3厘に上げた。
大谷やアンチ黙らす猛打魅せ
大谷やアンチ黙らす豪打魅せ
またブレーブスがナショナルズと対戦し、5対4で辛勝している。
ブレーブスの先発投手はローテ中軸の働きを見せるフリオ・タラン(コロンビア、28歳、188㎝、93kg)で、6回で94球投げ、3安打(1本塁打)8三振1四球1失点1自責点の力投で勝ちが付いて10勝8敗となり、防御率は3.38から3.31へと少し好くなった。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは188回3分の1投げて11勝13敗で、奪三振数が151、防御率が4.49、WHIPが1.37とローテ中堅クラスであった。
2018年シーズンは内容的に少し好くなり、175回3分の2投げて9勝9敗で、奪三振数が162、防御率が3.94、WHIPが1.17であった。
そして今シーズンここまでは163回3分の1投げて10勝8敗で、奪三振数が154、防御率が3.31、WHIPが1.29と安定している。
力投で抑えて魅せるタランかな
力投で勝ちを重ねるタランかな
それからパドレスがロッキーズと対戦し、3対0と完封勝ちしている。
パドレスの先発投手はローテ中軸の働きをしているジョーイ・ルケーシー(26歳、193㎝、106kg)で、6回で90球投げ、2安打8三振5四球無失点の力投で勝ちが付いて10勝7敗となり、防御率は4.00から3.84へと少し好くなった。
参考までに昨シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
メジャールーキーであった昨シーズンは130回投げて8勝9敗で、奪三振数が145、防御率が4.08、WHIPが1.29と、ローテ中堅級の力を見せていた。
そして今シーズンここまでは150回投げて10勝7敗で、奪三振数が143、防御率が3.84、WHIPが1.19と、準エース級の力を見せている。
チーム事情もあり、メジャールーキーのクリス・パダクと2人でローテをリードしている感じである。
ルケーシー早くもローテリードして
ルケーシー力を魅せて勝ち重ね
ルケーシー力投魅せて勝ち重ね