レンジャーズがエンゼルスとダブルヘッダーで対戦し、第1試合は1対5で負けている。
エンゼルスと先発投手は昨シーズン調子を上げたアンドルー・ヒーニー(28歳、188cm、89kg)で、8回で108球投げ、4安打(1本塁打)14三振1失点1自責点の力投で勝ちが付いて3勝3敗となり、防御率は4.76から4.31へと好くなった。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは21回3分の2投げて1勝2敗で、奪三振数が27、防御率が7.06、WHIPが1.66と、不本意な成績に終わっている。
2018年シーズンは勢いがあり、180回投げて9勝10敗で、奪三振数が180、防御率が4.15、WHIPが1.20と、準エース級の働きであった。
そして今シーズンは疲れが出たか、64回3分の1投げて3勝3敗で、奪三振数が78、防御率が4.31、WHIPが1.16となっている。
ただ、前回のこのカード中における同僚のタイラー・スカッグスの逝去への思いが気持ちを奮い立たせたか? 今回の力投に繋がったのかも知れない。
ヒーニーや気持ちを込めて勝って魅せ
また主砲のマイク・トラウト(28歳、188cm、107kg)も気持ちに応えたか? 自己新の42号2ランを放っている。
トラウトや気持ちを込めて打って魅せ
なお、打者、大谷翔平(25歳、193cm、91kg)はこの試合に出ていない。
大谷翔平は第2試合の方に出て、5打数3安打1打点と打ちまくり、打率を3割2厘から3割7厘へと上げている。
大谷や気持ちを込めて打って魅せ
またパイレーツがナショナルズと対戦し、4対1で勝っている。
ナショナルズの先発投手はエースの代理を担い、疲れの出ていたスティーブン・ストラスバーグ(31歳、196cm、107kg)で、7回で94球投げ、4安打6三振1四球無失点の快投ながら勝敗付かず15勝5敗のままであったが、防御率は3.82から3.65へと少し好くなった。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは175回3分の1投げて15勝4敗で、奪三振数が204、防御率が2.52、WHIPが1.02と、スーパーエースクラスであった。
2018年シーズンは疲れが出たか? 少し落ち、130回投げて10勝7敗で、奪三振数が156、防御率が3.74、WHIPが1.20と、準エースクラスであった。
そして今シーズンここまでは故障が出たエースの代理、ライバルの出現等、色々な刺激を受けながら165回投げて15勝5敗で、奪三振数が191、防御率が3.65、WHIPが1.08と、エースクラスで、よくやっている。
気合入れストラスバーグ好投し
好投しストラスバーグ繋ぐ秋
それからドジャースがブルージェイズと対戦し、16対3と圧勝している。
ドジャースの先発投手は復調したサイ・ヤング賞投手で絶対エースのクレイトン・カーショー(31歳、193cm、103kg)で、6回で89球投げ、6安打(3本塁打)6三振3四球3失点3自責点と打たれながらも勝ちが付いて13勝2敗となったが、防御率は2.63から2.71へと少し悪化した。
援護を受けながら何とか勝ったが、彼らしからぬ投球であった!?
この頃こんな感じが少しずつ増えている気はする。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは175回投げて18勝4敗で、奪三振数が202、防御率が2.31、WHIPが0.95と、まだ十分にクレイトン・カーショーらしかった。
2018年シーズンは少し落ち、161回3分の1投げて9勝5敗で、奪三振数が155、防御率が2.73、WHIPが1.04となった。
速球の球速の衰えを言われ始めている。
確かに、以前は94mph(約151km/h)位を普通に投げていたのに、2~3mph(約3~5㎞/h)落ちていたような気がする。
そして今シーズンここまでは143回投げて13勝2敗で、奪三振数が147、防御率が2.71、WHIPが1.02と、昨シーズンとあまり変わらない。
時々以前のような快投を見せつつも、今日のような多少モヤモヤする投球も見せる。
これが今の現実なんだろうなあ。フフッ。
カーショーや何とか抑え勝って魅せ
カーショーや何とか抑え秋の風