8月30日(金)の0時16分頃から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-14時間)の米国・ジョージア州にある「イーストレイク・ゴルフクラブ(7490ヤード、パー71)」において米国男子ツアーのプレーオフシリーズの最終戦、「ツアー選手権」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
この試合は選ばれし30名を対象とする予選落ちの無い高額賞金大会となっていた。
この大会はフェデックスカップ・ポイントランキングに基づいたハンデが与えられた状態から始められ、例えば1位のスコッティー・シェフラーはトータル-10からのスタートとなった。
或る記事によると賞金総額は1億ドル、優勝賞金は2500万ドル、最下位でも55万ドルが与えられることになっており、1ドルを約147円とすれば、これはそれぞれ147億円、約36億8000万円、約8090万円と巨額なものとなる。
なお日本人選手としては世界ランキング7位で自他ともに日本のエースと認め、マスターズチャンピオンでパリ五輪において銅メダルに輝いた松山英樹(32歳、180㎝、90㎏)が出場していた。
試合前の時点においてフェデックスカップ・ポイントランキングは3位を維持していたから、トータル-7からのスタートで、これは年間チャンピオンをあり得るかと大いに期待を膨らませていたが、第3日目が終わった時点で首位と14打差の単独9位とかなり離されていた。
それでもまだ5位以内へは十分可能なように思われ、期待が膨らむ分、最後まで楽しめた。
なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビではCS放送のゴルフネットワークによって4日間に亘って放送され、土日にはBSJapanextによっても放送されていた。
そしてインターネットではU-NEXTによって4日間に亘り配信されていた。
松山や首位から遠く離されて
上位入賞期待するかも
さて単独首位を維持したまま、見事完全優勝したのは世界ランキング1位でパリ五輪における金メダリストのスコッティー・シェフラー(米国、28歳、191㎝、91㎏)で、最終日1イーグル、5バーディー、3ボギーの-4、トータル-30と伸ばした。
最終日も全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-26からスタートして、前半では3バーディー、3ボギーのイーブン、トータル-26と維持し、後半に入ってからは加速して1イーグル、2バーディーの-4、トータル-30と確り伸ばした。
初日に-10からスタートし、そこからガンガン伸ばして独走状態を維持し続けてしまったのは流石ではないか!?
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは1位を維持している。
シェフラーや確り伸ばし首位を維持
シェフラ後半加速首位を維持
シェフラーや首位維持続け強さ魅せ
シェフラーや完全勝利強さ魅せ
単独2位を維持したのは世界ランキング6位で日系のコリン・モリカワ(米国、27歳、175㎝、73㎏)で、最終日6バーディー、1ボギーの-5、トータル-26と大きく伸ばした。
最終日はトータル-21からスタートし、前半では3バーディー、1ボギーの-2、トータル-23と伸ばして、後半に入ってからも3バーディーの-3、トータル-26と順調に伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは4位まで上がっている。
モリカワや大きく伸ばし二位を維持
モリカワや後半加速二位を維持
モリカワや二位に入って強さ魅せ
単独3位を維持したのは世界ランキング15位でインド系のサヒス・ティーガラ(米国、26歳、191㎝、91㎏)で、最終日8バーディー、1ボギーの-7、トータル-24と爆発的に伸ばした。
最終日はトータル-17からスタートして、前半ではいきなり4バーディーの-4、トータル-21と確り伸ばし、後半に入ってからも、4バーディー、1ボギーの-3、トータル-24と順調に伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは12位まで上がっている。
ティーガラや爆発力で三位維持
ティーガラや三位維持して強さ魅せ
ティーガラや三位に入り強さ魅せ
4位タイに入ったのは世界ランキング14位のラッセル・ヘンリー(米国、35歳、183㎝、82㎏)、世界ランキング21位でその紳士振りから我が国でも人気のあるアダム・スコット(オーストラリア、44歳、183㎝、82㎏)、世界ランキング2位のザンダー・シャウフェレ(米国、30歳、178㎝、79㎏)で、トータル-19まで伸ばした。
ラッセル・ヘンリーは最終日1イーグル、8バーディー、1ボギーの-9と爆発的に伸ばして9位上げて来た。
最終日はトータル-10からスタートして、前半ではいきなり4バーディーの-4、トータル-14と確り伸ばし、後半に入ってからも、1イーグル、4バーディー、1ボギーの-5、トータル-19と大きく伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは15位まで下がっている。
ヘンリーや爆発力で上げて魅せ
ヘンリーや最後も上げて強さ魅せ
ヘンリーや四位に入り強さ魅せ
アダム・スコットは最終日7バーディー、3ボギーの-4と伸ばして1位上げて来た。
最終日はトータル-15からスタートし、前半では4バーディー、2ボギーの-2、トータル-17と伸ばして、後半に入ってからも3バーディー、1ボギーの-2、トータル-19と順調に伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは18位まで上がっている。
スコットや確り伸ばし上げて魅せ
スコットや下がっても上げ力魅せ
スコットや四位に入り力魅せ
ザンダー・シャウフェレは最終日6バーディー、3ボギーの-3と伸ばして4位を維持した。
最終日はトータル-16からスタートし、前半では3バーディー、2ボギーの-1、トータル-17と少し伸ばして、後半に入ってからも3バーディー、1ボギーの-2、トータル-19と順調に伸ばした。
シャウフェレや確り伸ばし四位維持
シャウフェレや四位維持して強さ魅せ
シャウフェレや四位に入り強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング20位のイム・ソンジェ(韓国、26歳、183㎝、91㎏)は最終日-7、トータル-18と爆発的に伸ばし、3位上げて単独7位に入った。
イムソンジェ爆発力で上げて魅せ
イムソンジェ七位まで上げ強さ魅せ
イムソンジェ七位に入り強さ魅せ
世界ランキング5位のウィンダム・クラーク(米国、30歳、183㎝、78㎏)は最終日-2、トータル-17と伸ばしながらも、3位下がって単独8位となった。
世界ランキング3位のロリー・マキロイ(北アイルランド、35歳、178㎝、73㎏)は最終日-5、トータル-16と大きく伸ばし、1位上げて9位タイに入った。
マキロイや大きく伸ばし上げて魅せ
マキロイや九位に上げて強さ魅せ
マキロイや最後は上げて強さ魅せ
そして松山英樹は最終日7バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの-4、トータル-14と伸ばして9位タイを維持した。
最終日はトータル-12からスタートして、前半では3バーディーの-3、トータル-15と確り伸ばし、後半に入ってからも4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの-1、トータル-16と少し伸ばした。
腰痛を抱えながらも4日間を何とか乗り切り、10位以内に止まったのは流石ではないか!?
何より来季に向けて前向きな言葉が出ており、ホッとさせられる。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは7位を維持している。
松山や確り伸ばし九位維持
松山や九位維持して強さ魅せ
松山や九位に入り強さ魅せ
松山やまた来季へと期待させ
世界ランキング8位のビクトル・ホブラン(ノルウェー、26歳、178㎝、75㎏)は最終日-5、トータル-15と大きく伸ばし、1位上げて12位タイに入った。
ホブランや大きく伸ばし上げて魅せ
ホブランや最後も上げて強さ魅せ
ホブランや上位に入り強さ魅せ
世界ランキング18位のサム・バーンズ(米国、28歳、185㎝、84㎏)は最終日-1、トータル-15と少し伸ばしながらも、5位下がって12位タイとなった。
世界ランキング4位のルードヴィッヒ・アベルグ(スウェーデン、24歳、191㎝、86㎏)は最終日-1、トータル-12と少し伸ばしながらも、6位下がって16位タイとなった。
世界ランキング16位のロバート・マッキンタイア(スコットランド、28歳、178㎝)は最終日-7、トータル-11と爆発的に伸ばし、9位上げて17位に入った。
ロバートや爆発力で上げて魅せ
ロバートや最後は上げて強さ魅せ
ロバートや中位に入り意地を魅せ
世界ランキング9位のパトリック・カントレー(米国、32歳、183㎝、86㎏)は最終日-4、トータル-11と伸ばして17位タイを維持した。
カントレー確り伸ばし順位維持
カントレー中位に入り意地を魅せ
世界ランキング12位でパリ五輪における銀メダリストのトミー・フリートウッド(イングランド、33歳、180㎝、76㎏)は最終日-4、トータル-10と伸ばしながらも、1位下がって20位タイとなった。
世界ランキング11位のキーガン・ブラッドリー(米国、38歳、191㎝、86㎏)は最終日-3、トータル-8と伸ばし、1位上げて21位タイに入った。
ブラッドリー確り伸ばし上げて魅せ
ブラッドリー最後は上げて意地を魅せ
そして世界ランキング19位のトニー・フィナウ(米国、34歳、193㎝、91㎏)は最終日イーブン、トータル-6と伸ばせず、4位下がって23位タイとなった。