8月15日(木)の午後から時差-8時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-9時間)の英国・スコットランドにある「ダンドナルド・リンクス(6408ヤード、パー72)」において米国女子ツアーと欧州女子ツアーが共催する大会、「スコテッシュ女子オープン」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
公式サイトによると賞金総額は200万ドルとなり、1ドルを約148円とすれば、これは約2億9600万円であった。
優勝賞金は30万ドルとなり、これは約4440万円であった。
日本人選手としては世界ランキング8位でプラチナ世代を代表し、安定したプレイが売りで遂に念願のメジャーチャンピオンとなった古江彩佳(24歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング28位で黄金世代を代表し、長期に亘り日本のエースとして認められて来た畑岡奈紗(25歳、158㎝)、世界ランキング44位で新世紀世代をリードするひとり、一時的に調子を落としていたが、このところすっかり復調している西郷真央(22歳、158㎝、57㎏)、世界ランキング57位で黄金世代をリードするひとり、2019年の全英女子オープンにおいて優勝した渋野日向子(25歳、167㎝、62㎏)、世界ランキング82位でプラチナ世代をリードするひとり、強いメンタルと安定したプレイが売りの西村優菜(24歳、150㎝、50㎏)、世界ランキング90位で黄金世代をリードするひとり、飛ばし屋の勝みなみ(26歳、157㎝)、世界ランキング100位で黄金世代をリードするひとり、モデル系飛ばし屋の原英莉花(25歳、173㎝、58㎏)が出場して、古江彩佳、畑岡奈紗、西郷真央、勝みなみが予選を通過していた。
全体では前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に53位タイまでに入っていた69名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
なおライブ中継に付いてはWOWOWにおいて4日間に亘り放送されていた。
彼方此方で健闘続く日本女子
今週もまた楽しめたかも
さて、単独首位を維持したまま優勝したのは世界ランキング26位のローレン・コフリン(米国、31歳、170㎝)で、最終日5バーディー、2ボギーの-3、トータル-15と伸ばした。
最終日はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-12からスタートして、前半では2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-12と維持し、後半に入ってからは加速して3バーディーの-3、トータル-15と伸ばした。
なおこれがこのツアーにおける通算2勝目となっている。
1勝目には長く掛かったが、その後は好調を維持し、直ぐに勝てたのは流石ではないか!?
コフリンや確り伸ばし首位を維持
コフリンや後半加速首位を維持
コフリンや首位を維持して力魅せ
コフリンや勝ちを重ねて力魅せ
単独2位に入ったのは世界ランキング42位でパリ五輪において銀メダルに輝いたエスター・ヘンセライト(ドイツ、25歳、178㎝)で、最終日3バーディー、1ボギーの-2、トータル-11と伸ばして1位上げて来た。
最終日はアウトスタートで、トータル-9からスタートして、前半では全てパーで凌いだのでトータル-9のままで、後半に入ってからは加速して3バーディー、1ボギーの-2、トータル-11と伸ばした。
この選手はパリ五輪で何かを掴んだのか!?
ヘンセライトじわりと伸ばし上げて魅せ
ヘンセライト最後まで上げ力魅せ
ヘンセライト二位に入って力魅せ
3位タイに入ったのは古江彩佳、世界ランキング22位のメガン・カン(米国、26歳、155㎝)で、トータル-9まで伸ばした。
古江彩佳は最終日4バーディーの-4、トータル-9と伸ばして5位上げて来た。
最終日の様子に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル-5からスタートして、前半ではいきなり第1ホールでバーディーを決め、残りの8ホールをパーで凌いだので、結局1打伸ばし、トータル-6として後半へと繋いだ。
後半に入ってからも好調を維持し、いきなり第10ホールでバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第13、14ホールと連続でバーディーを決め、残りの4ホールをパーで凌いだので、結局後半では更に3打伸ばし、トータル-9としてホールアウトした。
残念ながらパリ五輪には出場出来なかったが、メジャー大会、「エヴィアン選手権」における優勝で更に安定度が増したか!?
古江彩佳確り伸ばし上げて魅せ
古江彩佳最後は上げて強さ魅せ
古江彩佳三位まで上げ強さ魅せ
メガン・カンは最終日1バーディー、3ボギーの+2と落として1位下がった。
最終日はアウトスタートでトータル-11からスタートし前半では1バーディー、2ボギーの+1、トータル-10と少し落として、後半に入ってからも1ボギーの+1、トータル-9と少し落とした。
メガンカンじわじわ落とし一位下げ
メガンカン三位に入り力魅せ
単独5位に入ったのは世界ランキング11位のチャーリー・ハル(イングランド、28歳、168㎝)で、最終日3バーディー、4ボギーの+1と少し落として2位下がった。
最終日はアウトスタートでトータル-9からスタートして、前半では1バーディー、2ボギーの+1、トータル-8と少し落としたが、後半に入ってからは2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-8と維持した。
チャーリーハル少し落として二位下がり
其れでも五位に流石なのかも
チャーリーハル五位に入って強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング4位のコ・ジンヨン(韓国、29歳、165㎝)は最終日-1、トータル-7と少し伸ばし、1位上げて6位タイに入った。
コジンヨン少し伸ばして上げて魅せ
コジンヨン最後まで上げ強さ魅せ
コジンヨン六位に入り強さ魅せ
世界ランキング12位でパリ五輪では金メダルに輝いたリディア・コ(ニュージーランド、27歳、165㎝)は最終日+2、トータル-5と落とし、3位下がって単独9位となった。
世界ランキング14位のミンジ・リー(オーストラリア、28歳、165㎝)は最終日+6、トータル-2と大きく落とし、7位下がって12位タイとなった。
そして畑岡奈紗最終日3バーディー、3ボギーのイーブン、トータル-1と維持し、4位上げて15位タイに入った。
最終日はアウトスタートでトータル-1からスタートして、前半では2バーディー、2ボギーの+1、トータルイーブンと少し落としたが、後半に入ってからは加速して2バーディー、1ボギーの-1、トータル-1と少し伸ばした。
畑岡奈紗スコア維持して上げて魅せ
畑岡奈紗決勝で上げ力魅せ
畑岡奈紗上位に入り力魅せ
世界ランキング27位のアライセン・カーパズ(米国、26歳、175㎝)は最終日+1、トータル-1と少し落とし、1位下がって15タイとなった。
世界ランキング7位のセリーヌ・ビュティエ(フランス、30歳、165㎝)は最終日-1、トータル+2と少し伸ばし、11位上げて25位タイに入った。
少し伸ばして上げて魅すビュティエかな
最後まで上げ強さ魅すビュティエかな
意地を魅せ上位に迫るビュティエかな
世界ランキング9位のローズ・チャン(米国、21歳、168㎝、55㎏)は最終日+1、トータル+2と少し落としながらも、3位上げて25位タイに入った。
ローズチャン落としながらも上げて魅せ
ローズチャン最後まで上げ強さ魅せ
ローズチャン上位に迫り意地を魅せ
世界ランキング2位のリリア・ヴ(米国、26歳、165㎝)は最終日-3、トータル+2と伸ばし、26位も上げて25位タイに入った。
リリアヴや確り伸ばし上げて魅せ
リリアヴや下がっても上げ強さ魅せ
リリアヴや上位に迫り意地を魅せ
世界ランキング13位のキム・ヒョージュ(韓国、29歳、166㎝)、63㎏)は最終日-1、トータル+4と少し伸ばし、18位上げて33位タイに入った。
キムヒョージュ少し伸ばして上げて魅せ
キムヒョージュ決勝で上げ強さ魅せ
キムヒョージュ中位に入り意地を魅せ
そして勝みなみは最終日3バーディー、6ボギーの+3、トータル+7と落とし、5位下がって48位タイとなった。
また西郷真央は最終日2バーディー、6ボギーの+4、トータル+8と落とし、14位下がって57位タイとなった。
そして世界ランキング21位で妖精と呼ばれて来たブルック・ヘンダーソン(カナダ、26歳、163㎝)は最終日+3、トータル+9と落とし、5位下がって61位タイとなった。