我が国では何時の間にか梅の季節が過ぎ、桜の季節が来ようとしている。
と言うか、今は明日がホワイトデーなので、その騒ぎの方が大きいかも知れない。
空模様の方は相変わらず落ち着かないが、気温は次第に上がって行く様子で、私の住む奈良県では最低気温が5℃を超える日もあり、最高気温が20℃に近付く日もある。
要するにじわじわ春めいて来ている。
天気図を観ると、最高東低は変わらないが、大陸側に高気圧だけではなく、低気圧も発達し、太平洋側、北海道の東には爆弾低気圧まで発達しており、道理で落ち着かないわけだ。
その所為もあるのか、世間ではコロナがまだ収束せず、そこにインフルエンザ、風邪等も流行り、更に帯状疱疹、はしか等まで加わったから、益々ウイルスの饗宴が盛んになっている。
おお、怖っ!?
と言っても、どうして好いか分からないから、出来るだけ人混みに出ないようにし、日々の買い物をする為にスーパー、ドラッグストア等まで出掛ける時は、相変わらずマスクを忘れないように心掛けている。
また以前よりも手洗い、歯磨き、うがい等を真面目にやるようになった。
そんな中、ゴルフだけではなく、野球もそろそろ本格化して来て、またメジャーリーグの大谷翔平が活躍し始め、楽しませてくれている。
投手で出られないのは残念であるが、打者に専念している分、ただでさえ打ち捲くっているのに、もっと打ちそうな気配を感じさせ、レギュラーシーズンの開幕が待ち遠しくて仕方がない。
ウインタースポーツの方はそろそろシーズンの終わりが近付いているようであるが、スキージャンプワールドカップでは男子シングルスにおいて小林陵侑が安定した活躍を見せている。
また頭脳スポーツと一般的に認められるようになりつつある将棋では藤井聡太竜王名人(八冠、21歳)の活躍が凄まじく、日々インターネットによる中継、ニュース等がその様子を伝えてくれる。
そんな中、今週も彼方此方で世界ランキングの変動に大きく関係しそうな男女ゴルフツアーの開催が予定されている。
男子ツアーに付いては既に触れたので、今回は女子ツアーに付いて簡単に触れておきたい。
先ずは国内のツアーから見ておくと、3月15日(木)の8時頃から鹿児島県にある「鹿児島高牧カントリークラブ(6456ヤード、パー72)」において、国内女子ツアー、「Vポイント×ENEOSゴルフトーナメント」が3日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は1億円、優勝賞金は1800万円となっており、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に50位タイまでに入っている選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進められるようになっている。
なおライブ中継に付いてであるが、テレビでBS朝日で3日間に亘って午後に予定され、最終日は優勝が決まりそうな時間帯の地上波のテレビ朝日系列で予定されており、CS放送のスカイAでは3日間に亘って8時~13時に予定されている。
またインターネットの動画配信サイト、U-NEXT、DAZNでは3日間に亘ってたっぷりと予定されている。
国内の女子のツアーで今週は
テレビとネットライブあるかも
それから国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアーは残念ながらまだシーズンオフとなっている。
次に海外のツアーに付いて見て行くと、3月15日(金)の朝から時差-2時間のタイにある「ブルーキャニオン・カントリークラブ(6511ヤード、パー72)」において韓国女子ツアー、「ブルーキャニオン・レディース選手権」が3日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は65万ドルで、1ドルを約148円とすれば、これは約9620万円となり、国内女子ツアーと同レベルとなる。
全体でも年々拡充されており、今年は全30試合で約320億ウォンとなり、1ウォンを約0.112円とすれば、これは約35億8000万円となる。
なお賞金総額10億ウォン以上の試合が19試合もあるそうだ。
どうやら日本人選手の出場はないようである。
韓国の女子のツアーも拡充し
更に競り合い盛り上がるかも
また、3月15日(金)の夜から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-14時間)の米国・フロリダ州にある「アラクア・CC(6182ヤード、パー71)」において米国女子ツアーの下部に当たるエプソンツアー、「IOA・クラシック」が3日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は20万ドルとなっており、これは約2960万円となり、ステップアップツアーと同レベルとなっている。
日本人選手としては世界ランキング439位で96期生の注目株、このツアーを主戦場とする飛ばし屋の馬場咲希(18歳、176㎝、62㎏)、世界ランキング688位のまだまだ元気なベテランの上原彩子(40歳、158㎝、55㎏)、黄金世代の谷田侑里香(25歳、172㎝)が出場する予定である。
このツアーも出場しようとする選手が増え、更に華やかになって来たようだ。
米国で女子の下部にも日本人
じわじわ増えて胸躍るかも
それからオーストラリア女子ツアーは今週も「NSW女子オープン」の予選会が続き、米国女子ツアー、欧州女子ツアーはオープンウイークで、欧州女子ツアーの下部に当たるLETアクセスシリーズはシーズンオフとなっている。
次に今週のゴルフの世界ランキングにおける女子日本人選手の変動に付いて触れておく。
先ず日本人の中で1~20番目の選手に付いては以下のようであった。
順位 変動 氏名
15位 ー 畑岡奈紗(25歳、158㎝)
20位 ↑ 1 古江彩佳(23歳、153㎝、54㎏)
24位 ↓ 1 山下美夢有(22歳、150㎝、52㎏)
25位 ↑ 1 笹生優花(22歳、166㎝、63㎏)
36位 ― 岩井明愛(アキエ、21歳、161㎝、59㎏)
47位 ー 西郷真央(22歳、158㎝、57㎏)
52位 ↓ 1 岩井千怜(チサト、21歳、162㎝、59㎏)
53位 ー 櫻井心那(ココナ、20歳、166㎝、62㎏)
67位 ↑ 1 小祝さくら(25歳、158㎝、58㎏)
70位 ↓ 1 西村優菜(23歳、150㎝未満 50㎏)
71位 ↑12 鈴木愛(アイ、29歳、155㎝)
72位 ↓ 2 神谷そら(20歳、167㎝、60㎏、95期生)
76位 ↓ 2 吉田優利(23歳、158㎝、58㎏)
80位 ↓ 5 稲見萌寧(モネ、24歳、166㎝、58㎏)
86位 ↓ 4 勝みなみ (25歳、157㎝、57㎏)
87位 ↓ 6 菅沼菜々(23歳、158㎝)
94位 ↓ 1 菊地絵理香(35歳、157㎝、52㎏)
98位 ↓ 2 原英莉花(25歳、173㎝、58㎏)
101位 ↓ 1 青木瀬令奈(31歳、153㎝、50㎏)
102位 ↓ 3 川﨑春花(20歳、158㎝、51㎏)
続いて以下、600位までの範囲で10位以上上がった選手に付いて見ておく。
国内女子ツアーにおいて2位タイに入った黄金世代の高橋彩華(25歳、162㎝、55㎏)は18位上がって143位に、国内女子ツアーにおいて7位タイに入った木村彩子(28歳、155㎝、50㎏)は11位上がって175位に、国内女子ツアーにおいて同じく7位タイに入ったプラチナ世代の後藤未有(23歳、157㎝、58㎏)は13位上がって227位に、国内女子ツアーにおいて12位タイに入った宮澤美咲(21歳、160㎝、60㎏)は11位上がって241位に、国内女子ツアーにおいて2位タイに入ったプラチナ世代の藤田かれん(23歳、162㎝)は184位上がって288位に、国内女子ツアーにおいて15位タイに入った工藤遥加(31歳、171㎝、65㎏)は23位上がって324位になっている。
また国内女子ツアーにおいて単独34位に入った96期生で黄金世代の高木優奈(25歳、156㎝、55㎏)は23位上がって401位に、エプソンツアーにおいて14位タイに入った馬場咲希(18歳、176㎝、62㎏)は14位上がって439位に、国内女子ツアーにおいて41位タイに入った狭間世代の吉本ここね(24歳、161㎝、53㎏)は18位上がって504位に、国内女子ツアーにおいて35位タイに入った狭間世代で95期生の千葉華(24歳、155㎝、60㎏)は45位上がって569位に、国内女子ツアーにおいて41位タイに入った高木萌衣(メイ、27歳、164㎝、54㎏)は22位上がって594位になっている。