10月19日(木)の朝から韓国京畿道坡州市にある「ソウォンバレー・カントリクラブ・ソウォンヒルズ(6647ヤード、パー72)」において米国女子ツアーアジアシリーズのひとつ、「BMW女子選手権」が4日間に日程で開催され、その第3日目が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は220万、優勝賞金は33万ドルとなり、1ドルを約150円とすれば、それぞれ約3億3000万円、約4950万円であった。
なお、日本人選手としては世界ランキング18位で黄金世代を代表し、自他共にエースと認める畑岡奈紗(24歳、158㎝)、世界ランキング21位でプラチナ世代を代表し、安定したプレイが特徴の古江彩佳(23歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング24位で新世紀世代を代表し、2021年の全米女子オープンにおいて優勝した飛ばし屋の笹生優花(22歳、166㎝、63㎏)、、世界ランキング76位で黄金世代をリードするひとり、2019年の全英女子オープンにおいて優勝した明るい笑顔で人気の高い渋野日向子(24歳、167㎝、62㎏)が出場していた。
世界ランキング67位でプラチナ世代をリードするひとり、今年からこのツアーを主戦場としてこのところ調子を上げている西村優菜(23歳、150㎝、50㎏)、世界ランキング81位で黄金世代をリードするひとり、今年からこのツアーを主戦場としている飛ばし屋の勝みなみ(25歳、157㎝、57㎏)はウエイティングメンバーの上位であったが、残念ながら出場出来なかった。
ライブ中継に付いてはWOWOWプライムによって4日間に亘ってたっぷりと放送されていた。
米国の女子のツアーはアジアにて
開催昼間視られたのかも
さて首位タイとなり、プレーオフを制して見事優勝したのは世界ランキング7位のミンジー・リー(オーストラリア、27歳、165㎝)で、最終日5バーディー、1ボギーの-4、トータル-16と伸ばし、結果として首位を維持したことになった。
最終日はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-12からスタートして、前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-13と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して、3バーディーの-3、トータル-16と伸ばした。
なおこれがこのツアーにおいて通算10勝目となる。
ミンジーリー確り伸ばし首位を維持
ミンジーリー首位を維持して強さ魅せ
ミンジーリー十勝達し強さ魅せ
首位タイとなって、プレーオフで負けた結果、単独2位となったのは世界ランキング66位のアリソン・リー(米国、28歳、175㎝)で、最終日7バーディー、2ボギーの-5、トータル-11と大きく伸ばし、結果として1位上げたことになった。
最終日はアウトスタートでトータル-11からスタートして前半では3バーディーの-3、トータル-14と伸ばし、後半に入ってからも4バーディー、2ボギーの-2、トータル-16と伸ばした。
アリソンリー大きく伸ばし上げて魅せ
アリソンリー下がっても上げ力魅せ
アリソンリー二位に入って力魅せ
単独で3位を維持したのは世界ランキング13位でかつては天才少女と呼ばれて、十代の頃から長く世界ランキング1位に君臨していたリディア・コ(ニュージーランド、26歳、165㎝)で、最終日5バーディー、2ボギーの-3、トータル-14と伸ばした。
最終日はアウトスタートでトータル-11からスタートして前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-12と少し伸ばし、後半に入ってからも3バーディー、1ボギーの-2、トータル-14と順調に伸ばした。
リディアコや確り伸ばし三位維持
リディアコや三位維持して強さ魅せ
リディアコや三位に入り強さ魅せ
単独4位に入ったのは世界ランキング25位で先々週このツアーにおいて念願の初優勝を果たしたエンジェル・イン(米国、25歳、160㎝)で、最終日5バーディーの-5、トータル-13と大きく伸ばして5位上げて来た。
最終日はアウトスタートで、トータル-8からスタートして、前半では3バーディーの-3、トータル-11と伸ばし、後半に入ってからも2バーディーの-2、トータル-13と順調に伸ばした。
エンジェルイン大きく伸ばし上げて魅せ
エンジェルイン下がっても上げ強さ魅せ
エンジェルイン四位に入り強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング12位で天才少女と呼ばれ、既に欧州女子ツアーとこのツアーで複数回ずつ優勝しているアタヤ・ティティクル(タイ、20歳、162㎝)、世界ランキング16位で主戦場としている国内女子ツアーだけではなく、彼方此方のツアーにおいて上位争いを見せている元世界ランキング1位で米国と韓国の賞金女王に輝いたレジェンドの申ジエ(35歳、155㎝、63㎏)は共に最終日-3、トータル-12と伸ばし、2位上げて5位タイに入った。
若手の割に凄いアタヤ・ティティクル、ベテランの割に凄い申ジエが並んで5位に食い込んだのは流石で、面白い!?
何でも申ジエは世界ランキングが20位以内に入っている唯一の30代だとか。
それも凄いし、そんな選手が国内女子ツアーを主戦場として、日本人選手に大きな影響を与え、惜しみなく教えてくれていることが誇らしく感じられて来た。
ティティクルや確り伸ばし上げて魅せ
ティティクルや最後まで上げ強さ魅せ
ティティクルや五位に入って強さ魅せ
申ジエや確り伸ばし上げて魅せ
申ジエや最後まで上げ強さ魅せ
申ジエや五位に入って強さ魅せ
世界ランキング5位のセリーヌ・ビュティエ(フランス、30歳、165㎝)は最終日-2、トータル-12と伸ばして5位タイを維持した。
セリーヌやじわりと伸ばし五位を維持
セリーヌや五位を維持して強さ魅せ
五位を維持強さを魅せたビュティエかな
そして古江彩佳は最終日7バーディー、2ボギーの-5、トータル-11と大きく伸ばし、7位上げて10位タイに入った。
最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル-6からスタートして、前半では第1、2ホールと連続でバーディーを決め、続く4ホールをパーで凌いだ後、第7、8ホールと連続でバーディーを決め、続く第9ホールでボギーを叩いたので、結局3打伸ばし、トータル-9として後半へと繋いだ。
後半に入っていきなり第10ホールでバーディーを決め、第9ホールで落とした分を直ぐに取り返し、バウンスバック!
続く第1ホールでもバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第14ホールでボギーを叩いたが、空かさず第15ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!
残りの3ホールをパーで凌いだので、結局後半で更に2打伸ばし、トータル-11としてホールアウトした。
と言うことで日本人選手最上位となり、6試合振りのベスト10に入って、今季では8回目だとか。
流石安定の古江彩佳ではないか!?
古江彩佳大きく伸ばし上げて魅せ
古江彩佳最後は上げて強さ魅せ
古江彩佳十位に入り強さ魅せ
世界ランキング117位のローレン・コフリン(米国、31歳、170㎝)は最終日-1、トータル-11と少し伸ばしながらも、5位下がって10位タイとなった。
コフリンや伸ばしながらも五位下がり
コフリンや伸ばし足りずに五位下がり
コフリンや十位に入り力魅せ
世界ランキング20位で2019年の全英女子オープンにおいて渋野日向子と競り合い称えるプレイ振りで日本でも人気が高くなり、2022年の全英女子オープンにおいて優勝したアシュリー・ブハイ(南アフリカ、34歳、165㎝)は最終日+2、トータル-10と落とし、12位下がって13位タイとなった。
世界ランキング6位でかつては天才少女と呼ばれ、十代半ばの頃にアマチュアで国内女子ツアーにおいてぶっちぎりの優勝をしたキム・ヒョージュ(韓国、28歳、165㎝)は最終日-4、トータル-9と伸ばし、7位上げて16位タイに入った。
キムヒョージュ確り伸ばし上げて魅せ
キムヒョージュ下がっても上げ強さ魅せ
キムヒョージュ上位に入り強さ魅せ
世界ランキング4位のネリー・コルダ(米国、25歳、178㎝)は最終日-3、トータル-9と伸ばし、1位上げて16位タイに入った。
ネリーコルダ確り伸ばし上げて魅せ
ネリーコルダ下がっても上げ強さ魅せ
ネリーコルダ上位に入り強さ魅せ
世界ランキング15位でレジェンドの岡本綾子女史も感心するほど太い腕を持つ新鋭のリン・グラント(スウェーデン、24歳)は最終日-5、トータル-8と大きく伸ばし、15位上げて22位タイに入った。
リングラント大きく伸ばし上げて魅せ
リングラント下がっても上げ強さ魅せ
リングラント上位に迫り意地を魅せ
世界ランキング11位でカナダの妖精と呼ばれていたブルックス・ヘンダーソン(カナダ、26歳、163㎝)も最終日-2、トータル-8と伸ばしながらも、5位下がって22位タイとなった。
ヘンダーソン伸ばしながらも五位下がり
ヘンダーソン伸ばし足りずに五位下がり
ヘンダーソン中位に入り意地を魅せ
世界ランキング9位で今季は調子を上げて来たアライセン・カーパズ(米国、25歳、175㎝)は最終日-1、トータル-8と少し伸ばしながらも11位下がって22位タイとなった。
カーパズや伸ばしながらも大分下げ
カーパズや伸ばし足りずに大分下げ
カーパズや中位止まり意地を魅せ
世界ランキング14位で今季は好調でここのツアーにおいて念願の初優勝を果たしたメガン・カン(米国、25歳、155㎝)は最終日-2、トータル-5と伸ばし、3位上げて34位タイとなった。
メガンカンじわりと伸ばし上げて魅せ
メガンカン最後は上げて強さ魅せ
メガンカン中位に入り意地を魅せ
そして笹生優花は最終日2バーディー、3ボギーの+1、トータル-5と少し落とし、17位下がって34位タイとなった。
最終日はアウトスタートで、トータル-6からスタートして、前半では1バーディーの-1、トータル-7と少し伸ばしたが、後半に入ってから1バーディー、3ボギーの+2、トータル-5と落とした。
笹生優花後半落とし大分下げ
中位となって惜しまれるかも
笹生優花最後落として中位入り
悔しさばねに次回に期待
笹生優花中位に入り意地を魅せ
また畑岡奈紗は最終日5バーディー、3ボギーの-2、トータル-4と伸ばし、6位上げて41位タイに入った。
最終日はインスタート(第10ホールから)で、トータル-2からスタートして、前半では2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-2と維持し、後半に入ってからは加速して、3バーディー、1ボギーの-2、トータル-4と伸ばした。
畑岡奈紗じわりと伸ばし上げて魅せ
畑岡奈紗下がっても上げ強さ魅せ
畑岡奈紗中位に入り意地を魅せ
世界ランキング1位で今季は調子を上げて来たリリア・ヴ(米国、26歳、165㎝)は最終日-6、トータル-3と大きく伸ばし、17位上げて48位タイに入った。
リリアヴや大きく伸ばし上げて魅せ
リリアヴや最後は上げて強さ魅せ
リリアヴや中位に入り意地を魅せ
世界ランキング3位で暫らく前まで世界ランキング1位に長く君臨し、一時低迷しながらも復活して来たコ・ジンヨン(韓国、28歳、165㎝)は最終日イーブン、トータル-3と伸ばせず11位下がって48位タイとなった。
世界ランキング17位のジョージア・ホール(イングランド、27歳、165㎝)は最終日-2、トータル-1と伸ばし、2位上げて56位タイに入った。
ジョージアやじわりと伸ばし上げて魅せ
ジョージアや下がっても上げ強さ魅せ
意地を魅せ最後は上げたホールかな
そして、渋野日向子は最終日1イーグル、1バーディー、2ボギーの-1、トータル-1と少し伸ばしながらも、4位下がって56位タイとなった。
最終日はインスタートでトータルイーブンからスタートして前半では1バーディー、1ボギーのイーブン、トータルイーブンと伸ばせず、後半に入ってからは1イーグル、1ボギーの-1、トータル-1と少し伸ばした。
渋野日向子伸ばしながらも四位下げ
渋野日向子伸ばし足りずに四位下げ
渋野日向子前半伸びず後半で
少しは伸ばし意地を魅すかも
また世界ランキング2位で新鋭のイン・ルオニン(中国、21歳)は最終日イーブン、トータル-4と伸ばせず、12位下がって41位タイとなった。