8月も下旬となった。
幾分気温が下がって来た気もする。
私の住む奈良県では何時の間にか最高気温が35℃を下回るようになった。
そう言えば今年の立秋は8月8日であるから、もう2週間も前に暦の上では秋になっていた。
好い感じだなあ。
また旅情を感じたくなって来た。
それはまあともかく、台風7号の接近、上陸を恐れ、雨風に悩まされた先週であるが、奈良県では予想より早まり、緊張していた時間が短くはなった。
洪水等、被害が酷かった地域もあるので、軽くなったとは言いたくないが、その後、引き続き台風8号に悩まされることも無かったのは幸いであった。
私が注目し、応援しているプロのゴルフツアーの方も、幸い大きく予定を崩されることも無く、十分に楽しませて貰えた。
そして今週であるが、米国ではハリケーンによってメジャーリーグの予定が乱されているようである。
そんなわけで今週後半、男女のプロゴルフツアー、プロ野球等が予定通り開催されるのか気になり、天気予報を確認してみたら、大きな乱れは無さそうであるが、彼方此方で雲が広がったり、傘マークが開いたり、雷マークが出たり、中々全国的にすっきりとは行かないようだ。
また雷雲接近による中断等はあるのかも知れないなあ。
ただ世界は広く、彼方此方様々な状況にある。
たとえばオーストラリア、南アフリカ等の南半球にある国では我が国と反対の季節になっている。
そんな中、今週も世界中の彼方此方で世界ランキングの変動に関係しそうな男女ゴルフツアーの開催が予定されている。
その中から女子ツアーに付いては既に触れたので、今回は男子ツアーに付いて触れておきたい。
先ずは国内ツアーから見ておくと、8月24日(木)の7時20分頃から福岡県糸島市にある「芥屋ゴルフ倶楽部(7216ヤード、パー72)」において国内男子ツアー、「Sanan KBCオーガスタゴルフトーナメント2023」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると、賞金総額は1億円、優勝賞金は2000万円で、前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に60位タイまでに入っている選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来る予定となっている。
女子に比べるとゆっくりではあるが、このツアーにも新鋭の台頭が観られることが増え、ちょっと楽しみである。
なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビでは地上波のテレビ朝日系列で決勝ラウンド2日間の午後に予定されている。
インターネットではKBCの公式によって4日間に亘りYouTubeで配信される予定である。
国内の男子ツアーも若手等が
台頭始め楽しみが増し
それから、このツアーの下部に当たるABEMAツアーは共に残念ながらオープンウイークとなっている。
次に海外ツアーを見ておくと、8月24日(木)の午後から時差-7時間の南アフリカにある「プレトリア・カントリークラブ(6998ヤード、パー72)」においてサンシャインツアー(南アフリカ男子ツアー)、「ベインス・ウイスキー・アビュニー」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は200万ランドとなっており、1ランドを約7.77円とすれば、これは約1550万円となる。
なお日本人選手は出場しないようである。
また8月24日(木)の14時30分から時差-7時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-8時間)のチェコにある「アルバトロス・ゴルフリゾート(7468ヤード、パー72)」において、DPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、「D+Dレアルチェコマスターズ」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は200万ドルとなっており、1ドルを約145円とすれば、これは約2億9000万円となる。
日本人男子選手としては世界ランキング137位で実力派若手選手をリードするひとり、積極的に海外ツアーに参戦している飛ばし屋の星野陸也(27歳、186㎝、76㎏)、世界ランキング139位で昨年は賞金王に輝き、今季からDPワールドツアーに本格参戦している比嘉一貴(28歳、158㎝、70㎏)、世界ランキング169位で積極的に海外ツアーに参戦して一定の成果も出している新鋭の久常涼(20歳、175㎝、75㎏)、世界ランキング355位で海外ツアーへも積極的に参戦している新鋭の岩﨑亜久竜(アグリ、25歳、181㎝、86㎏)が出場する予定である。
欧州の男子ツアーに日本人
複数が出て期待膨らみ
また、8月24日(木)の午後から時差-8時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-9時間)のスコットランドにある「フェアモント・セントアンドリュース・トーランスコース(7230ヤード、パー72)」においてアジアンツアー、「セントアンドリュースベイ・チャンピオンシップ」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は150万ドルとなっており、これは約2億1800万円となる。
なお日本人選手としては世界ランキング268位でかつては欧州男子ツアーに本格参戦し、リブゴルフにも参戦していた選手会長の谷原秀人(44歳、178㎝、80㎏)が出場する予定である。
先週はイングランドで開催されていたこのツアーに出場して54位タイで予選を通過し、最終的に37位タイに入っていたので、今週も活躍を期待したい。
アジアンの男子ツアーに谷原が
孤軍奮闘活躍期待
また8月10日(木)の22時5分頃から時差-15時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-16時間)の米国・アイダホ州にある「ヒルクレスト・カントリークラブ(6880ヤード、パー71)」において米国男子ツアーの下部に当たるコーン・フェリーツアー、「アルバートソンズ・ボイズ・オープン」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は150万ドルとなり、昨年実績の優勝賞金は18万ドルであったから、これはそれぞれ約2億1800万円、約2610万円となる。
日本人選手としては世界ランキング203位で十代の頃にはフィリピンへのゴルフ留学を経験し、今シーズンからこのツアーを主戦場としている新鋭の桂川有人(24歳、167㎝、70㎏)、世界ランキング285位で米国へのゴルフ留学を経験し、今シーズンからこのツアーを主戦場としている新鋭の大西魁斗(24歳、177㎝、70㎏)が出場する予定である。
先週は桂川有人が予選を通過し、最終的に42位タイに入っているので、今週も中位入りは期待したい。
米下部に桂川有人参戦し
中位入りには期待するかも
米下部に大西魁斗参戦し
先ずは通過に期待するかも
また8月25日(金)の0時26分頃から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-14時間)の米国・ジョージア州にある「イーストレイク・ゴルフクラブ(7346ヤード、パー70)」において、米国男子ツアーのプレーオフシリーズの最終戦、「ツアー選手権」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は7500万ドルで、優勝した選手には1800万ドルのボーナスが出るそうであるから、これは約26億1000万円となる。
ここまでで30名に絞られ、この試合では予選落ちが無く、最低の30位になっても50万ドル、したがって約7300万円の賞金が出ると言う。
ただ、残念ながら日本人選手の出場予定はない。
これまで9年連続で出場して来た世界ランキング37位で自他共に日本のエースと認めるマスターズチャンピオンの松山英樹(31歳、180㎝、90㎏)は第1戦で最終日の後半に起死回生の活躍を見せてフェデックスカップランキングを47位に上げ、第2戦の「BMW選手権」に出場することが出来たが、第2戦の初日を30位タイで終え、第2日目を前にして首、背中等の痛みが出て、残念ながら棄権せざるを得なくなった。
松山やずっと出て来たプレーオフ
最後への夢潰えたのかも
なおライブ中継であるが、CS放送のゴルフネットワーク、インターネットの動画配信サイト、U-NEXTによって4日間に亘りたっぷりと予定され、決勝ラウンドの2日間に付いてはBSJapanextが加わる予定となっている。
それから、オーストラリア男子ツアーは残念ながらオープンウイークとなっている。
なお、今週の男子世界ランキングにはまあまあの変動があったので、日本人選手の中で世界ランキングが1~20番目の選手に付いて以下に簡単に書き留めておく。
順位 変動 氏名
37位 ↓ 3 松山英樹(31歳、180㎝、90㎏)
128位 ↓ 1 中島啓太(23歳、177㎝、75㎏)
133位 ↓ 5 金谷拓実(25歳、173㎝、75㎏)
137位 ↑ 1 星野陸也(27歳、186㎝、76㎏)
139位 ↓ 4 比嘉一貴(28歳、158㎝、70㎏)
141位 ↓ 1 蝉川泰果(タイガ、22歳、175㎝、77㎏)
169位 ↓ 1 久常涼(20歳、175㎝、75㎏)
187位 ↓ 4 稲森佑貴(28歳、169㎝、68㎏)
203位 ↓ 2 桂川有人(24歳、167㎝、70㎏)
209位 ↓12 今平周吾(30歳、165㎝、67㎏)
218位 ↓ 9 岩田寛(42歳、178㎝、74㎏)
240位 ↓ 8 堀川未来夢(ミクム、30歳、176㎝、84㎏)
259位 ↓ 9 大槻智春(33歳、172㎝、94㎏)
268位 ↓ 6 谷原秀人(44歳、178㎝、80㎏)
285位 ↓14 大西魁斗(24歳、177㎝、70㎏)
288位 ↓ 9 河本力(リキ、23歳、183㎝、86㎏)
301位 ↓13 石川遼(31歳、175㎝、75㎏)
314位 ↓ 1 平田憲聖(22歳、170㎝、70㎏)
330位 ↓ 9 川村昌弘(30歳、172㎝、72㎏)
348位 ↓10 池村寛世(トモヨ、27歳、166㎝、72㎏)