sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

ワールドレディースチャンピオンシップ サロンパスカップ(国内女子ツアー)最終日、吉田優利おめでとう! ・・・R5.5.7②

 5月4日(木)の朝から茨城県にある「茨城ゴルフ倶楽部(6780ヤード、パー72)」において国内女子ツアーのメジャー大会、「ワールドレディースチャンピオンシップサロンパスカップ」が4日間の日程で開催され、その最終日が悪天候の中、終わった。

 

 公式サイトによると賞金総額は1億2000万円、優勝賞金は2400万円で、前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に52位タイまでに入っていた61名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 この大会にも昨年の11月に最終プロテストに合格したばかりの95期生が何人か出場しているのは楽しみであったが、今回はその他にお隣の国、韓国女子ツアーから3人の猛者が加わっているのも楽しみであった。

 

 それは2021年、2022年と連続で韓国女子ツアーにおいて6勝ずつして賞金女王となったパク・ミンジ、2022年の年間女王となったキム・スジ、通算5勝のイ・ソミで、その他にもスーパーアマチュアの馬場咲希も出場しているので、注目点が多過ぎて迷っていたら、何とこの4人共余裕で予選通過を果たしていたではないか!?

 

 と言うわけで、今回も最後まで十分に楽しむことが出来た。

 

 ただ、画面越しにもはっきりと見える雨、それに強い風に悩まされ、そこにメジャー仕様の難しい設定が加わり、最終日も如何に大崩れしないかと言う我慢のゴルフとなったようである。

 

        国内のメジャー大会雨風に

        耐えるプレイとなっていたかも

 

 ライブ中継に付いては、全国的に視られるテレビでは地上波の日本テレビ系列とCS放送の日テレジータスを組み合わせて4日間たっぷりと放送されて、試合終了まで視ることが出来た。

 

 それにインターネットの動画配信サイト、DAZN、U-NEXTにおいて4日間に亘ってたっぷりと配信されており、こちらでも試合終了まで視ることが出来た。

 

 さて単独首位を維持したまま見事優勝したのは世界ランキング74位でプラチナ世代をリードするひとり、ファッションやコスメに強いことからコスメ番長と呼ばれている吉田優利(23歳、158㎝、58㎏)で、最終日3バーディー、4ボギーの+1、トータル+1と少し落とした。

 

 最終日はアウトスタート(第10ホールから)で、トータルイーブンからスタートして、前半では1バーディー、2ボギーの+1、トータル+1と少し落としたが、後半に入ってからは2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル+1と維持している。

 

 と言うことで、トータルでイーブンさへも居なくなり、全員オーバーパーとなってしまったが、それでも大崩れせず、後半で持ち直しているのは流石ではないか!?

 

 なお、これでこのツアーにおいて3勝目となり、メジャー大会では初優勝となった。

 

        吉田優利首位維持続け強さ魅せ

 

        吉田優利大崩れせず勝って魅せ

 

        吉田優利後半維持し勝って魅せ

 

 単独で2位に入ったのは世界ランキング53位で実力派ベテラン外国人選手を代表し、元世界ランキング1位で米国と韓国で賞金女王に輝いたレジェンドの申ジエ(韓国、35歳、155㎝、63㎏)で、最終日4バーディー、4ボギーのイーブン、トータル+4と維持して1位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートでトータル+4からスタートして、前半では2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル+4と維持し、後半に入ってからも2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル+4と維持している。

 

 吉田優利が大崩れしなかったから勝てなかっただけで、悪天候の中の難コースにおいてこのスコアはやはり凄い!

 

        申ジエやスコア維持して上げて魅せ

 

        申ジエや最後まで上げ強さ魅せ

 

        申ジエや二位に入って強さ魅せ

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング56位のイ・ソミ(韓国、24歳、162㎝)、世界ランキング71位で実力派ベテラン選手を代表し、メジャー大会での優勝が待たれた上田桃子(36歳、161㎝、54㎏)、世界ランキング81位で黄金世代をリードするひとり、殆んど休まないことから鉄人と呼ばれている小祝さくら(25歳、158㎝、58㎏)、世界ランキング236位で2021年6月の最終プロテストに合格した93期生のリ・ハナ(韓国、21歳、156㎝、93㎏)で、トータル+6まで落とした。

 

 イ・ソミは最終日4バーディー、4ボギーのイーブンと維持して5位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートでトータル+6からスタートして、前半では3バーディー、2ボギーの-1、トータル+5と少し伸ばしたが、後半に入ってからは1バーディー、2ボギーの+1、トータル-6と少し落として、この日のスタート時点に戻っている。

 

        スコア維持再浮上したイソミかな

 

        再浮上強さを魅せたイソミかな

 

        三位入り強さを魅せたイソミかな

 

 上田桃子は最終日2バーディー、4ボギーの+2と落としながらも3位を維持した。

 

 最終日はアウトスタートでトータル+4からスタートして、前半では1バーディー、2ボギーの+1、トータル+5と少し落とし、後半に入ってからも1バーディー、2ボギーの+1、トータル+5と少し落としている。

 

        上田桃子落としながらも三位維持

 

        上田桃子三位維持して強さ魅せ

 

        上田桃子三位に入り強さ魅せ

 

 小祝さくらは最終日4バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの+2と落としながらも3位を維持した。

 

 最終日はアウトスタートでトータル+4からスタートして、前半では3バーディー、2ボギーの-1、トータル+3と少し伸ばしたが、後半に入ってからは1バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの+3、トータル+6と落としている。

 

        小祝や落としながらも三位維持

 

        小祝や三位維持して強さ魅せ

 

        小祝や三位に入り強さ魅せ

 

 リ・ハナは最終日2バーディー、6ボギーの+4と落として1位下がった。

 

 最終日はアウトスタートでトータル+2からスタートして、前半では1バーディー、3ボギーの+2、トータル+4と落とし、後半に入ってからも1バーディー、3ボギーの+2、トータル+6と落としている。

 

        じわじわと落として下がるリハナかな

 

        三位入り力を魅せたリハナかな

 

        三位入り期待を繋ぐリハナかな

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング23位で新世紀世代の国内組を代表し、昨年このツアーの年間女王に輝いた山下美夢有(21歳、150㎝、52㎏)は最終日-1、トータル+7と少し伸ばし、7位上げて7位タイに入った。

 

 この日唯1人アンダーパーで、流石ではないか!?

 

        山下や少し伸ばして上げて魅せ

 

        山下や最後は上げて強さ魅せ

 

        山下や七位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング158位で93期生をリードするひとり、最終プロテストをトップで合格した佐久間朱莉(20歳、155㎝)は最終日+3、トータル+7と落とし、4位下がって7位タイとなった。

 

 世界ランキング88位で93期生をリードするひとり、今年念願のこのツアーにおける初優勝(ツインズとして2人共優勝したのも初)を果たした岩井明愛(アキエ、20歳、161㎝、59㎏、岩井ツインズの姉)は最終日+1、トータル+10と少し落としながらも6位上げて10位タイに入った。

 

        岩井明愛落としながらも上げて魅せ

 

        岩井明愛最後は上げて強さ魅せ

 

        岩井明愛十位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング37位のキム・スジ(韓国、26歳、163㎝)、世界ランキング117位で2021年11月に最終プロテストに合格した94期生をリードするひとり、昨年ステップアップツアーで新記録となる5勝をして賞金女王に輝いた櫻井心那(ココナ、19歳、166㎝、62㎏)は共に最終日+3、トータル+10と落としながらも10位タイを維持した。

 

        キムスジや落としながらも十位維持

 

        キムスジや十位維持して強さ魅せ

 

        キムスジや十位に入り強さ魅せ

 

        櫻井や落としながらも十位維持

 

        櫻井や十位維持して力魅せ

 

        櫻井や十位に入り力魅せ

 

 世界ランキング115位で実力派中堅選手をリードするひとり、誰よりも練習熱心でパット巧者の鈴木愛(28歳、155㎝)は最終日+4、トータル+10と落とし、2位下がって10位タイとなった。

 

 世界ランキング75位で93期生を代表し、逸早くステップアップツアーで優勝してこのツアーでも既に2勝している岩井千怜(チサト、20歳、162㎝、59㎏、岩井ツインズの妹)は最終日+1、トータル+13と少し落としながらも13位上げて20位タイに入った。

 

        岩井千怜落としながらも上げて魅せ

 

        岩井千怜下がっても上げ強さ魅せ

 

        岩井千怜上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング26位のパク・ミンジ(韓国、24歳、160㎝)は最終日+2、トータル+13と落としながらも、5位上げて20位タイに入った。

 

 と言うわけで、今回韓国ツアーからの猛者がこの難しい状況下で、3人共ここまでに入ったのは流石ではないか!?  

 

        パクミンジ落としながらも上げて魅せ

 

        パクミンジ最後は上げて強さ魅せ

 

        パクミンジ上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング121位で94期生の飛ばし屋、竹田麗央(リオ、20歳、166㎝、68㎏、往年の名選手平瀬真由美の姪)は最終日+6、トータル+15と大きく落とし、12位下がって28位タイとなった。

 

 世界ランキング40位で新世紀世代をリードするひとり、昨年終盤一気に落ち込んで復調しつつある西郷(せご)どんこと西郷真央(21歳、158㎝、57㎏)は最終日+2、トータル+16と落としながらも、17位上げて32位タイに入った。

 

        西郷真央確り上げて強さ魅せ

 

        西郷真央決勝で上げ強さ魅せ

 

        西郷真央中位に入り意地を魅せ

 

 

 世界ランキング100位で実力派中堅選手をリードするひとり、広い交友関係を持つ青木瀬令奈(30歳、153㎝、50㎏)は最終日+6、トータル+16と大きく落とし、12位下がって32位タイとなった。

 

 世界ランキング108位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、先週このツアーで優勝したアスリート系で飛ばし屋の穴井詩(ララ、35歳、165㎝、58㎏)、世界ランキング119位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、疑問が生じれば誰にでも訪ねる謙虚さが人気の高い菊地絵理香(34歳、157㎝、52㎏)は共に最終日+8、トータル+18と大きく落とし、23位も下がって43位タイとなった。

 

 そして、世界ランキング308位の馬場咲希(代々木高3年、18歳、176㎝)は最終日+9、トータル+21と大きく落とし、17位下がって50位タイとなった。

 

 耐えに耐えて来たが、最後に心が折れて大崩れし、罠にはまったとか、コメントしたそうであるが、この悔しさを今後に生かせるか!?

 

 ともかく、プロの中に混じって割と予選通過を果たし、対等に戦えているのは流石だし、これからも注目したい選手のひとりではある。