３月１６日（木）朝から愛媛県にある「エリエールゴルフクラブ松山（６６０５ヤード、パー７２）」において国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアーの新規大会、「大王海運レディスオープン」が３日間の日程で開催され、その最終日が何とか終わった。
昨日からの雨、濃霧の影響で開始が大幅に遅れたそうな。
公式サイトによると賞金総額は２０００万円、優勝賞金は３６０万円で、２日間に亘る予選ラウンド終了時に４６位タイまでに入っていた５３名の選手が最終日１日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
ただ、上記の理由で更にＣＵＴが行われ、２８位タイまでに入っていた３３名の選手が最終日のプレイを行うことが出来た。
因みにこのツアーは今シーズン全体で２１試合が予定され、賞金総額は４億５５００万円の予定である。
待ち兼ねていたツアーがいよいよ開幕で、昨年の１１月に最終プロテストに合格した９５期生も加わり、昨シーズンの賞金女王に輝いた９４期生の櫻井心那（ココナ、１９歳、１６６㎝、６２㎏）のようなスターが誕生するか！？ ちょっと楽しみである。
なお、ライブ中継はＣＳ放送のスカイＡにより、レジェンドの岡本綾子女史の解説付きで３日間に亘ってたっぷりと放送されていた。
さて単独首位を維持したまま、見事完全優勝を成し遂げたのは世界ランキング８３８位の鬼頭さくら（２８歳、１６２㎝、６３㎏）で、最終日１イーグル、５バーディー、２ボギーの－５、トータル－１０と大きく伸ばした。
最終日はアウトスタート（第１ホールから）で、トータル－５からスタートして、前半では１イーグル、１バーディー、２ボギーの－１、トータル－６と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して、４バーディーの－４、トータル－１０と確り伸ばしている。
なおこれがこのツアーで２勝目とのことである。
鬼頭さくら大きく伸ばし勝って魅せ
鬼頭さくら首位を維持して勝って魅せ
鬼頭さくら完全勝利力魅せ
単独で２位を維持したのは世界ランキング１１４２位で９５期生の小林光希（ミツキ、２０歳、１６１㎝）で、最終日４バーディーの－４、トータル－８と伸ばした。
最終日はアウトスタートで、トータル－４からスタートして、前半では２バーディーの－２、トータル－６と伸ばし、後半に入ってからも、２バーディーの－２、トータル－８と順調に伸ばしている。
小林や確り伸ばし二位を維持
小林や二位を維持して力魅せ
小林や二位に入って力魅せ
単独３位に入ったのは世界ランキング３８０位でまだまだ元気なベテランの西山ゆかり（４０歳、１６２㎝、５８㎏）で、最終日２バーディー、２ボギーのイーブン、トータル－４と伸ばせず、１位下がった。
最終日はアウトスタートで、トータル－４からスタートして、前半では全てパーで凌いでトータル－４のまま通過し、後半に入ってからも２バーディー、２ボギーのイーブン、トータル－４と伸ばせなかった。
西山やスコア伸ばせず一位下げ
西山や三位に入り強さ魅せ
西山や三位に入り元気魅せ
４位タイに入ったのは世界ランキング４２３位の権藤可恋（２７歳、１６３㎝、５８㎏）、世界ランキング４４８位で黄金世代、９３期生の工藤優海（２４歳、１５５㎝、５５㎏）、世界ランキング１２２８位で新世紀世代、９５期生の仲村果乃（カノ、２１歳、１６２㎝、５８㎏）で、トータル－２まで伸ばした。
権藤加恋は最終日５バーディー、３ボギーの－２と伸ばして１５位上げて来た。
最終日はインスタート（第１０ホールから）で、トータルイーブンからスタートして、前半では３バーディー、２ボギーの－１、トータル－１と少し伸ばし、後半に入ってからも２バーディー、１ボギーの－１、トータル－２と少し伸ばしている。
権藤や確り上げて力魅せ
権藤や連日上げて力魅せ
権藤や四位に入り力魅せ
工藤優海は最終日１イーグル、２バーディー、２ボギーの－２と伸ばして１５位上げて来た。
最終日はインスタートでトータルイーブンからスタートして、前半では１イーグル、１バーディー、１ボギーの－２、トータル－２と伸ばし、後半に入ってからは、１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－２と維持している。
工藤優海確り上げて力魅せ
工藤優海連日上げて力魅せ
工藤優海四位に入り力魅せ
仲村果乃は最終日３バーディー、３ボギー、１ダブルボギーの＋２と落として２位下がった。
最終日はアウトスタートでトータル－４からスタートして、前半では２バーディー、１ボギーの－１、トータル－５と少し伸ばしたが、後半に入ってからは１バーディー、２ボギー、１ダブルボギーの＋３、トータル－２と落としている。
でもまあ最終的に４位に止まったのは中々ではないか！？
仲村果乃後半落とし二位下がり
其れでも四位次回に期待
仲村果乃四位に入り力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング５５１位で黄金世代の小滝水音（ミオ、２４歳、１６７㎝、６５㎏）は最終日＋２、トータル－１と落としながらも単独で７位を維持した。
小滝水音落としながらも七位維持
小滝水音七位に入り力魅せ
世界ランキング４１８位の竹内美雪(２７歳、１６０㎝、５８㎏)は最終日＋２、トータルイーブンと落としながら８位タイを維持した。
竹内や落としながらも八位維持
竹内や八位に入り力魅せ
世界ランキング５１３位の竹山佳林(２６歳、１７０㎝、６８㎏)は最終日＋３、トータル＋１と落とし、２位下がって１０位タイとなった。
世界ランキング４８３位で飛ばし屋の工藤遥加（３０歳、１７１㎝、６５㎏）は最終日＋５、トータル＋１と大きく落とし、８位下がって１０位タイとなった。
世界ランキング３７２位で昨シーズンはレギュラーツアーを主戦場としていた沖せいら（３０歳、１６１㎝）、世界ランキング４２９位の福山恵梨(３０歳、１７０㎝、６０㎏)は共に最終日＋３、トータル＋２と落とし、１位下がって１３位タイとなった。
世界ランキング７７７位の原江里菜(３５歳、１６４㎝、６０㎏)は最終日＋６、トータル＋２と大きく落とし、１１位下がって１位タイとなった。
世界ランキング３９３位で９３期生の篠崎愛（マナ、２５歳、１５７㎝、４８㎏）は最終日＋３、トータル＋３と落としながらも、１位上がって１８位タイに入った。
篠崎愛落としながらも一位上げ
篠崎愛最後は上げて強さ魅せ
篠崎愛上位に入り強さ魅せ
世界ランキング４７４位で９４期生の成澤祐美（２５歳、１６０㎝、５６㎏）は最終日＋５、トータル＋４と大きく落とし、１２位下がって２４位タイとなった。
そして世界ランキング４８２位ではんなり系の山内日菜子（２６歳、１６２㎝、６０㎏）は最終日＋４、トータル＋５と落とし、１位下がって２９位タイとなった。
それから世界ランキング４４５位の小野祐夢(ヒロム、２５歳、１６２㎝、５４㎏)、世界ランキング４５９位の高木萌衣（メイ、２６歳、１６４㎝、５４㎏）、世界ランキング５５６位で黄金世代のレイチェルこと臼井麗香（２４歳、１５８㎝、４８㎏）、世界ランキング２８１位で昨シーズンはレギュラーツアーを主戦場としていた酒井美紀（３１歳、１６５㎝、７８㎏）は４人ともトータル＋２で３４位タイ、世界ランキング５２９位で狭間世代の常（ツネ）文恵（２３歳、１７０㎝、５２㎏）はトータル＋３で４６位タイであったので、セカンドカットの憂き目に遭っている。
