２月１０日（金）の未明から時差－１６時間の米国アリゾナ州にある「ＴＰＣスコッツデール・スタジアムコース（７２６１ヤード、パー７１）」において米国男子ツアーの高額賞金が掛かる人気の大会、「ＷＭフェニックス・オープン」が４日間の日程で開催され、初日に予定されていた第１ラウンドが降霜の所為で消化し切れず、日没サスペンデッドとなって、第２日目に漸く終わり、その所為で予定されていた第２ラウンド、すなわち予選ラウンドの最終ラウンドが消化し切れず、またもや日没サスペンデッドとなり、第３日目になって漸く終わった。
その後、予定されていた第３ラウンド、すなわち決勝ラウンドの第１ラウンドが予定通り第３日目に終わっている。
ここでは第３ラウンドの様子を中心にして触れておく。
公式サイトによると賞金総額は２０００万ドルと増額され、１ドルを約１３１．４１円とすると、これは何と約２６億２８２０万円にもなる。
或る記事によると優勝賞金に付いては３６０万ドルとなり、これは約４億７３０８万円にもなる。
日本人選手としては世界ランキング２０位でこの大会に強いところを見せて来た自他共に日本のエースと認める松山英樹（３０歳、１８０㎝、９０㎏）が出場しており、第２ラウンドの１３ホールを終えた時点で－４、トータル－１まで伸ばし、５５位も上げて暫定３８位タイまで上げていたことに付いては昨日書き留めておいた。
その後、第２ラウンドを終えた時はトータルイーブンとなり、３９位上げて５４位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過していた。
松山や何とか予選通過して
更に上昇期待するかも
全体では５４位タイまでに入っていた６６名の選手が残り２ラウンドの決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
それからライブ中継であるが、インターネットの動画配信サイトＵーＮＥＸＴとＣＳ放送のゴルフネットワークで４日間に亘って放送される予定で、後半２日間はＢＳ放送のＪａｐａｎｅｘｔが加わる予定である。
さて、単独首位を維持しているのは世界ランキング２位で昨年この大会で優勝したスコッティー・シェフラー（米国、２６歳、１９１㎝、９１㎏）で、第３ラウンド４バーディー、１ボギーの－３、トータル－１３と伸ばしている。
第３ラウンドはアウトスタート（第１ホールから）で、トータル－１０からスタートして、前半では２バーディーの－２、トータル－１２と伸ばし、後半に入ってからも２バーディー、１ボギーの－１、トータル－１３と少し伸ばした。
おっ、これはもしかしたら連覇なるか！？
もし連覇出来れば２０１６年、２０１７年と連覇した松山英樹以来とのことである。
シェフラーや確り伸ばし首位を維持
シェフラーや首位を維持して強さ魅せ
シェフラーや首位を維持して期待させ
２位タイに付けているのは世界ランキング２２３位のニック・テイラー(カナダ、３４歳、１８３㎝、７７㎏)、世界ランキング３位で調子を上げているジョン・ラーム（スペイン、２８歳、１８８㎝、１００㎏）で、トータル－１１まで伸ばしている。
ニック・テイラーは第３ラウンド５バーディー、１ボギーの－４と伸ばして４位上げて来た。
第３ラウンドはアウトスタートで、トータル－７からスタートして、前半では２バーディーの－２、トータル－９と伸ばし、後半に入ってからも３バーディー、１ボギーの－２、トータル－１１と順調に伸ばしている。
テイラーや確り伸ばし上げて魅せ
テイラーや下がっても上げ力魅せ
テイラーや再浮上して期待させ
ジョン・ラームは第３ラウンド４バーディー、１ボギーの－３と伸ばして１位上げて来た。
第３ラウンドはアウトスタートで、トータル－８からスタートして、前半では１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－８と伸ばせなかったが、後半に入ってからは加速して、３バーディーの－３、トータル－１１と確り伸ばしている。
ジョンラーム確り伸ばし上げて魅せ
ジョンラーム連日上げて強さ魅せ
ジョンラーム二位まで上げて期待させ
４位タイに付けているのは世界ランキング１７位で元世界ランキング１位で、長期の低迷から復調しているジョーダン・スピース（米国、２９歳、１８５㎝、７９㎏）、世界ランキング７５位のアダム・ハドウィン（カナダ、３５歳、１７３㎝、７３㎏）で、トータル－１０まで伸ばしている。
ジョーダン・スピースは第３ラウンド４バーディー、２ボギーの－２と伸ばしながらも１位下がっている。
第３ラウンドはアウトスタートで、トータル－８からスタートして、前半では１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－８と伸ばせなかったが、後半に入ってからは加速して、３バーディー、１ボギーの－２、トータル－１０と伸ばしている。
スピースや伸ばしながらも一位下げ
スピースや伸ばし足りずに一位下げ
スピースや四位止まり期待させ
アダム・ハドウィンは第３ラウンド３バーディー、３ボギーのイーブンとンばせず、３位下がっている。
第３ラウンドはアウトスタートでトータル－１０からスタートし、前半では１ボギーの＋１、トータル－９と少し落としたが、後半に入ってからは加速して３バーディー、２ボギーの－１、トータル－１０と少し伸ばしてスタート時点まで戻した。
ハドウィンやスコア伸ばせず三位下げ
ハドウィンやスコア伸ばせず首位を落ち
ハドウィンや四位止まり力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング１８位のイム・ソンジェ（韓国、２４歳、１８３㎝、９１㎏）は第３ラウンド－４、トータル－９と伸ばし、３位上げて６位タイに付けて来た。
イムソンジェ確り伸ばし上げて魅せ
イムソンジェじわじわ上げて強さ魅せ
イムソンジェ六位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング９１位のジェイソン・デイ(オーストラリア、３５歳、１８３㎝、８８㎏)は第３ラウンド－３、トータル－９と伸ばし、２位上げて６位タイに付けて来た。
ジェイソンデイ確り伸ばし上げて魅せ
ジェイソンデイ下がっても上げ力魅せ
ジェイソンデイ再浮上して力魅せ
世界ランキング６位で東京五輪金メダリストのザンダー・シャウフェレ（米国、２９歳、１７８㎝、７９㎏）は第３ラウンド－１、トータル－９と少し伸ばしながらも、３位下がって６位タイとなっている。
シャウフェレや伸ばしながらも三位下げ
シャウフェレや伸ばし足りずに三位下げ
シャウフェレや六位止まり意地を魅せ
世界ランキング１５位のサム・バーンズ（米国、２６歳、１８５㎝、８４㎏）は第３ラウンド－７、トータル－８と爆発的に伸ばし、２８位も上げて１１位タイに付けて来た。
サムバーンズ爆発魅せて上位付け
サムバーンズ下がっても上げ強さ魅せ
サムバーンズ再浮上して意地を魅せ
世界ランキング１３位のトニー・フィナウ（米国、３３歳、１９３㎝、９１㎏）は第３ラウンド－４、トータル－８と伸ばし、６位上げて１１位タイに付けて来た。
トニーフィナウ確り伸ばし上げて魅せ
トニーフィナウじわじわ上げて強さ魅せ
トニーフィナウ上位争い期待させ
世界ランキング９位でひところは松山英樹の天敵のように言われていたジャスティン・トーマス（米国、２９歳、１７８㎝、７３㎏）は第３ラウンド－４、トータル－７と伸ばし、５位上げて１６位タイに付けて来た。
トーマスや確り伸ばし上げて魅せ
トーマスやじわじわ上げて強さ魅せ
トーマスや上位まで上げ期待させ
そして松山英樹は第３ラウンド４バーディーの－４、トータル－４と伸ばし、２９位上げて２５位タイに付けて来た。
第３ラウンドに付いてもう少し詳しく見ておくと、インスタート(第１０ホールから)で、トータルイーブンからスタートして、前半ではいきなり第１０ホールでバーディーを決め、続く２ホールをパーで凌いだ後、第１３ホールでもバーディを決め、１つ空いて第１５、１６ホールと連続でバーディーを決めて、残りの２ホールをパーで凌いだので、結局４打伸ばし、トータル－４として後半へと繋いでいる。
後半に入ってからは全てパーで繋いだので、結局伸ばせず、トータル－４のまま最終日へと繋いでいる。
ここで参考までに第２ラウンドの様子に付いてももう少し詳しく見ておくと、アウトスタートでトータル＋３からスタートして、前半ではいきなり第１ホールでバーディーを決め、１つ空いて第３ホールでもバーディーを決め、残りの６ホールをパーで凌いだので、結局２打伸ばし、トータル＋１として後半へと繋いでいる。
後半に入ってからもいきなり第１０、１１ホールと連続でバーディーを決め、続く２ホールをパーで凌いだ後、ここで日が変わって第１４ホールでボギーを叩き、残りの４ホールをパーで凌いだので、結局後半では更に１打伸ばし、トータルイーブンとして第３ラウンドへと繋いでいる。
つまり２ラウンドとも最後まで伸ばし切れていないもどかしさがあるにはあるが、それでも順位をぐんぐん上げて来ているので、これから始まる最終日最終ラウンドでの奮闘を期待したい。
松山や確り伸ばし上げて魅せ
松山やぐんぐん上げて強さ魅せ
松山や中位まで上げ意地を魅せ
世界ランキング１２位のマックス・ホーマ（米国、３２歳、１８５㎝、８２㎏）は第３ラウンドイーブン、トータル－４と伸ばせず、８位下がって２５位タイとなっている。
世界ランキング１９位のビリー・ホーシェル（米国、３６歳、１８３㎝、７９㎏）は第３ラウンド－２、トータル－３と伸ばし、１１位上げて２８位タイに付けて来た。
ホーシェルやじわりと伸ばし上げて魅せ
ホーシェルやぐんぐん上げて強さ魅せ
ホーシェルや中位まで上げ意地を魅せ
世界ランキング１位のロリー・マキロイ（北アイルランド、３３歳、１７８㎝、７３㎏）は第３ラウンド－１、トータル－３と少し伸ばして２８位タイを維持している。
マキロイや少し伸ばして中位維持
マキロイや中位維持して意地を魅せ
世界ランキング１４位のトム・キム（本名キム・ジュヒョン、韓国、２０歳、１８３㎝）は第３ラウンド＋２、トータル－３と落とし、１９位下がって２８位タイとなっている。
世界ランキング１１位のビクトル・ホブラン（ノルウェー、２５歳、１７８㎝、７５㎏）は第３ラウンドイーブン、トータル－２と伸ばせず、１０位下がって３８位タイとなっている。
世界ランキング１０位で欧米を股に掛けて偏りなく活躍している感のあるマシュー・フィッツパトリック(イングランド、２８歳、１７８㎝、７０㎏)は第３ラウンド＋２、トータル＋１と落とし、１８位下がって５７位タイとなっている。
そして世界ランキング１６位のキャメロン・ヤング（米国、２５歳、１８０㎝、８４㎏）は第３ラウンド＋４、トータル＋４と落とし、１１位下がって６５位タイとなっている。
それから第２ラウンドを終えた時点で世界ランキング５位のパトリック・カントレー（米国、３０歳、１８３㎝、８６㎏）はトータル＋１で６７位タイ、世界ランキング７位で日系のコリン・モリカワ(米国、２６歳、１７５㎝、７３㎏)はトータル＋３で８８位タイとなって、残念ながらＣＵＴの憂き目に遭っている。
