８月２５日（木）の午後から時差－７時間（現在サマータイム中。それ以外の時期では－８時間）のスイスにある「クランスシェルシエレＧＣ(６８２４ヤード､パー７０)」においてＤＰワールドツアー（旧欧州男子ツアー）、「オメガ・ヨーロピアンマスターズ」が４日間の日程で開催され、その第３ラウンド、すなわち決勝ラウンドの第１ラウンドが第３日目、第２ラウンドの残りに続いて終わっている。
第３日目は、第２日目の日没サスペンデッドの所為で残った第２ラウンドの分をまず終えたので、昨日は第２ラウンドの様子に付いて触れておいた。
今回は第３日目に行われ、何とか終えられた第３ラウンドの分に付いて触れておく。
公式サイトによると賞金総額が２００万ユーロとなっており、１ユーロを約１３７円とすると、約２億７４００万円となり、国内男子ツアーに比べるとかなり高額となっている。
日本人選手としては世界ランキング２６３位で旅人ゴルファーと呼ばれている川村昌弘（２９歳、１７３㎝、７２㎏）が４週間ぶりに出ており、第１ラウンドは－２まで伸ばして３２位タイの発進と、久々の出場と言うことを考えると、十分に健闘しているのではないか！？
前回に出場した「ヒーローオープン」では１４位タイに入ったが、その勢いが残っていると信じ、この後にも期待したい。
なんて熱くなってこの選手を応援するのは違うのかも知れない。
彼がのんびり旅を楽しみながら、時にゴルフに対して真摯に向かうゆったりしたペース、これに慣れると、まあまあ好いものである。
その雰囲気を少し漂わせているのがゴルフへの情熱と旅情を誘う人気のコラム、「いま僕はココにいます」で、それが「Ｖｏｌ.１４７ スイス編」に更新されていた。
オフの間、今回は日本には戻らず、東南アジアとの間を往復して、ゴルフと旅行を満喫したようである。
そして旅人ゴルファーの原点とも言うべきスイスの旅行を楽しみ、今後ＤＰワールドツアーへとチャレンジしようとしている後輩達への応援メッセージを綴っていた。
この心の余裕にもちょっと嬉しくなる。
川村やスイスに向かう行程を
綴ったコラムほっこりとさせ
川村やスイスで旅行楽しんで
それを力に好発進し
そして、期待していた通り、第２ラウンド終了時に川村昌弘はトータル－７まで伸ばして１５位タイに躍進し、余裕の予選通過を果たしている。
全体では第２ラウンド終了時に６２位タイまでに入った７９名の選手が決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
ただ、人数が多かったので、どうやら中間ＣＵＴ（ＭＤＦ）が行われ、全員が最終日に進めたわけでは無さそうだ。
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング１３１位のスリストン・ロウレンス（南アフリカ、２５歳）で、第３ラウンド５バーディー、２ボギーの－３、トータル－１７と伸ばして１位上げて来た。
第３ラウンドはアウトスタート（第１ホールから）で、トータル－１４から出て、前半では２バーディー、１ボギーの－１、トータル－１５と少し伸ばし、後半に入ってからも３バーディー、１ボギーの－２、トータル－１７と順調に伸ばして、首位に再浮上している。
ロウレンス確り伸ばし再浮上
ロウレンス再浮上して首位に立ち
ロウレンス再浮上して強さ魅せ
単独２位に付けているのは世界ランキング１７５位のマット・ウォリス(イングランド、３２歳、１８５㎝、８５㎏)で、第３ラウンド４バーディー、２ボギーの－２、トータル－１４と伸ばして１位上げて来た。
第３ラウンドはアウトスタートでトータル－１２から出て、前半では２バーディー、２ボギーのイーブン、トータル－１２と伸ばせなかったが、後半に入ってからは２バーディーの－２、トータル－１４と伸ばして２位まで上げている。
マットウォリスじわりと伸ばし二位に上げ
マットウォリス強さを魅せて二位に上げ
マットウォリス二位まで上げて強さ魅せ
３位タイに付けているのは世界ランキング２５６位のリチャード・マンセル（イングランド、２７歳）、世界ランキング３６２位のスコット・ジェイミソン（スコットランド、３８歳、１８５㎝、８２㎏）で、共に第３ラウンド－４、トータル－１３と伸ばして５位上げて来た。
リチャード・マンセルは第３ラウンド４バーディーの－４であった。
第３ラウンドはアウトスタートで、トータル－９から出て、前半では３バーディーの－３、トータル－１２と確り伸ばし、後半に入ってからも１バーディーの－１、トータル－１３と少し伸ばしている。
マンセルや確り伸ばし上げて魅せ
マンセルや連日上げて力魅せ
マンセルや三位まで上げ力魅せ
スコット・ジェイミソンは第３ラウンド６バーディー、２ボギーの－４であった。
第３ラウンドはアウトスタートでトータル－９から出て、前半では３バーディー、１ボギーの－２、トータル－１１と伸ばし、後半に入ってからも３バーディー、１ボギーの－２、トータル－１３と順調に伸ばして再浮上している。
ジェイミソン確り伸ばし上げて魅せ
ジェイミソン再浮上して三位付け
ジェイミソン再浮上して力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
いきなりであるが、川村昌弘は第３ラウンド１イーグル、５バーディー、２ボギーの－５、トータル－１２と大きく伸ばし、１０位上げて５位タイに付けて来た。
第３ラウンドに付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル－７から出て、前半ではいきなり第１ホールでボギーを叩き、１つ空いて第３ホールでもボギーを叩いたので、一体どうなることかと心配したが、続く３ホールをパーで凌いだ後、第７ホールでバーディーを決め、残りの２ホールをパーで凌いだので、結局１打落とし、トータル－６として後半へと繋いでいる。
大崩れせず、好かった、好かった。ホッ。
そして後半に入ってから２ホールをパーで凌いだ後、第１２ホールでバーディーを決め、１つ空いて第１４ホールでもバーディーを決めた後、続く第１５ホールではイーグルを決め、続く１６ホールではバーディーを決めて、１つ空いて第１８ホールでもバーディーを決めたので、結局後半だけで６打も伸ばし、トータル－１２として最終日へと繋いでいる。
川村や大きく伸ばし上げて魅せ
川村や連日上げて力魅せ
川村や五位まで上げて力魅せ
川村や五位まで上げて期待させ
世界ランキング６７位のアドリア・アルナウス（スペイン、２７歳、１８５㎝）は第３ラウンド－４、トータル－１２と伸ばし、７位上げて５位タイに付けて来た。
アルナウス確り伸ばし上げて魅せ
アルナウス連日上げて強さ魅せ
アルナウス五位まで上げて強さ魅せ
世界ランキング５２３位のアレハンドロ・カニザレス（スペイン、３９歳、１８０㎝、７５㎏）は第３ラウンド＋３、トータル－１２と落とし、４位下がって５位タイとなっている。
世界ランキング１１８８位のエドゥアルド・デ・ラリバ(スペイン、４０歳、１７３㎝、６５㎏) は第３ラウンド＋１、トータル－１１と少し落とし、５位下がって８位タイとなっている。
世界ランキング９９位のニコライ・ホイガールト（デンマーク、２１歳、ラスムス・ホイガールトと双子）、世界ランキング１６４位のヘニー・デュプレシ（南アフリカ、２５歳）はともに第３ラウンド－６、トータル－１０と大きく伸ばし、２９位も上げて１２位タイに付けて来た。
ニコライや大きく伸ばし上げて魅せ
ニコライや下がっても上げ強さ魅せ
ニコライや上位まで上げ強さ魅せ
デュプレシや大きく伸ばし上げて魅せ
デュプレシや連日上げて強さ魅せ
デュプレシや上位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング１５０位のダニー・ウィレット（イングランド、３４歳、１８０㎝、７７㎏）、世界ランキング１７４位のダニエル・ファン・トンダー（南アフリカ、３１歳、１７８㎝、１０４㎏）はともに第３ラウンド－６、トータル－９と大きく伸ばし、４２位も上げて２２位タイに付けて来た。
ウィレットや大きく伸ばし上げて魅せ
ウィレットや連日上げて強さ魅せ
ウィレットや上位まで上げ強さ魅せ
ファントンダー大きく伸ばし上げて魅せ
ファントンダー下がっても上げ強さ魅せ
ファントンダー上位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング１６６位のアレクサンデル・ビョーク(スウェーデン、３２歳、１８５㎝、７６㎏)は第３ラウンド－３、トータル－８と伸ばし、３位上げて２５位タイに付けて来た。
確りと伸ばして上げるビョークかな
強さ魅せ連日上げるビョークかな
上げ続け強さを魅せるビョークかな
世界ランキング１０４位のオリバー・ベッケル(南アフリカ、３７歳、１８８㎝、９０㎏)は第３ラウンド－３、トータル－７と伸ばし、９位上げて３２位タイに付けて来た。
ベッケルや確り伸ばし上げて魅せ
ベッケルや下がっても上げ強さ魅せ
ベッケルや再浮上して期待させ
世界ランキング１９８位のサンティアゴ・タリオ（スペイン、３１歳)は第３ラウンド－２、トータル－７と伸ばしながらも、４位下がって３２位タイとなっている。
伸ばしても四位下がったタリオかな
伸ばしても足りずに下がるタリオかな
世界ランキング５９位のアドリアン・メロンク（ポーランド、２９歳、１９８㎝）は第３ラウンド－２、トータル－５と伸ばし、１１位上げて５１位タイに付けて来た。
メロンクやじわりと伸ばし上げて魅せ
メロンクや確り上げて強さ魅せ
メロンクや再浮上して強さ魅せ
そして世界ランキング１８１位のグイド・ミグリオッツイ(イタリア、２５歳、１８０㎝)は第３ラウンド＋２、トータル－４と落とし、３９位も下がって５９位タイとなっている。
それから、世界ランキング１６２位のラスムス・ホイガールト（デンマーク、２１歳、ニコライ・ホイガールトと双子）は第３ラウンド＋６、トータル－１と大きく落とし、何と６２位も下がって７７位タイとなり、残念ながらＭＤＦとなって最終日へは進めなくなった。
