sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける女子日本人選手の動向・・・R4.5.4①

 今週も週明けになると毎週前半に発表されるゴルフの男女世界ランキングにおける日本人選手の動向が気になる。

 

 さて5月を迎え、漸く初夏らしく暖かくなったかと思えば、曇ったり、雨が降ったりして肌寒い日もある。

 

 何だか不安定な感じであるが、日本人選手が出場出来そうで世界ランキングの変動に関係しそうな目ぼしいゴルフツアーは下部ツアーも含めて日常的に行われるようになっている。

 

 男子に付いては既に触れたので、ここでは女子の先週開催されたツアーの振り返り、および世界ランキングの変動に付いて触れておく。

 

 先ずは先週開催された女子のゴルフツアーから簡単に振り返っておく。

 

 その内でも国内からであるが、4月29日(金)の朝から千葉県において国内女子ツアー、「パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント」が3日間の日程で開催された。

 

 見事逆転優勝を果たしたのは世界ランキング24位で最早新世紀世代を代表すると言えそうな西郷真央(20歳、158㎝、57㎏)であった。

 

 これで国内女子ツアーで4勝目となり、今シーズン初戦に念願の初優勝を果たしてから7試合に出場して4勝目で、後は2位タイが2回、10位タイが1回であるから凄まじい強さではないか!?

 

 この大会でも初日-2まで伸ばして9位タイと好発進で、第2日目には早くもトータル-6まで伸ばして単独2位に上げている。

 

 そして最終日にはトータル-10まで伸ばして逆転優勝を果たしたのであるが、前半は全てパーで凌ぎ、後半第15ホールの逆転のショットインイーグルを含めて1イーグル、2バーディーと一気に4打伸ばしてあっと言う間に先輩達を抜き去ったのが凄かった。

 

 これが寝違えの痛みによる欠場明けと言うのも感心させられる。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは20位まで上がった。

 

        西郷真央出れば最低ベストテン        

        半分は勝ち強過ぎるかも

 

        西郷真央好発進でじわじわと

        先輩抜いて勝ち切るのかも

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング195位で実力派ベテラン外国人選手のひとり、飛ばし屋のテレサ・ルー(34歳、165㎝)で、米国女子ツアーに一緒に出ていた渋野日向子の前向きな戦い振りに大いに刺激を受けたそうである。

 

 その影響が早くも出たのか、初日から-4まで伸ばして3位タイに付け、第2日目にはトータル-8まで伸ばして単独首位に立っている。

 

 最終日は後半で2ボギーと2打落とし、トータル-8から伸ばせず、逆転負けしたが、十分にベテランの味を魅せてくれたのではないか!?

 

 それから出来るベテランに共通することであるが、誰からでも学べる謙虚さを失っていないと言うことである。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは158位まで上がった。

 

        テレサルーシブコ刺激に奮闘し

        戦う力魅せられたかも

 

 3位タイに入った中では世界ランキング59位で実力派ベテラン選手を代表する存在の上田桃子(35歳、161㎝、54㎏)で、初日は-2まで伸ばして9位タイと好発進であった。

 

 第2日目にはトータル-3まで伸ばして6位タイに上げ、最終日にもトータル-7まで伸ばしている。

 

 そしてこの試合の結果、世界ランキングは54位まで上がった。

 

        上田桃子ぐんぐん上げて三位入り

        ベテランの味魅せられたかも

 

 もうひとり3位タイに入ったのが世界ランキング70位で黄金世代をリードするひとり、念願の初優勝を果たしたばかりの高橋彩華(23歳、162㎝、55㎏)で、初日から-5と大きく伸ばして単独2位の発進であった。

 

 第2日目にはトータル-5のまま伸ばせず、3位タイに下がったが、最終日にはトータル-7まで伸ばして3位タイを維持している。

 

 最終日の後半に1バーディー、1ボギーで伸ばせなかったのは以前の彼女がまだ残っているような気もするが、それ以上は崩れなかったところに成長が感じられなくもない!?

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは66位まで上がった。

 

 また、国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアー、レベル的にはその下部に当たるマイナビネクストヒロインゴルフツアーはオープンウイークであった。

 

 次に海外で開催されたツアーに付いても見て行こう。     

 

 先ず4月28日(木)の朝からオーストラリアにおいてオーストラリアの女子ツアー(ALPGツアー)と欧州女子ツアーの共催するツアー、「女子NSWオープン」が4日間の日程で開催された。

 

 日本人選手としては世界ランキング1157位でアマチュアの中谷美陽(ハルヒ、25歳?)、世界ランキング1449位の早川真帆(25歳、155㎝)が出場していた。

 

 また、世界ランキング304位でALPGツアーを主戦場とする日系ニュージーランド人の小堀桃花も出場していた。

 

 中谷美陽は予選ラウンド終了時にトータル+16まで落とし、CUTラインの+6には遠く及ばず、残念ながら予選落ちとなり、この結果、世界ランキングは1169位まで下がった。

 

 早川真帆は最終的にトータル+5まで落としたが、34位タイに入り、この結果、世界ランキングは1208位まで上がっている。

 

 そして小堀桃花は最終的にトータル-4まで伸ばして12位タイに入り、この結果、世界ランキングは297位まで上がっている。

 

 また4月28日(木)の朝から韓国において韓国女子ツアー(KLPGA )の今シーズン第4戦、「KLPGA選手権」が4日間の日程で開催された。

 

 優勝したのは世界ランキング49位のキム・アリム(韓国、26歳、175㎝)で、トータル-12まで伸ばしている。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは39位まで上がった。

 

 この選手も高身長であるが、何だか見覚えのある選手だなあ、と思ったら、米国女子ツアーの常連さんではないか!?

 

 それだけでもこのツアーのハイレベルさが感じられる!?

 

        韓国の女子のツアーはハイレベル

        大いに刺激受けられるかも

 

 それから、4月28日(木)の夜から時差-16時間の米国・カルフォルニア州において米国女子ツアー、「バロス・ベルデス選手権」が4日間の日程で開催された。

 

 出場した日本人選手は世界ランキング13位で新世紀世代を代表し、全米女子オープンで優勝した笹生優花(20歳、166㎝、63㎏)、世界ランキング23位でプラチナ世代を代表し、安定してプレイが売りの古江彩佳(21歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング32位で黄金世代をリードするひとり、全英女子オープンで優勝した渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)の3人で、古江彩佳が予選を通過している。

 

 安定が売りの(本人は不満らしいが)古江彩佳は初日-4まで伸ばして8位タイと好発進であったが、第2日目にはトータル-2まで落とし、18位タイで予選を通過している。

 

 第3日目にはトータル+2まで落として56位タイに下がったが、最終日にはトータル+1と少し伸ばして49位タイに入った。

 

 この辺り、先々週の試合と似ていなくもない!?

 

 先週も書いたことであるが、予選落ちが無いのは十分に誇れることではないだろうか!?

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは24位まで下がっている。

 

        古江彩佳予選落ちせず踏ん張って

        其処は強さを感じるのかも

 

 笹生優花は初日に+4まで落として121位タイと大きく出遅れ、早くも暗雲が立ち込めた!?

 

 第2日目にはトータル+4を維持して83位タイまで上げたが、CUTラインがトータル+2であったから及ばず、無念の予選落ちとなった。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは13位のままであった。

 

 渋野日向子は初日から+5と大きく落とし、131位タイと大きく出遅れ、第2日目にはトータル+7まで落としながらも117位タイに上げたが、CUTラインには及ばなかった。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは35位に下がっている。

 

 次に世界ランキングであるが、日本人選手トップ20の変動から挙げておく。

 

   順位  変動  氏名     

   6位  ー   畑岡奈紗(23歳、158㎝) 

  13位  ー   笹生優花(20歳、166㎝、63㎏) 

  20位 ↑ 4 西郷真央(20歳、158㎝、57㎏)         

  24位 ↓ 1 古江彩佳(21歳、153㎝、54㎏)      

  27位 ↓ 2 稲見萌寧(22歳、166㎝、58kg) 

  35位 ↓ 3 渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)

  42位 ↓ 3 西村優菜(21歳、150㎝弱 50㎏)  

  54位 ↑ 5 上田桃子(35歳、161㎝、54㎏)

  66位 ↑ 4 高橋彩華(23歳、162㎝、55㎏)       

  69位  ー   小祝さくら(23歳、158㎝、58㎏)

  72位 ↓ 1 山下美夢有(20歳、150㎝、52㎏) 

  73位  ー   堀琴音(26歳、165㎝、56kg)  

  75位 ↓ 1 勝みなみ (23歳、157㎝)

  79位 ↓ 2 鈴木愛(27歳、155㎝)        

  82位 ↓ 2 植竹希望(23歳、170㎝、59kg)

  90位 ↓ 3 吉田優利(21歳、158㎝、58㎏)

  96位 ↑ 1 大里桃子(23歳、171㎝、60㎏)

 101位 ↓ 2 原英莉花(23歳、173㎝、58㎏) 

 107位 ↑ 2 渡邉彩香(28歳、172㎝、65kg)

 119位 ↑ 3 三ヶ島かな(25歳、164㎝、51㎏)

 

 先週も彼方此方で開催され、その幾つかで日本人選手が活躍した結果、まあまあ大きな変動も観られたので、以下、700位までの範囲で10位以上上がった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 昨年6月に2020年度の最終プロテストに合格し、既にステップアップツアーでは優勝している岩井明愛(アキエ、19歳、161㎝、59㎏、岩井ツインズの姉)は45位上がって219位に、ベテランビジュアル系選手でこの頃気に止まることが増えている金田久美子(32歳、166㎝、51㎏)は20位上がって237位に、昨年の6月に2020年度最終プロテストに合格したプラチナ世代の後藤未有(21歳、157㎝、58㎏)は38位上がって279位に、この頃時々気に止まるようになった中堅選手の岸部桃子(28歳、162㎝、62㎏)は17位上がって293位に、大型ビジュアル系選手の脇元華(24歳、174㎝、64㎏)は13位上がって299位に、この頃時々気に止まるようになった大出瑞月(24歳、151㎝、48㎏)は10位上がって304位になっている。

 

 またこの頃時々気に止まる大型中堅選手の福山恵梨(29歳、170㎝、60㎏)は12位上がって324位に、黄金世代で少し出遅れ、昨年11月に2021年度の最終プロテストに合格した天本ハルカ(23歳、162㎝、58㎏)は31位上がって414位に、昨年6月に2020年度の最終プロテストに合格し、既にステップアップツアーでは優勝している岩井千怜(チサト、19歳、162㎝、59㎏、岩井ツインズの妹)は16位上がって421位に、昨年の6月に2020年度の最終プロテストに合格した大学生プロの桑木志帆(19歳、164㎝)は26位上がって433位に、大型中堅ビジュアル系選手の松森彩夏(27歳、170㎝、54㎏)は16位上がって439位に、昨年11月に2021年度の最終プロテストに合格した新世紀世代の永嶋花音(ハナネ、20歳、157㎝、54㎏)は44位上がって601位になっている。

 

 そして今週であるが、先週に引き続き男女共に彼方此方で開催される予定になっている。

 

 国内では今週もステップアップツアー、マイナビネクストヒロインゴルフツアーともにオープンウイークなのがちょっと寂しいが、木曜日の朝からは国内女子ツアーが開催される予定である。

 

 また海外では、木曜日の午後からスペインにおいて欧州女子ツアー、金曜日の朝から韓国女子ツアーが開催される予定であるが、ALPGAツアー、米国女子ツアーに付いてはオープンウイークとなっている。

 

 上記の内の幾つかには日本人選手も出場すると思われるので、ライブ中継の視聴、公式サイトでの速報検索等をしながらのんびり楽しみたい。