木曜日の12時10分頃から時差-5時間のアラブ首長国連邦のラアス・アル・ハイマにある「アルハイマゴルフクラブ(7325ヤード、パー72)」においてDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、「ラアス・アル・ハイマクラシック」が4日間の日程で開催され、その第3日目、すなわち決勝ラウンド初日が終わっている。
賞金総額は200万ドル(約2億3千万円)と、まあ普通の大会で、開催地・コースも賞金総額も先週と同じに設定されている。
日本人選手としては世界ランキング179位で旅人ゴルファーと呼ばれる川村昌弘(28歳、173㎝、71㎏)が出ており、先週の様子から考えて、今週もまあまあ善戦してくれそうな気がしていたら、初日-4と伸ばし、22位タイと好い感じに発進出来たようである。
そして第2日目は-4、トータル-8と順調に伸ばし、14位上げて8位タイに付けて来て、上位での予選通過となったから、益々期待が膨らむ!?
なお、彼のゴルフ&旅行に付いて綴られた人気のコラム、「いま僕はココにいます」は先週「Vol.134 アラブ首長国連邦編」に更新され、今週は同じ場所なので更新はないようだ。
それに、ライブ放送の情報は無いから、先週と同様に無いのかも知れない。
仕方が無いなあ。
またちょっと遅めの速報を待ちながら楽しみたい。
川村やアラブ連戦慣れて来て
上位通過が出来ているかも
川村や余裕の通過魅せた後
更なる飛躍期待するかも
さて、単独首位を維持しているのは世界ランキング211位のライアン・フォックス(ニュージーランド、35歳、178㎝、98㎏)で、3日目9バーディー、2ボギーの-7、トータル-19と爆発的に伸ばし、独走状態に入っている。
これは完全優勝もあり得そうだなあ。
フォックスや爆発魅せて首位を維持
フォックスや爆発魅せて独走し
フォックスや完全勝利期待させ
2位タイに付けているのは世界ランキング142位のアドリアン・メロンク(ポーランド、28歳、198㎝)、世界ランキング268位のスコット・ジェイミソン(スコットランド、38歳、185㎝、82kg)、世界ランキング93位のアドリア・アルナウス(スペイン、27歳、185㎝)、世界ランキング253位のパブロ・ララサバル(スペイン、28歳、178㎝、75kg)で、トータル-13まで伸ばしている。
アドリアン・メロンクは3日目8バーディーの-8と爆発的に伸ばして39位も上げて来た。
初日67位タイから2日目には41位タイまで上げ、この上げ方は結構凄い!?
メロンクや爆発魅せて二位に上げ
メロンクや連日上げて強さ魅せ
メロンクやガンガン上げて強さ魅せ
スコット・ジェイミソンは3日目7バーディーの-7と爆発的に伸ばして28位上げて来た。
初日の84位タイから2日目に54位も上げているから、アドリアン・メロンクより更に凄い上げ方をしている!?
ジェイミソン爆発魅せて二位に上げ
ジェイミソン連日上げて力魅せ
ジェイミソンガンガン上げて力魅せ
アドリア・アルナウスは3日目1イーグル、7バーディー、3ボギーの-6と大きく伸ばして12位上げて来た。
先週はアジアンツアーの高額賞金大会、「PIFサウジインターナショナル」に出場して単独3位に入っているから、好調を維持しているようである。
アルナウス大きく伸ばし二位に付け
アルナウス連日伸ばし強さ魅せ
アルナウス二位まで上げて強さ魅せ
パブロ・ララサバルは3日目7バーディー、3ボギーの-4と伸ばして2位を維持している。
ララサバル確り伸ばし二位を維持
ララサバル連日伸ばし力魅せ
ララサバル二位を維持して力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
川村昌弘、世界ランキング66位で若手実力派のロバート・マッキンタイア(スコットランド、25歳、178㎝)は3日目-4、トータル-12と伸ばし、2位上げて6位タイに付けて来た。
川村昌弘は3日目4バーディーで、これに付いてもう少し詳しく見ておくと、決勝ランドでは全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-8から出ている。
前半では2ホールをパーで凌いだ後、第3ホールでバーディーを決め、1つ空いて第5、6ホールと連続でバーデシーを決め、残りの3ホールをパーで凌いだから、結局3打伸ばし、トータル-11として後半へと繋いでいる。
後半に入ると4ホールをパーで凌いだ後、第14ホールで漸くバーディーを決め、残りの4ホールもパーで凌いだので、結局更に1打伸ばし、トータル-12として最終日へと繋いでいる。
トップを独走するライアン・フォックスとは7打も離れているが、2位タイの選手達とは1打しか離れていないので、この集団に追い着くのは十分可能ではないか!?
最終日まで楽しみになって来た。
川村や確り伸ばし六位付け
川村や六位まで上げ強さ魅せ
川村や二位と一打差まで迫り
最終日まで期待膨らみ
一方ロバート・マッキンタイアであるが、一旦下がっても上げて来るのは流石ではないか!?
再浮上マッキンタイア強さ魅せ
強さ魅せマッキンタイア再浮上
それから、世界ランキング165位のジェーソン・スクリベナー(オーストラリア、32歳、183㎝、70kg)は3日目-2、トータル-11と伸ばしながらも、7位下がって9位タイとなっている。
世界ランキング97位のローリー・カンター(イングランド、32歳、188㎝、80㎏)、世界ランキング108位のラスムス・ホイガールト(デンマーク、20歳。ニコライ・ホイガールトと双子)は3日目-2、トータル-9と伸ばしながらも、7位下がって21位タイとなっている。
世界ランキング56位でベテランのリチャード・ブランド(イングランド、49歳、185㎝、89kg)は3日目-1、トータル-8と少し伸ばしながらも、14位下がって28位タイとなっている。
世界ランキング101位のジャスティン・ハーディング(南アフリカ、36歳、183㎝、80㎏)は3日目+1、トータル-8と少し落とし、26位も下がって28位タイとなっている。
世界ランキング73位で国内男子ツアーでも活躍しているベテランのショーン・ノリス(南アフリカ、39歳、188㎝、100㎏)は3日目-2、トータル-7と伸ばし、4位上げ37位タイに付けて来た。
何処に移動してもこうして活躍出来ているのは流石ではないか!?
ショーンノリス下がっても上げ強さ魅せ
ショーンノリス彼方此方に出て活躍し
確かな力感じるのかも
世界ランキング80位のダニエル・ファン・トンダー(南アフリカ、30歳、178㎝、104㎏)は3日目-1、トータル-7と少し伸ばしながらも、7位下がって37位タイとなっている。
世界ランキング107位のトーマス・デトリー(ベルギー、29歳、188㎝、70㎏)は3日目-1、トータル-5と少し伸ばしながらも、6位下がって59位タイとなっている。
そして世界ランキング144位のジョルダン・スミス(イングランド、29歳、178㎝、76㎏)は3日目+2、トータル-1と落とし、9位下がって74位タイとなっている。
確りと伸ばして通過スミスかな
ぎりぎりで通って魅せるスミスかな
なお、予選ラウンド終了時に65位タイまでに入っていた76名の選手が決勝ラウンドへと駒を進められた。
それから、時差-6時間のケニアで開催されている欧州女子ツアーの「マジカル・ケニア・レディース・オープン」であるが、此方も順調に第3日目を終えているようである。
賞金総額30万ユーロ(約4000万円)のこの大会には94名の選手が出場し、2日間の予選ラウンド終了時点に57位タイまでに入った62名の選手が決勝ラウンドへと駒を進められた。
第3日目を終えてアンダーパーが2人で、3位タイまでの選手は以下のようになっている。
単独首位を維持しているのは世界ランキング216位のリネア・ストーム(スウェーデン)で、3日目イーブン、トータル-3と維持している。
単独2に付けているのは世界ランキング257位のルナ・ソブロン・ガルメス(スペイン)で、3日目-4、トータル-1と伸ばして8位上げて来た。
3位タイに付けているのは世界ランキング104位のエスター・ヘンセライト(ドイツ)、世界ランキング383位のソフィー・ハウスマン(ドイツ)で、トータルイーブンとなっている。
エスター・ヘンセライトは3日目-3まで伸ばして7位上げ、ソフィー・ハウスマンは3日目-1と少し伸ばして3位を維持している。
詳しくはウィキペディアの欧州女子ゴルフツアー等から向こうのサイトに入ると見ることが出来る。
ともかく、男子の場合と同様で、米国女子ツアーとは違い、国内女子を主戦場とする選手の手にも合うツアーかと思われるが、国内が下部ツアーのステップアップツアーだけではなく、更に下のマイナビネクストヒロインゴルフツアー等もあって充実し、近くには中国女子ツアー、台湾女子ツアーともあるから、中々チャレンジする選手は出て来ないのかも知れないなあ。
そう言えば少し前にはチャレンジしていた選手もいたようであるが、その辺りはどうなんだろう?
ちょっと知りたいところではある。