9月1日(木)の午後から時差-8時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-9時間)のイングランドにある「ウェントワース・ゴルフ・クラブ(7267ヤード、パー72)」においてDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)の旗艦大会、「BMW PGA選手権」が4日間の日程で開催されたが、初日の予定されていた第1ラウンドの途中で英国皇室にご不幸があり、サスペンデッドとなった。
第2日目は中止となり、改めて3日間大会とされ、再開された第2日目に第1ラウンドの残りと第2ラウンド、すなわち予選ラウンドが何とか終えられた。
今回は第2ラウンド、すなわち予選ラウンド最終ラウンドの様子に付いて触れておく。
公式サイトによると賞金総額が800万ドルとなっており、1ドルを約142.5円とすると、約11億4000万円となり、流石に高額となっている。
そして、この試合は旗艦大会であるだけではなく、高額賞金大会だけあって、また米国男子ツアーが短いオフに入っている所為もあって、世界中から結構な猛者が集っており、ちょっと見ただけでも、世界ランキング3位で米国男子ツアーの年間チャンピオンになったばかりのロリー・マキロイ(北アイルランド、33歳、178㎝、73㎏)、世界ランキング6位のジョン・ラーム(スペイン、27歳、188㎝、100㎏)、世界ランキング10位のビクトル・ホブラン(ノルウェー、24歳、178㎝、75㎏)、世界ランキング11のマシュー・フィッツパトリック(イングランド、178㎝、70㎏)、世界ランキング15位のビリー・ホーシェル(米国、35歳、183㎝、79㎏)等の名前が目に飛び込んで来る。
そんな何時も以上に厚いフィールドに、日本人選手としては世界ランキング267位で旅人ゴルファーと呼ばれている川村昌弘(29歳、173㎝、72㎏)が先週に引き続いて出場している。
先々週出場した「オメガ・ヨーロピアン・マスターズ」では9位タイに入り、先週出場した「メイド・イン・ヒマーランド」では22位タイに入ったが、その勢いが今週も残っているか!?
今週もそんなに熱くならず、先ずは予選通過から期待したい。
また、ゴルフへの情熱と旅情を誘う人気のコラム、「いま僕はココにいます」が忙しい中、「Vol.149 ロンドン編」に更新されていた。
先週の開催地、デンマークのオールボーから車で4時間のコペンハーゲンに移動し、そこからは飛行機でイングランドのロンドンまで移動し、計1305㎞の移動となったそうな。
戦略的なゴルフ場の様子、スタッフも含めてレンタルハウスを借りて旅行を楽しんでいる様子、そして上にも書いたような厚いフィールドの様子等が綴られているが、難しいコースでも昨年17位タイに入った相性の好さそうなコースでもあるので、今年も上位争いを期待したい。
その期待通り、第1ラウンドが終了した時点でトータル-4まで伸ばして13位タイの好発進であるから、何だかわくわくして来た。
川村や欧州旅行楽しんで
コラム更新楽しめたかも
川村や今週もまたツアー出て
好発進で期待膨らみ
さて、首位タイに立っているのは世界ランキング605位のソレン・ケルドセン(デンマーク、47歳、170㎝、64㎏)、世界ランキング10位のビクトル・ホブラン(ノルウェー、24歳、178㎝、75㎏)で、トータル-12まで伸ばしている。
ソレン・ケルドセンは第2ラウンド1イーグル、7バーディー、1ボギーの-8と爆発的に伸ばして12位上げて来た。
この大会では第1ラウンドから全員アウトスタート(第1ホールから)で第2ラウンドではトータル-4から出て、前半では1イーグル、2バーディー、1ボギーの-3、トータル-7と伸ばし、後半に入ってからは加速して、5バーディーの-5、トータル-12と大きく伸ばしている。
ケルドセン爆発魅せて首位に立ち
ケルドセン後半加速首位に立ち
ケルドセン首位に追い着き力魅せ
ビクトル・ホブランは第2ラウンド5バーディー、1ボギーの-4と伸ばして首位を維持している。
第2ラウンドはトータル-8からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-10と伸ばし、後半に入っても3バーディー、1ボギーの-2、トータル-12と順調に伸ばしている。
おっ、これは完全優勝も期待出来るか!?
ホブランや確り伸ばし首位を維持
ホブランや首位を維持して強さ魅せ
ホブランや完全勝利期待させ
3位タイに付けているのは世界ランキング3位のロリー・マキロイ(北アイルランド、33歳、178㎝、73㎏)、世界ランキング143位のトーマス・デトリー(ベルギー、29歳、188㎝、70㎏)、世界ランキング195位のラファエル・カブレラベロ(スペイン、38歳、188㎝、81㎏)で、3人共第2ラウンド-7、トータル-11と爆発的に伸ばして10位上げて来た。
ロリー・マキロイは第2ラウンド1イーグル、5バーディーの-7であった。
第2ラウンドはトータル-4から出て、前半では1イーグル、1バーディーの-3、トータル-7と伸ばし、後半に入ってからも4バーディーの-4、トータル-11と順調に伸ばしている。
マキロイや爆発魅せて三位付け
マキロイや確り上げて三位付け
マキロイや三位まで上げ強さ魅せ
トーマス・デトリーは第2ラウンド7バーディーの-7であった。
第2ラウンドはトータル-4からスタートし、前半では2バーディーの-2、トータル-6と伸ばし、後半に入ってからは加速して、5バーディーの-5、トータル-11と大きく伸ばしている。
デトリーや爆発魅せて三位付け
デトリーや後半加速三位付け
デトリーや三位まで上げ力魅せ
ラファエル・カブレラベロは第2ラウンド9バーディー、2ボギーの-7であった。
第2ラウンドはトータル-4からスタートして、前半では4バーディー、2ボギーの-2、トータル-6と伸ばし、後半に入ってからは加速して5バーディーの-5、トータル-11と大きく伸ばしている。
カブレラベロ爆発魅せて三位付け
カブレラベロ後半加速三位付け
カブレラベロ三位まで上げ力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング46位のテイラー・グーチ(米国、30歳、183㎝、91㎏)は第2ラウンド-8、トータル-10と爆発的に伸ばし、51位タイも上げて6位タイに付けて来た。
爆発し六位に上げたグーチかな
六位まで上げ強さ魅すグーチかな
強さ魅せ六位に上げたグーチかな
そして、川村昌弘は第2ラウンド2イーグル、2バーディー、1ボギーの-5、トータル-9と大きく伸ばし、2位上げて11位タイに付けて来た。
第2ラウンドに付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル-4からスタートし、前半では3ホールをパーで凌いだ後、第4ホールでイーグルを決め、続く3ホールをパーで凌いだ後、第8ホールでバーディーを決めたので、結局3打伸ばし、トータル-7として後半へと繋いでいる。
後半に入ってから2ホールをパーで凌いだ後、第12ホールでこの日2つ目のイーグルを決め、1つ空いて第14ホールでバーディーを決め、続く第15ホールではボギーを叩いたが、残りの3ホールをパーで凌いだので、結局後半では2打伸ばし、トータル-9として最終日へと繋いでいる。
おっ、これは益々好い感じではないか!?
残り1日、今開催中の国内男子ツアーでも米国男子ツアーメンバーの強さに付いて言われているが、その怒涛の追い上げの中で臆せずに上位争いに加われることを期待したい。
川村や大きく伸ばし上げて魅せ
川村や上位で通過力魅せ
川村や上位で通過期待させ
それから、世界ランキング11位のマシュー・フィッツパトリック(イングランド、28歳、178㎝、70㎏)、世界ランキング69位のパブロ・ララサバル(スペイン、39歳、178㎝、75㎏)は共に第2ラウンド-5、トータル-8と大きく伸ばし、12位上げて16位タイに付けて来た。
爆発しフィッツパトリック上位付け
爆発しフィッツパトリック強さ魅せ
上位付けフィッツパトリック強さ魅せ
ララサバル爆発魅せて上位付け
ララサバル強さを魅せて上位付け
ララサバル上位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング15位のビリー・ホーシェル(米国、35歳、183㎝、79㎏)は第2ラウンド-4、トータル-8と伸ばしながらも、3位下がって16位タイとなっている。
ホーシェルや伸ばしながらも三位下げ
ホーシェルや伸ばし足りずに三位下げ
ホーシェルや上位で通過強さ魅せ
世界ランキング29位のトミー・フリートウッド(イングランド、31歳、180㎝、76㎏)は第2ラウンド+1、トータル-7と少し落とし、27位も下がって26位タイとなっている。
世界ランキング71位のミンウー・リー(オーストラリア、24歳、米国女子ツアーの人気選手ミンジー・リーの弟)は第2ラウンド-10、トータル-6と爆発的に伸ばし、何と103位も上げて34位タイに付けて来た。
ミンウーリー爆発魅せて中位付け
余裕の通過期待膨らみ
ミンウーリー強さを魅せて爆上げし
ミンウーリー爆発力で通過魅せ
世界ランキング6位のジョン・ラーム(スペイン、27歳、188㎝、100㎏)、世界ランキング60位のアドリアン・メロンク(ポーランド、29歳、198㎝)は共に第2ラウンド-4、トータル-6と伸ばし、23位も上げて34位タイに付けて来た。
ジョンラーム確り伸ばし上げて魅せ
ジョンラーム大きく上げて強さ魅せ
ジョンラーム余裕の通過強さ魅せ
メロンクや確り伸ばし上げて魅せ
メロンクや大きく上げて強さ魅せ
メロンクや余裕の通過強さ魅せ
世界ランキング27位のティレル・ハットン(イングランド、30歳、175㎝、73㎏)は第2ラウンド-3、トータル-6と伸ばしながらも6位下がって34位タイとなっている。
ハットンや伸ばしながらも六位下げ
ハットンや伸ばし足りずに六位下げ
ハットンや余裕の通過強さ魅せ
世界ランキング24位のアブラハム・アンサー(メキシコ、31歳、170㎝、73㎏)は第2ラウンド-2、トータル-6と伸ばしながらも、21位も下がって34位タイとなっている。
アンサーや伸ばしながらも大分下げ
アンサーや伸ばし足りずに大分下げ
アンサーや余裕の通過強さ魅せ
世界ランキング77位のリチャード・ブランド(イングランド、49歳、185㎝、89㎏)は第2ラウンド-7、トータル-5と爆発的に伸ばし、69位も上げて49位タイに付けて来た。
ブランドや爆発力で通過魅せ
ブランドや強さを魅せて爆上げし
ブランドや大きく上げて強さ魅せ
世界ランキング50位のパトリック・リード(米国、32歳、183㎝、91㎏)は第2ラウンド-3、トータル-5と伸ばし、8位上げて49位タイに付けて来た。
確りと上げ強さ魅すリードかな
強さ魅せ余裕の通過リードかな
意地を魅せ余裕の通過リードかな
世界ランキング30位で我が国でも人気の高いアダム・スコット(オーストラリア、42歳、183㎝、82㎏)は第2ラウンド-2、トータル-5と伸ばしながらも21位も下がって49位タイとなっている。
スコットや伸ばしながらも大分下げ
スコットや伸ばし足りずに大分下げ
世界ランキング61位で日系のカート・キタヤマ(29歳、170㎝、77㎏)は第2ラウンド-1、トータル-5と少し伸ばしながらも、36位も下がって49位タイとなっている。
キタヤマや伸ばしながらも大分下げ
キタヤマや伸ばし足りずに大分下げ
そして、世界ランキング36位のトーマス・ピーターズ(ベルギー、30歳、196㎝、85㎏)は第2ラウンド-1、トータル-4と少し伸ばしながらも、30位も下がり、ぎりぎりで予選を通過している。
ピーターズ伸ばしながらも大分下げ
ピーターズ伸ばし足りずに大分下げ
以上で、58位タイまでに入っている72名の選手が最終日1日と変更された決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
それから、世界ランキング53位のルーカス・ハーバート(オーストラリア、26歳、188㎝、78㎏)はトータル-3で73位タイ、世界ランキング66位のディーン・バーメスター(南アフリカ、33歳、180㎝、76㎏)はトータル+1で111位タイ、世界ランキング87位のスリストン・ロウレンス(南アフリカ、25歳)はトータル+4で130位タイ、世界ランキング68位のアドリア・アルナウス(スペイン、27歳、185㎝)はトータル+7で単独138位となり、残念ながらCUTの憂き目に遭っている。
なお、世界ランキング47位のライアン・フォックス(ニュージーランド、35歳、178㎝、98㎏)、世界ランキング58位のジャスティン・ローズ(イングランド、42歳、191㎝、88㎏)、世界ランキング74位のセルヒオ・ガルシア(スペイン、42歳、178㎝、82㎏)は残念ながら途中棄権している。