タイガースがエンゼルスと対戦して1対3で負けている。
エンゼルスの先発投手は100mph(100マイル毎時、約161㎞/h)超投手のひとりで二刀流の大谷翔平(27歳、193㎝、102㎏)で、8回で90球投げ、6安打(1本塁打)8三振1失点1自責点の力投で勝ちが付いて8勝1敗となり、防御率は2.93から2.79へと少し好くなっている。
ついでにWHIPの変化に付いても見ておくと、此方も1.09から1.06へと少し好くなっている。
速球の最速は165㎞/hであるが、ヤンキース戦で1回にKOされた後、その時なりの落ち着いた投球をするようになってからは100mphが出るか出ないかぐらいで投げているように思われる。
それがかえって上手く結果を出しているようで、インタビューではまだリハビリ中で、これからも上がって来ると言っているから、今後も大いに楽しみである。
参考までに今シーズンここまでの4シーズンの成績に付いて見ておくと、2018年シーズンはメジャーにデビューした年で、肘を痛めて登板しなくなるまでに51回3分の2投げて4勝2敗で、奪三振数が63、防御率が3.31、WHIPが1.16と、内容的にもまあまあ好かった。
2019年シーズンは前年秋に受けたトミー・ジョン手術後のリハビリ期間で、登板はしていない。
2020年シーズンは満を持して登板したものの、直ぐに球速が落ち、肘を痛めたので、大事を取って以後登板せず、1回3分の2投げて0勝1敗で、奪三振数が3、防御率が37.80、WHIPが6.60と惨憺たる結果となってしまった。
そして2021年シーズンここまでは100回投げて8勝1敗で、奪三振数が120、防御率が2.79、WHIPが1.06と素晴らしい成績を残している。
大谷や巧く抑えて勝って魅せ
大谷や力投披露勝って魅せ
大谷翔平に関しては打者としても注目に値する。
今日は4打数1安打(1本塁打)1三振1打点1得点で、打率は2割6分9厘と少し下がっているが、本塁打が40本に達して2位のウラジミール・ゲレロJr.に5本差を付けてトップを独走し、打点は87となり、首位と2点差の単独4位となっている。
参考までに今シーズンここまでの4シーズンの成績に付いて見ておくと、2018年シーズンは打席にはずっと入り続け、326打数93安打(22本塁打)61打点で、打率が0.285、出塁率が0.361、長打率が0.564、OPSが0.925と好成績を残している。
2019年シーズンも打席には普通に立ち続け、384打数110安打(18本塁打)62打点で、打率が0.286、出塁率が0.343、長打率が0.505、OPSが0.848と前年同様に好かった。
2019年シーズン終了後に左膝の手術を受けて、2020年シーズンは153打数29安打(7本塁打)24打点で、打率が0.190、出塁率が0.291、長打率が0.366、OPSが0.657と、投球ほどではないにしても不本意な成績に終わっている。
そして2021年シーズンここまでは409打数110安打(40本塁打)87打点で、打率が0.269、出塁率が0.363、長打率が0.648、それからOPSが何と1.011と、更にパワーアップしている。
今日は投球が6回ぐらいから力強くなり、そして8回の第4打席に本塁打が出ているから、疲れてはいても連動しているようである。
大谷やパワー全開本塁打
また、ロイヤルズがアストロズと対戦して3対2で辛勝している。
アストロズの先発投手はサイ・ヤング賞投手のベテラン技巧派エース、ザック・グリンキー(37歳、188㎝、91㎏)で、6回で85球投げ、5安打1失点1失点の好投ながら勝敗は付かず11勝3敗のままであったが、防御率は3.51から3.43へと少し好くなっている。
ついでにWHIPの変化に付いても見ておくと、此方も1.12から1.11へと少し好くなっている。
ウィキペディアによると、若い頃は速球の最速が160㎞/h近くあったが、2015年シーズンには153㎞/hに落ちているそうな。
2009年シーズンには平均が151㎞/hあったが、2020年シーズンには142㎞/hに落ちていると言う。
それでも確り抑え、エースを担っているところが凄いではないか!?
参考までに今シーズンここまでの4シーズンの成績に付いて見ておくと、2018年シーズンはダイヤモンドバックスのエースを担い、207回3分の2投げて15勝11敗で、奪三振数が199、防御率が3.21、WHIPが1.08であった。
2019年シーズンは途中でアストロズに移籍して、通算で208回3分の2投げて18勝5敗で、奪三振数が187、防御率が2.93、WHIPが0.98と十分期待に応えている。
2020年シーズンは67回投げて3勝3敗で、奪三振数が67、防御率が4.03、WHIPが1.13と、調子が上がるまでにシーズンが終わった感じであった。
そして2021年シーズンここまでは149回3分の2投げて11勝3敗で、奪三振数が107、防御率が3.43、WHIPが1.11と、色々とややこしくなっている今シーズンにしては好く対応している!?
グリンキー試合を繋ぎ巧さ魅せ
グリンキー試合を作り上手さ魅せ
またカージナルスがブリュワーズと対戦して4対6で負けている。
カージナルスの先発投手は将来的にエースとして期待される若手、ジャック・フラーティ(25歳、193㎝、102㎏)で、6回で92球投げ、4安打(2本塁打)8三振1四球2失点2自責点の力投ながら勝敗は付かず9勝1敗のままであったが、防御率は2.65から2.68へと少し悪化している。
ついでにWHIPの変化に付いても見ておくと、此方は0.97から0.96へと少し好くなっている。
参考までに今シーズンここまでの4シーズンの成績に付いて見ておくと、2018年シーズンはメジャーリーグ2シーズン目で飛躍し、151回投げて8勝9敗で、奪三振数が182、防御率が3.34、WHIPが1.11と、内容的にはエース級の好成績を挙げている。
2019年シーズンは更に好くなり、196回3分の1投げて11勝8敗で、奪三振数が231、防御率が2.75、WHIPが0.97と、内容的には一流エースクラスになっている。
2020年シーズンは40回3分の1投げて4勝3敗で、奪三振数が49、防御率が4.91、WHIPが1.21と、調子が上がらないままに終わった感じか!?
そして2021年シーズンここまでは74回投げて9勝1敗で、奪三振数が80、防御率が2.68、WHIPが0.96と本来の力を出して来たか!?
フラーティや試合を作る仕事魅せ
フラーティや試合を繋ぐ仕事魅せ
それからマーリンズがブレーブスと対戦して9対11で競り負けている。
ブレーブスの先発投手はベテラン速球派のチャーリー・モートン(37歳、196㎝、98㎏)で、6回で89球投げ、3安打9三振1四球1死球2失点2自責点の力投で勝ちが付いて12勝4敗となり、防御率は3.49から3.47へと少し好くなっている。
ついでにWHIPの変化に付いても見ておくと、此方も1.11から1.09へと少し好くなっている。
ウィキペディアによると、2012年シーズンにトミー・ジョン手術を受けて、数年後に球速が上がり、最速が159㎞/h、平均が154㎞/hぐらいになっている。
そして2017年シーズンぐらいから成績が飛躍的に上がっているから凄い!?
参考までに今シーズンここまでの4シーズンの成績に付いて見ておくと、2018年シーズンもエース級の活躍で、167回投げて15勝3敗で、奪三振数が201、防御率が3.13、WHIPが1.16であった。
2019年シーズンも同様に好く、194回3分の2投げて16勝6敗で、奪三振数が240、防御率が3.05、WHIPが1.08であった。
2020年シーズンは調子が出るまでに終わったような感じで、38回投げて2勝2敗で、奪三振数が42、防御率が4.74、WHIPが1.39と不本意な成績であった。
そして2021年シーズンここまでであるが、140回投げて12勝4敗で、奪三振数が164、防御率が3.47、WHIPが1.09とエース級の成績を挙げている。
モートンや力投魅せて勝ち重ね
モートンや力投披露勝って魅せ