先週の木曜日午後から時差－８時間（現在サマータイム中、それ以外では－９時間）の北アイルランドにある〔１〕「ガルゴルム キャッスルＧＣ 」、および〔２〕「マセリーンＧＣ」において米国女子、欧州男子、欧州女子が共催するツアー、「ＩＳＰＳハンダ・ワールドインビテーショナル」が４日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
これは男女１４４名ずつが同コース、同日程、同賞金総額で競う珍しい競技となっている。
なんて、欧州ツアーでも以前男子と女子が同じコースを同時に回る競技があったなあ。
ともかく面白そうな競技で、日本人選手としては先週の欧州男子ツアー、「ガレス・ベイル カズーオープン」で単独５位に入って世界ランキングが１８１位に上がった旅人ゴルファー、川村昌弘が出場し、見事男子の部で３位タイに入った。
それに付いては既に触れたので、ここでは女子の部の最終日に付いて触れておきたい。
また、川村昌弘のゴルフ愛＆旅情漂う人気のコラム、「いま僕はココにいます」が「Vol.１１９ 北アイルランド編」に更新されており、それによると、２日間の予選ラウンド終了時に６０位タイまでのＣＵＴがあり、決勝ラウンドを１日終えた時点で３５位タイまでに絞り込まれると言う。
実際には予選ラウンド終了後、男子は６８名、女子は６４名が決勝ラウンドに駒を進めて、第３日目、すなわち決勝ラウンド初日を終えて男子は４１名、女子は４０名に絞り込まれた。
東京五輪の影響もあり、フィールドはそんなに厚くなさそうであるが、さてどんな展開が待っているのか！？
なお、決勝ラウンドでは全員が〔１〕のコースを回ることになっており、最終日は全員アウトスタート（第１ホールから）で行われた。
さて、首位タイでホールアウトして、プレーオフの１ホール目で勝ち、見事優勝を勝ち取ったのは世界ランキング８８位のパジャレー・アナナルカルン（タイ）で、最終日７バーディー、１ボギー、１トリプルボギーの－３、トータル－１６と伸ばし、結果として首位を維持したことになる。
それにしてもこのところタイ人選手の活躍が目立つような気がする。
今、暑いからね。
東京五輪でも要注意だなあ。
首位を維持アナナルカルン勝って魅せ
アナナルカルンプレーオフ勝ち強さ魅せ
首位タイでホールアウトし、プレーオフに負けて単独２位となったのは世界ランキング２３７位のエマ・タリー(米国）で、最終日７バーディー、４ボギーの－３、トータル－１６と伸ばしながらも、結果として１位下がったことになる。
それでも２位に入ったのは大躍進で、世界ランキングは大分上がるはずである。
男子と違い、その発表は大抵火曜日になる。
エマタリープレーオフ負け二位となり
エマタリー二位に入って力魅せ
単独３位に入ったのは世界ランキング２７位のジェニファー・カプチョ（米国）で、最終日５バーディー、３ボギーの－２、トータル－１５と伸ばしながらも２位下がった。
伸ばしても最後は下がるカプチョかな
伸ばしても三位に下がるカプチョかな
単独４位に入ったのは世界ランキング６１位で将来を期待されている新鋭のアッタヤ・ティティクル（タイ）で、最終日４バーディー、１ボギーの－３、トータル－１３と伸ばし、１位上げて来た。
ティティクルや連日伸ばし強さ魅せ
ティティクルや四位に入り強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング６９位で日系の張替美那（米国）は最終日－４、トータル－１２と伸ばし、３位上げて来た。
この選手はこの頃調子好いのか？ 気に留まることが多くなっている。
張替美那下がっても上げ強さ魅せ
張替美那五位に入って強さ魅せ
世界ランキング９６位のチェ・クレア（韓国）は最終日イーブン、トータル－１２と伸ばせず、１位下がって５位タイとなった。
世界ランキング１６７位のペニッラ・リンドバーグ（スウェーデン）は最終日－７、トータル－１１と爆発的に伸ばし、２６位も上げて８位タイに付けて来た。
リンドバーグ下がっても上げ強さ魅せ
リンドバーグ最後大きく上げて魅せ
世界ランキング１４８位のサラ・ケンプ（オーストラリア）は最終日－３、トータル－１１と伸ば８位タイを維持した。
サラケンプは確り伸ばし八位維持
サラケンプ八位維持して力魅せ
世界ランキング７６位のリュー・ユー（中国）は最終日－５、トータル－１０と大きく伸ばし、１５位上げて１１位タイに入った。
初日１０５位タイと大きく出遅れたものの、その後連日上げてここまで持って来たのは流石ではないか！？
リューユーや連日伸ばし上げて魅せ
リューユーや最後も上げて強さ魅せ
世界ランキング１０６位のスヒョン・オー（オーストラリア）は最終日－１、トータル－１０と少し伸ばしながらも５位下がって１１位タイとなった。
世界ランキング４３位のジョージア・ホール（イングランド）は最終日－３、トータル－９と伸ばし、３位上げて１４位タイに付けて来た。
決勝で上げ強さ魅すホールかな
ジョージアホール最後も上げて強さ魅せ
世界ランキング３１位のイエリミ・ノー（米国）は最終日－２、トータル－９と伸ばしながらも１位下がって１４位タイとなった。
世界ランキング１２３位のアンソン・リー（米国）は最終日－３、トータル－８と伸ばし、９位上げて１７位タイに入った。
アンソンリー連日上げて力魅せ
アンソンリー最後も上げて力魅せ
世界ランキング３８位のチャーリー・ハル（イングランド）は最終日イーブン、トータル－８と伸ばせず、９位下がって１７位タイとなった。
世界ランキング１８１位のポーナノン・ファトラム（タイ）は最終日＋１、トータル－６と少し落とし、１７位下がって３０位タイとなった。
世界ランキング１０２位のエスター・ヘンセライト(ドイツ)は最終日イーブン、トータル－４と維持し、３４位タイを維持した。
ヘンセライトスコア維持して順位維持
そして世界ランキング１０７位のクリスティ・ギルマン（米国）は最終日＋２、トータル－３と落とし、１１位下がって３７位タイとなった。
