木曜日23時20分頃から時差-16時間の米国アリゾナ州にある「TPCスコッツデール(7261ヤード、パー71)」において米国男子ツアーの大人気大会、「ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン」が4日間の日程で開催され、その第3日目、すなわち決勝ラウンド初日が終わっている。
これまでは多数のギャラリーを集めていたが、今年は1日当たりに5000人と制限して入れていると言う。
日本人選手としては世界ランキング23位でエースの松山英樹、および世界ランキング423位の小平智が出ており、嬉しいことに2人共予選を通過している。
松山英樹にとっては優勝2回を含むベスト4が4回、ベスト20まで広げると6回も入っている好相性のコース、および大会であるが、今年は残念ながら初日70位タイと出遅れ、2日目に-4、トータル-4と伸ばし、30位も上げて40位タイとして、少し余裕を持っての通過であった。
さて、この後はどうなるのか!?
小平智はシード権確保の為に当分崖っぷちが続きそうであるが、少しずつ見えるものもあるようだから、先ずは予選通過を期待していたら、初日21位タイと上々の滑り出しである。
ただ2日目にイーブン、トータル-3のまま伸ばせず、34位も下がって55いとなり、ぎりぎりの予選通過となっている。
それでも通過したことには変わりないから、この後の健闘に期待したい。
松山や余裕で通過後期待
松山や先ずは通過し後期待
小平や何とか通過後期待
小平や気持ち切り替え後期待
さて、首位タイに立っているのは世界ランキング92位のジョーダン・スピース(米国)、世界ランキング6位のザンダー・シャウフェレ(米国)で、トータル-18まで伸ばしている。
ジョーダン・スピースは3日目10バーディーの-10と驚異的に伸ばし、7位上げて来た。
この頃低迷している印象が続いていたが、今回は初日からちょっと注目されていた。
そして初日67、2日目67、そして3日目61と伸ばして来ているから、これはいよいよ本物か!?
スピースや爆発魅せて首位に立ち
スピースや大きく伸ばし首位に立ち
スピースや久々勝利期待させ
ザンダー・シャウフェレは3日目7バーディー、1ボギーの-6と大きく伸ばし、首位を維持している。
シャウフェレや実力発揮首位を維持
シャウフェレや大きく伸ばし首位を維持
シャウフェレや実力魅せて首位を維持
3位タイに付けているのは世界ランキング34位のスコッティー・シェフラー(米国)、世界ランキング263位の李京勲(韓国)で、3日目-5、トータル-15と大きく伸ばし、1位上げて来た
3日目、スコッティー・シェフラーは6バーディー、1ボギーで、李京勲は1イーグル、4バーディー、1ボギーであった。
シェフラーや大きく伸ばし上げ続け
シェフラーや爆発魅せて上げ続け
李京勲大きく伸ばし上げ続け
李京勲爆発魅せて上げ続け
5位タイに付けているのは世界ランキング26位のルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)、世界ランキング3位で失言問題の反省著しいジャスティン・トーマス(米国)で、トータル-14まで伸ばしている。
ルイ・ウェストヘーゼンは3日目8バーディーの-8と驚異的に伸ばし、16位上げて来た。
爆発しウェストヘーゼン上げ続け
爆上げしウェストヘーゼン力魅せ
ジャスティン・トーマスは3日目7バーディーの-7と大きく伸ばし、11位上げて来た。
トーマスや復調魅せて上げ続け
トーマスや大きく伸ばし上げ続け
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング13位のブルックス・ケプカ(米国)は3日目-5、トータル-13と昨日に引き続いて大きく伸ばし、1位上げて7位タイに付けて来た。
この伸ばし方でも1位しか上がっていないのであるから、如何に周りの選手が上げて来たかと言うことであろう。
力魅せ大きく伸ばすケプカかな
伸ばしてもそうは上がらぬケプカかな
世界ランキング2位のジョン・ラーム(スペイン)は3日目-5、トータル-10と大きく伸ばし、11位上げて16位タイに付けて来た。
ジョンラーム大きく伸ばし上げて魅せ
ジョンラーム大きく伸ばし力魅せ
世界ランキング39位のビリー・ホーシェル(米国)は3日目イーブン、トータル-8と伸ばせず、17位下がって25位タイとなっている。
そして小平智、世界ランキング17位のイム・ソンジェ(韓国)は3日目-3、トータル-6と伸ばし、19位上げて36位タイに付けて来た。
小平智は3日目5バーディー、2ボギーで、これをもう少し詳し目に詳しく見ておくと、インスタート(第10ホールから)で、トータル-3から出て、前半では2ホールをパーで凌いだ後、第12ホールでボギーを叩き、続く2ホールをパーで凌いだ後、第15ホールでバーディーを決めて取り返し、1つ空いて第17、18ホールと連続でバーディーを決め、結局2打伸ばしてトータル-5としている。
後半に入って2ホールをパーで凌いだ後、第3ホールでボギーを叩き、1つ空いて第5、6ホールと連続でバーディーを決め、残りの3ホールをパーで凌いで、結局更に1打伸ばしてトータル-6として最終日へと繋いでいる。
小平や確り伸ばし上げて魅せ
小平や実力発揮上げて魅せ
イム・ソンジェは初日の86位タイから2日でここまで上げて来ているのは流石ではないか!?
イムソンジェ実力発揮上げ続け
イムソンジェ実力魅せて上げ続け
そして松山英樹、世界ランキング9位のウェブ・シンプソン(米国)は3日目-2、トータル-6と伸ばし、4位上げて36位タイに付けて来た。
松山英樹は3日目4バーディー、2ボギーで、これをもう少し詳しく見ておくと、インスタートで、トータル-4から出て、前半ではいきなり第10ホールでボギーを叩き、続く2ホールをパーで凌いだ後、第13ホールでバーディーを決めて取り返し、1つ空いて第15ホールでもバーディーを決めたが、1つ空いて第17ホールでボギーを叩いたので振り出しに戻り、トータル-4のままであった。
後半に入って、3ホールをパーで凌いだ後、第4ホールでバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いで、第7ホールでまたバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いで、結局更に2打伸ばし、トータル-6として最終日へと繋いでいる。
それでもむずむずしてあまり達成感がないようなので、最終日こそ納得の行くプレイを期待したい。
松山や最後の最後期待して
松山や納得プレイ期待して
世界ランキング6位のロリー・マキロイ(北アイルランド)は3日目-1、トータル-6と少し伸ばしながらも、9位下がって36位タイとなっている。
世界ランキング18位のマシュー・ウルフ(米国)は3日目-2、トータル-5と伸ばし、8位上げて47位タイに付けて来た。
マシューウルフ確り伸ばし上げて魅せ
マシューウルフ確り上げて力魅せ
そして世界ランキング24位のライアン・パーマー(米国)は3日目イーブン、トータル-4と伸ばせず、14位下がって54位タイとなった。