木曜日の12時20分頃から時差-5時間のアラブ首長国連邦アブダビにある「アブダビGC(7583ヤード、パー72)」において欧州男子ツアーの高額賞金大会、ロレックスシリーズの内の1試合、「アブダビHSBC選手権」が4日間の日程で開催され、その第3日目、すなわち決勝ラウンドの初日が終わっている。
日本人選手としては世界ランク175位の旅人ゴルファー、川村昌弘が出ている。
オフの後、先週の南アフリカでは残念ながら予選落ちしており、今週先ずは予選通過を期待したいところであるが、それは余裕で果たしている。
世界ランク1位のブルックス・ケプカ(米国)、世界ランク6位のパトリック・カントレー(米国)、世界ランク10位のトミー・フリートウッド(イングランド)、世界ランク16位のブライソン・デシャンボー(米国)、世界ランク18位のルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)、世界ランク19位のシェーン・ローリー等の猛者が多数出ているが、この中でもブライソン・デシャンボー、シェーン・ローリーは残念ながら予選落ちしている。
そんな結構熱いフィールドにおいての奮闘が今シーズンのシード権に繋がっているのだろう。
そして川村昌弘には旅情とゴルフへの情熱に溢れたブログ、「いま僕はココにいます」も期待通り更新しており、読んでいると、ちょっとした旅をしている気分になって来る。
アブダビではロストバゲージに遭ったようだが、そこは旅人、きちんと対処して貰えたようで、シンガポールでの堀川未来夢とは違い、旅慣れているようである。
幻想的なモスク、元気の付きそうな肉料理、そしてゴルフ場等も紹介され、ゴルフ同様、ブログも気合いが入っていることが窺えた。
3日目では安心したか? 周りほど伸ばせなかっただけのことか? 順位が下降気味ではあるが、最終日の巻き返しを期待したい。
と思いながら、今ちょっと速報を観に行ったら、8ホール終えて4打伸ばし、トータル-10として、暫定で8位タイに上げていた。
これは面白くなりそうだ!?
川村や最後奮闘期待して
川村や厚いフィールド何のその
さて、単独首位に立ったのは世界ランク63位のリー・ウェストウッド(イングランド)で、3日目1イーグル、6バーディー、1ボギーの-7、トータル-14と伸ばし、6位上げて来た。
気合い入れウェストウッドや首位に立ち
2位タイに付けているのは世界ランク23位のベルンド・ウィースバーガー(オーストリア)、世界ランク124位のフランチェスコ・ポルタ(イタリア)で、トータル-13まで伸ばしている。
ベルンド・ウィースバーガーは3日目7バーディーの-7と伸ばし、10位上げて来た。
爆発しウィースバーガートップ追い
フランチェスコ・ポルタは3日目4バーディー、1ボギーの-3と伸ばしたが、1位下がっている。
単独4位に付けているのは世界ランク25位のマシュー・フィッツパトリック(イングランド)で、3日目6バーディー、3ボギーの-3、トータル-12と伸ばしたが、2位下がっている。
5位タイに付けているのは世界ランク76位のカート・キタヤマ(米国)、世界ランク41位のセルヒオ・ガルシア(スペイン)でトータル-11まで伸ばしている。
カート・キタヤマは3日目4バーディーの-4と伸ばし、2位上げて来た。
途中下がっても、決勝ラウンドになると上げて来るカート・キタヤマ、流石である。
キタヤマやまた上げて来て強さ魅せ
セルヒオ・ガルシアは3日目1イーグル、2バーディー、1ボギーの-3と伸ばしたが、1位下がっている。
以下、気になった選手について簡単に書き留めておく。
世界ランク42位のラファエル・カブレラベロ(スペイン)は3日目-1、トータル-10と伸ばしたが、5位下がって7位タイとなっている。
世界ランク18位のルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)は3日目-2、トータル-9と伸ばしたが、2位下がって9位タイとなっている。
世界ランク10位のトミー・フリートウッド(イングランド)は3日目-5、トータル-8と伸ばし、21位も上げて14位タイに付けて来た。
決勝でフリートウッドや強さ魅せ
世界ランク85位のトーマス・ピーターズ(ベルギー)は3日目-2、トータル-8と伸ばしたが、2位下がって14位タイとなっている。
伸ばしてもじわじわ下がるピーターズ
世界ランク60位のショーン・ノリス(南アフリカ)は3日目-4、トータル-7と伸ばし、11位上げて24位タイに付けて来た。
一度は下がっても、決勝ラウンドで上げて来るのは流石である。
下がってもまた上げて来るノリスかな
決勝で強さを魅せるノリスかな
世界ランク73位のブランデン・グレイス(南アフリカ)は3日目-3、トータル-7と伸ばし、24位タイを維持している。
世界ランク6位のパトリック・カントレイ(米国)は3日目イーブン、トータル-7と伸ばせず、17位下がって24位タイとなっている。
小休止し、最終日に上位入賞を狙うパターンか!?
カントレイ一旦休み最終日
カントレイ最後に掛けて小休止
世界ランク48位のエリック・ファンローエン(南アフリカ)は3日目-3、トータル-6と伸ばしたが、2位下がって37位タイとなっている。
そして世界ランク175位の川村昌弘は3日目3バーディー、1ボギーの-2、トータル-6と伸ばしたが、13位下がって37位タイとなっている。
アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-4で出て前半では第7、8ホールと7連続でバーディーを決めて、トータル-6まで伸ばしている。
後半に入って第16ホールでボギーを叩いたが、第18ホールでバーディーを決めて取り返し、トータル-6を維持して最終日へと繋いでいる。
川村や最終日へと期待乗せ
世界ランク69位の李昊桐(リー・ハオトン、中国)は3日目+2、トータル-6と落とし、33位も下がって37位タイとなっている。
世界ランク1位のブルックス・ケプカ(米国)は3日目-2、トータル-5と伸ばしたが、13位下がって48位タイとなっている。
順位は中々上げられないが、少しは伸ばしているから、最終日の爆発に期待したい。
最後まで爆発期待ケプカかな
そして世界ランク32位のマット・ウォリス(イングランド)は3日目-3、トータル-4と伸ばし、11位上げて50位タイに付けて来た。