先週の木曜日の20時50分頃から時差-14時間(サマータイム中、それ以外では-15時間)の米国テキサス州にある「トリニティフォレストGC(7371ヤード、パー71)」において米国男子ツアー、「AT&Tバイロン・ネルソン」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
この大会は全米プロゴルフ選手権の前哨戦と捉えられている。
日本人選手としては世界ランク29位の松山英樹が出ている。
さて、単独首位を維持したまま、見事優勝したのは世界ランク138位のカン・スン(韓国)で、最終日7バーディー、3ボギーの-4、トータル-23と伸ばした。
この選手、31歳で身長は173cm、75kgと、日本人選手と比べてもそんなに大きくはない。
そして31歳になって初優勝である。
小平智にしてもそんな1人になるのかも知れないが、この後少し注目してみたい。
カンスンや勢い付けて勝って魅せ
カンスンや勢い保ち勝って魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランク3位のブルックス・ケプカ(米国)は最終日-6、トータル-20と伸ばし、1位下がって4位タイとなった。
確りと上位争いケプカかな
世界ランク43位のキラデク・アフィバーンラト(タイ)は最終日-7、トータル-17と伸ばし、11位上げて5位タイに入った。
タイの星グイグイ上げて魅せるかな
世界ランク40位のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)は最終日-2、トータル-13と伸ばしたが、8位下がって20位タイとなった。
そして松山英樹、世界ランク91位のトーマス・ピーターズ(ベルギー)、世界ランク157位のデニー・マッカーシー(米国)は最終日-4、トータル-12と伸ばし、13位上げて23位タイに入った。
松山英樹はインスタート(第10ホールから)で、第10ホールボギー、第14ホールバーディー、第17ホールボギーと1打落としている。
アウトに入って第1~4ホールと怒涛の4連続バーディーを決め、最終の第9ホールでもバーディーを決めて、次戦のメジャー大会へと繋いだ。
松山や怒涛の攻めで繋ぐ初夏
松山や自信を戻し繋ぐ初夏
世界ランク30位のジョーダン・スピース(米国)は最終日イーブン、トータル-11と伸ばせず、17位下がって29位タイとなった。
世界ランク32位のアレクザンダー・ノレン(スウェーデン)は最終日-2、トータル-10と伸ばし、1位上げて35位タイに入った。
世界ランク31位のラファエル・カブレラベロ(スペイン)は最終日-2、トータル-8と伸ばしたが、1位下がって53位タイとなった。
世界ランク19位のパトリック・リード(米国)は最終日+2、トータル-6と落とし、27位も下がって63位タイとなった。