sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

エビアン選手権最終日古江彩佳おめでとう! 山下、岩井、竹田、渋野、西郷、西村、勝等の様子・・・R6.7.15①

 7月11日(木)の14時頃から時差-7時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-8時間)のフランスにある「エビアンリゾート・ゴルフクラブ(6527ヤード、パー71)」において米国女子ツアーと欧州女子ツアーが共催するメジャー大会、「アムンディ・エビアン選手権」が4日間(4ラウンド)の日程で開催され、その最終日(最終ラウンド)が感動的に終わった。

 

 第2日目に悪天候・日没サスペンデッドによって予定していた第2ラウンドを終えられず、第3日目にはその残り、および第3ラウンド、すなわち決勝ラウンドの第1ラウンドが行われた。

 

 そして最終日には最終ラウンドのみが行われた。

 

 

 公式サイトによると賞金総額は800万ドルとなり、優勝賞金は120万ドルとなり、1ドルを約158円とすれば、それぞれ約12億6000万円、約1億9000万円であった。

 

 日本人選手として米国女子ツアーを主戦場とする選手では世界ランキング10位で新世紀世代を代表し、2021・2024年に全米女子オープンに優勝してパリ五輪代表となった笹生優花(23歳、166㎝、63㎏)、世界ランキング21位でプラチナ世代を代表し、安定したプレイで魅せる古江彩佳(24歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング24位で黄金世代を代表し、自他共に日本のエースと認めて来た畑岡奈紗(25歳、158㎝)、世界ランキング49位で黄金世代をリードするひとり、2019年に全英女子オープンで優勝してこのところ復調して来た渋野日向子(25歳、167㎝、62㎏)、世界ランキング51位で新世紀世代をリードするひとり、一時の不調から復調して来た西郷(せご)どんこと西郷真央(22歳、158㎝、57㎏)、世界ランキング73位でプラチナ世代をリードするひとり、安定したプレイと強いメンタルを武器とする西村優菜(23歳、150㎝、50㎏)、世界ランキング82位で黄金世代をリードするひとり、世代屈指の飛ばし屋の勝みなみ(26歳、157㎝)が出場して、古江彩佳、渋野日向子、西郷真央、西村優菜、勝みなみの5人が予選を通過した。

 

 そして国内女子ツアーを主戦場とする選手では世界ランキング17位で新世紀世代の国内組を代表して2022・2023年と連続で年間女王に輝き、パリ五輪代表となった山下美夢有(22歳、150㎝、52㎏)、世界ランキング41位で積極的に海外ツアーに挑戦している岩井明愛(アキエ、22歳、161㎝、59㎏)、世界ランキング44位でダイヤモンド世代を代表し、世代屈指の飛ばし屋の竹田麗央(リオ、21歳、166㎝、66㎏)が出場して、嬉しいことに3人共予選を通過した。

 

 なお全体では前半2ラウンドに亘る予選ラウンド終了時に56位タイまでに入っていた67名の選手が後半2ラウンドに亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 このところ海外ツアーのメジャー大会における日本人選手の活躍が目覚ましく、毎回のようにワクワクさせてくれるから、今回も最終日まで大いに期待を膨らませて楽しめた。

 

 なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビではWOWOW、インターネットではWOWOWオンデマンドにより4日間に亘って放送されていた。

 

        エビアンに日本の女子が集結し

        首位争いをずっと楽しめ

 

 さて単独首位に抜け出て、見事逆転優勝したのは古江彩佳で、最終日1イーグル、6バーディー、2ボギーの-6、トータル-19と大きく伸ばして1位上げて来た。

 

 最終日の様子に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート(第1ホールから)の最終組で、トータル-13からスタートして、前半では第2、3ホールと連続でバーディーを決めてトータル-15まで伸ばし、この時点では首位タイに並んだが、続く第4ホールでボギーを叩いて後退し、続く4ホールをパーで凌いだ後、第9ホールでバーディーを決めたので、結局2打伸ばし、トータル-15として、首位と2打差を付けられて後半へと繋いだ。

 

 後半に入ってからは2ホールをパーで凌いだ後、第12ホールでボギーを叩いて、この時点でトータル-14に後退し、首位と3打差の単独4位まで下がったので、これはもう駄目かと思い、一旦中継を消した。

 

 しかし、1つ空いて第14~16ホールと長く、難しいパットも含めて3ホール連続でバーディーを決め、トータル-17まで伸ばして一旦首位タイに並んだ。

 

 直ぐに引き離されたが、続く第17ホールをパーで凌いだのでまた首位タイに並び、最後の第18ホールでイーグルを決め、トータル-19まで伸ばし、勝ち切っている。

 

 なおこれがこのツアーで通算2勝目となり、メジャー大会では念願の初優勝となった。

 

        古江彩佳大きく伸ばし上げて魅せ

 

        古江彩佳下がっても上げ力魅せ

 

        古江彩佳後半加速勝って魅せ

 

        古江彩佳逆転勝ちで力魅せ

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング100位でこのツアーにおける初優勝が待たれるステファニー・キリアコウ(オーストラリア、23歳、158㎝)で、最終日5バーディー、1ボギーの-4、トータル-18と伸ばしながらも1位下がった。

 

 最終日の様子に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートの最終組で、トータル-14からスタートして、前半では2ホールをパーで凌いだ後、第3ホールでバーディーを決め、続く3ホールをパーで凌いだ後、第4ホールでバーディーを決め、残りの2ホールをパーで凌いだので、結局2打伸ばし、トータル-16として後半へと繋いでいる。

 

 安定した伸ばし振りで、この間に古江彩佳は追い着き、しかしボギーを叩いて自分から離れて行った。

 

 後半に入ってからは5ホールをパーで凌ぎ、第15、16ホールと連続でバーディーを決め、トータル-18まで伸ばして遂に単独トップへと抜け出たが、続く第17ホールでボギーを叩いてトータル-17とし、首位タイで最終の第18ホールを迎えた。

 

 そして第18ホールでバーディーを決めてバウンスバック!

 

 トータル-18に戻し、単独2位に抜け出てホールアウトした。

 

        キリアコウ伸ばしながらも一位下げ

 

        キリアコウ伸ばし足りずに一位下げ

 

        キリアコウ二位に入って力魅せ

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング28位でツアー屈指の飛ばし屋のパティ・タバタナキット(タイ、24歳、165㎝)で、最終日1イーグル、6バーディーの-8、トータル-17と爆発的に伸ばして2位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートで、トータル-9からスタートして、前半では3バーディーの-3、トータル-12と伸ばし、後半に入ってからは加速して、1イーグル、3バーディーの-5、トータル-17を大きく伸ばした。

 

 特に第18ホールでイーグルを決め、優勝争いに絡んだのが流石であった!?

 

        タバタナキット爆発し上げて魅せ

 

        タバタナキットイーグル締めで驚かせ

 

        タバタナキット三位に入り力魅せ

 

 単独4位に入ったのは世界ランキング56位でこのツアーにおける初優勝が待たれるのローレン・コフリン(米国、31歳、170㎝)で、最終日4バーディー、2ボギーの-2、トータル-15まで伸ばしながらも2位下がった。

 

 最終日はアウトスタートの最終組で、トータル-13からスタートして、前半では4バーディーの-4、トータル-17と伸ばして単独首位で折り返し、後半に入ってからは2ボギーの+2、トータル-15と落とした。

 

 後半では第16、17ホールと連続でボギーを叩き、流石に緊張が最高潮に達していたようである。

 

        コフリンや伸ばしながらも二位下がり

 

        コフリンや伸ばし足りずに二位下がり

 

        コフリンや四位に入り力魅せ

 

 単独5位に入ったのは世界ランキング25位のユ・ヘラン(韓国、23歳、175㎝)で、最終日1イーグル、6バーディー、2ボギーの-6、トータル-13と大きく伸ばして7位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-7からスタートして、前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-8と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して1イーグル、4バーディー、1ボギーの-5、トータル-13と大きく伸ばした。

 

        ユヘランや大きく伸ばし上げて魅せ

 

        ユヘランや決勝で上げ力魅せ

 

        ユヘランや五位に入って力魅せ

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング96位のパジャレー・アナナルカルン(タイ、25歳、168㎝)は最終日-1、トータル-11と少し伸ばしながらも、2位下がって単独6位となった。

 

 世界ランキング55位のチェ・ヘジン(韓国、24歳、167㎝)は最終日-1、トータル-10と少し伸ばしながらも、2位下がって7位タイとなった。

 

 そして岩井明愛は最終日1イーグル、3バーディー、2ボギーの-3、トータル-9と伸ばし、9位上げて10位タイに入った。

 

 最終日はアウトスタートで、トータル-6からスタートして、前半では1イーグル、1ボギーの-1、トータル-7と少し伸ばし、後半に入ってからも3バーディー、1ボギーの-2、トータル-9と伸ばした。

 

        岩井明愛確り伸ばし上げて魅せ

 

        岩井明愛下がっても上げ力魅せ

 

        岩井明愛十位に入り力魅せ

 

 世界ランキング16位のアリー・ユーイング(米国、31歳、168㎝)は最終日イーブン、トータル-9と伸ばせず、5位下がって10位タイとなった。

 

 世界ランキング13位でかつて天才少女と言われ、アマチュア時代に国内女子ツアーで優勝したキム・ヒョージュ(韓国、28歳、166㎝)は最終日-4、トータル-8と伸ばし、16位上げて12位タイに入った。

 

        キムヒョージュ確り伸ばし上げて魅せ

 

        キムヒョージュ最後は上げて強さ魅せ

 

        キムヒョージュ上に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング1位で今季復調して絶好調となった後、色々あって調子を落としているネリー・コルダ(米国、25歳、178㎝)、世界ランキング2位のリリア・ヴ(米国、26歳、165㎝)は共に最終日-3、トータル-5と伸ばし、17位上げて26位タイに入った。

 

        ネリーコルダ確り伸ばし上げて魅せ

 

        ネリーコルダ決勝で上げ強さ魅せ

 

        ネリーコルダ上位に迫り意地を魅せ

 

        リリアヴや確り伸ばし上げて魅せ

 

        リリアヴや決勝で上げ強さ魅せ

 

        リリアヴや上位に迫り意地を魅せ

 

 世界ランキング14位で妖精と呼ばれて来たブルック・ヘンダーソン(カナダ、26歳、163㎝)は最終日イーブン、トータル-5と伸ばせず、4位下がって26位タイとなった。

 

 そして西郷真央は最終日3バーディー、2ボギーの-1、トータル-4と少し伸ばして35位タイを維持した。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-3からスタートして、前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-4と少し伸ばし、後半に入ってからは1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-4と維持した。

 

        西郷真央少し伸ばして順位維持

 

        西郷真央中位維持して意地を魅せ

 

 世界ランキング3位でかつて世界ランキング1位に長く近隣していたコ・ジンヨン(韓国、29歳、165㎝)は最終日+3、トータル-4と落とし、23位も下がって35位タイとなった。

 

 世界ランキング20位のマヤ・スタルク(スウェーデン、24歳、175㎝)は最終日-2、トータル-3と伸ばし、10位上げて39位タイに入った。

 

        マヤスタルクじわりと伸ばし上げて魅せ

 

        マヤスタルク下がっても上げ強さ魅せ

 

        マヤスタルク中位に入り意地を魅せ

 

 世界ランキング6位でこの大会における昨年覇者のセリーヌ・ビュティエ(フランス、30歳、165㎝)、世界ランキング8位で長期に亘りアマチュア世界ランキング1位に君臨していたローズ・チャン(米国、21歳、168㎝)、世界ランキング19位でかつては天才少女と呼ばれ、十代の頃から長く世界ランキング1位に君臨していたリディア・コニュージーランド、27歳、165㎝)は3人共最終日イーブン、トータル-3と伸ばせず、4位下がって39位タイとなった。

 

 そして山下美夢有は最終日4バーディー、5ボギーの+1、トータル-3と少し落とし、11位下がって39位タイとなった。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-4からスタートして、前半では2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-4と維持したが、後半に入ってからは2バーディー、3ボギーの+1、トータル-3と少し落とした。

 

        山下や少し落として大分下げ

        其れでも中位意地魅せたかも

 

        山下や中位止まり意地を魅せ

 

 また西村優菜は最終日1イーグル、3バーディー、3ボギーの-2、トータル-2と伸ばし、7位上げて44位タイに入った。

 

 最終日はインスタート(第10ホールから)で、トータルイーブンからスタートして、前半では1イーグル、2バーディー、3ボギーの-1、トータル-1と少し伸ばし、後半に入ってからも1バーディーの-1、トータル-2と少し伸ばした。

 

        西村優菜じわじわ伸ばし上げて魅せ

 

        西村優菜最後は上げて力魅せ

 

        西村優菜中位に入り意地を魅せ

 

 世界ランキング7位のハナ・グリーン(オーストラリア、27歳、170㎝)は最終日-1、トータル-2と少し伸ばし、5位上げて44位タイに入った。

 

        ハナグリーン少し伸ばして上げて魅せ

 

        ハナグリーン最後まで上げ強さ魅せ

 

        ハナグリーン中位に入り意地を魅せ

 

 世界ランキング11位のミンジ・リー(オーストラリア、28歳、165㎝)は最終日+5、トータル-1と大きく落とし、30位も下がって49位タイとなった。

 

 そして渋野日向子は最終日4バーディー、2ボギーの-2、トータルイーブンと伸ばし、9位上げて51位タイに入った。

 

        渋野日向子じわりと伸ばし上げて魅せ

 

        渋野日向子最後は上げて意地を魅せ

 

 また、竹田麗央は最終日5バーディー、7ボギー、2ダブルボギーの+6、トータル+3と大きく落とし、20位も下がって55位タイとなった。

 

 また、勝みなみは最終日3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの+3、トータル+7と落としながらも63位タイを維持した。

 

        勝みなみ落としながらも順位維持

 

        勝みなみ順位維持して意地を魅せ

 

 そして世界ランキング4位の梁煕英(ヤン・エイミー、韓国、34歳、173㎝)は最終日+4、トータル+7と落とし、1位下がって63位タイとなった。