8月22日(木)の22時25分頃から時差-15時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-16時間)の米国・コロラド州にある「キャッスルパインズ・ゴルフクラブ(8130ヤード、パー72)」において米国男子ツアーのプレーオフシリーズの第2戦、「BMW選手権」が4日間の日程で開催され、その初日が終わっている。
この試合は選ばれし50名を対象とする予選落ちの無い高額賞金大会となっている。
この大会の終了時にフェデックスカップ・ポイントランキング30位までに入っている選手が最終戦に進むことが出来る。
公式サイトによると賞金総額は2000万ドルとなっており、1ドルを約146円とすれば、これは約29億2000万円となっている。
そして昨年実績の優勝賞金は360万ドルであったから、これは約5億2600万円であった。
なお日本人選手としては世界ランキング6位で自他ともに日本のエースと認め、マスターズチャンピオンでパリ五輪において銅メダルに輝いた松山英樹(32歳、180㎝、90㎏)が出場している。
ポイントランキングも3位まで上がっており、ここで好成績を上げて年間チャンピオンになる道も見えて来たか!?
なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビではCS放送のゴルフネットワークによって4日間に亘って予定され、土日にはBSJapanextが加わる予定である。
そしてインターネットではU-NEXTによって4日間に亘り配信が予定されている。
松山やプレーオフには今年も出
年間王者期待するかも
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング22位のキーガン・ブラッドリー(米国、38歳、191㎝、86㎏)で、初日6バーディーの-6と大きく伸ばしている。
初日は全員アウトスタート(第1ホールから)で、前半では3バーディーの-3と伸ばし、後半に入ってからも3バーディーの-3、トータル-6と順調に伸ばした。
ブラッドリー大きく伸ばし首位に立ち
ブラッドリーボギー打たずに首位に立ち
ブラッドリー首位発進で力魅せ
ブラッドリー首位発進で期待させ
単独2位に付けているのは松山英樹で、初日6バーディー、1ボギーの-5と大きく伸ばしている。
初日の様子に付いてもう少し詳しく見ておくと、前半では第2~4ホールと3連続でバーディーを決め、続く5ホールをパーで凌いだので、結局3打伸ばし、トータル-3として後半へと繋いだ。
後半に入ってからはいきなり第10ホールでボギーを叩いたが、空かさず第11ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!
続く3ホールをパーで凌いだ後、第15ホールでもバーディーを決め、1つ空いて第17ホールでもバーディーを決めたので、結局後半では更に2打伸ばし、トータル-5として第2日目へと繋いだ。
おっ、プレーオフシリーズに入り、第2戦でもまたいきなり凄い!
何でも腰痛があるところに風邪まで加わったそうだが、今のところプレイでは絶好調のようで、流石ではないか!?
そう言えば会場は標高1900m辺りにあり、何でも飛距離が11%位伸びるそうで、それでコースが全体に長くなっているそうな。
もしかしたら重力も多少弱く、身体全体が軽くなって、腰痛にも楽になっているのかなあ。
なんて適当なことを言う!?
松山や大きく伸ばし二位に付け
松山やスタートダッシュ二位に付け
松山や二位発進で強さ魅せ
松山や二位発進で期待させ
3位タイに付けているのは世界ランキング20位のイム・ソンジェ(韓国、26歳、183㎝、91㎏)、世界ランキング31位でその紳士振りによって我が国でも人気のあるアダム・スコット(オーストラリア、44歳、183㎝、82㎏)、世界ランキング39位のコリー・コナーズ(カナダ、32歳、183㎝、86㎏)、世界ランキング52位のアレクサンデル・ノーレン(スウェーデン、42歳、180㎝、75㎏)で、初日-4まで伸ばしている。
イム・ソンジェは初日6バーディー、2ボギーの-4であった。
初日の前半ではいきなり5バーディー、1ボギーの-4と確り伸ばし、後半に入ってからは1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-4と維持している。
イムソンジェ確り伸ばし三位付け
イムソンジェ三位発進強さ魅せ
アダム・スコットは初日5バーディー、1ボギーの-4であった。
初日の前半では1バーディー、1ボギーのイーブンと維持し、後半に入ってからは加速して4バーディーの-4、トータル-4と確り伸ばしている。
スコットや確り伸ばし三位付け
スコットや後半加速三位付け
スコットや三位発進で力魅せ
コリー・コナーズも初日5バーディー、1ボギーの-4であった。
初日の前半では2バーディーの-2と伸ばし、後半に入ってからも3バーディー、1ボギーの-2、トータル-4と順調に伸ばしている。
コナーズや確り伸ばし三位付け
コナーズやスタートダッシュ三位付け
コナーズや三位発進力魅せ
アレクサンデル・ノーレンも初日5バーディー、1ボギーの-4であった。
初日の前半では3バーディー、1ボギーの-2と伸ばし、後半に入ってからも2バーディーの-2、トータル-4と順調に伸ばしている。
ノーレンや確り伸ばし三位付け
ノーレンやスタートダッシュ三位付け
ノーレンや三位発進力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング2位のザンダー・シャウフェレ(米国、30歳、178㎝、79㎏)は初日-3まで伸ばして7位タイに付けている。
世界ランキング3位のロリー・マキロイ(北アイルランド、35歳、178㎝、73㎏)、世界ランキング7位で日系のコリン・モリカワ(米国、27歳、175㎝、73㎏)、世界ランキング14位のラッセル・ヘンリー(米国、35歳、183㎝、82㎏)、世界ランキング17位のトニー・フィナウ(米国、34歳、193㎝、91㎏)は4人共初日-2まで伸ばして10位タイに付けている。
世界ランキング1位でパリ五輪では見事金メダルに輝いたスコッティー・シェフラー(米国、28歳、191㎝、91㎏)、世界ランキング8位のビクトル・ホブラン(ノルウェー、26歳、178㎝、75㎏)、世界ランキング9位のパトリック・カントレー(米国、32歳、183㎝、86㎏)は3人共初日-1と少し伸ばして15位タイに付けている。
世界ランキング4位のルードヴィッヒ・アベルグ(スウェーデン、24歳、191㎝、86㎏)、世界ランキング5位のウインダム・クラーク(米国、30歳、183㎝、78㎏)、世界ランキング12位のトミー・フリートウッド(イングランド、33歳、180㎝、76㎏)、世界ランキング15位のロバート・マッキンタイア(スコットランド、28歳、178㎝)、世界ランキング16位のブライアン・ハーマン(米国、37歳、170㎝、68㎏)は5人共初日イーブンと維持して22位タイに付けている。
世界ランキング13位でインド系のサヒス・ティーガラ(26歳、191㎝、91㎏)は初日+1と少し落として34位タイと少し出遅れている。
そして世界ランキング19位のマックス・ホーマ(米国、33歳、185㎝、82㎏)は初日+2まで落として38位タイと少し出遅れている。