２月２９日（木）の早朝から時差＋４時間（現在サマータイム中。それ以外の時期では＋３時間）のニュージーランドにある「ミルブロックリゾート①コロネットコース（６９３６ヤード、パー７１）②リマーカブルズコース（６７８４ヤード、パー７１）」においてアジアンツアーとオーストラリア男子ツアーが共催する、「ニュージーランド・オープン」が４日間の日程で開催され、その最終日が感動的に終わった。
公式サイトによると賞金総額は２００万ニュージーランドドルで、１ニュージーランドドルを約９１．７円とすれば、これは約１億８３００万円となり、国内男子ツアーと同レベルになっている。
そんなこともあるのか、日本人選手としては大槻智春、平田憲聖、堀川未来夢、岩田寛、杉浦悠太等、１９名が大挙出場して、その内９名が予選を通過していた。
これは最終日まで楽しめそうだ！？
なお、全体では前半２日間に亘る予選ラウンド終了時に５８位タイまでに入っていた７８名が後半２日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
遥々とニュージーランド大勢の
日本の選手参加するかも
大挙して日本の選手参戦し
九名通過流石なのかも
さて、単独首位に抜け出て見事逆転優勝したのは世界ランキング７４３位の市原弘大、世界ランキング５１８位で飛ばし屋の幡地隆寛（３０歳、１８８㎝、９５㎏）で、最終日４バーディーの－４、トータル－１７まで伸ばした。
最終日は全員アウトスタート（第１ホールから）で、トータル－１３からスタートして前半では２バーディーの－２、トータル－１５と伸ばし、後半に入ってからも２バーディーの－２、トータル－１７と順調に伸ばした。
なおこれがこのツアーにおける初勝利で、プロ初勝利でもある。
確り伸ばし上げて魅す幡地かな
初勝利力を魅せた幡地かな
力魅せ逆転勝ちの幡地かな
単独２位に入ったのは世界ランキング７２４位のスコット・ヘンド（オーストラリア、５０歳、１８０㎝、８８㎏）で、最終日４バーディー、２ボギーの－２、トータル－１６と伸ばしながらも１位下がった。
最終日はトータル－１４からスタートして前半では２バーディー、１ボギーの－１、トータル－１５と少し伸ばし、後半に入ってからも、２バーディー、１ボギーの－１、トータル－１６と少し伸ばした。
スコットや伸ばしながらも一位下げ
スコットや伸ばし足りずに一位下げ
力魅せ二位に入ったヘンドかな
３位タイに入ったのは世界ランキング４８８位のアンソニー・クウェイル（オーストラリア）、２９歳、１９３㎝、８２㎏）、世界ランキング１０８６位のジョシュ・ギアリー（ニュージーランド、３９歳、１７５㎝、７７㎏）、世界ランキング９４８位のマシュー・グリフィン(オーストラリア、４０歳、１７６㎝、７６㎏)で、トータル－１５まで伸ばした。
アンソニー・クウェイルは最終日６バーディー、２ボギーの－４と伸ばして５位上げて来た。
最終日はトータル－１１からスタートして前半では２バーディー、２ボギーのイーブン、トータル－１１と維持し、後半に入ってからは加速して４バーディーの－４、トータル－１５と確り伸ばした。
クウェイルや確り伸ばし上げて魅せ
クウェイルや決勝で上げ力魅せ
クウェイルや三位に入り力魅せ
ジョシュ・ギアリーは最終日５バーディー、３ボギーの－２と伸ばして３位を維持した。
最終日はトータル－１３からスタートして前半では２バーディー、１ボギーの－１、トータル－１４と少し伸ばし、後半に入ってからも、３バーディー、２ボギーの－１、トータル－１５と少し伸ばした。
ギアリーやじわりと伸ばし三位維持
ギアリーや三位維持して力魅せ
ギアリーや三位に入り力魅せ
マシュー・グリフィンは最終日６バーディー、３ボギー、１ダブルボギーの－１と少し伸ばしながらも２位下がった。
最終日はトータル－１４からスタートして前半では２バーディー、３ボギーの＋１、トータル－１３と少し落としたが、後半に入ってからは加速して４バーディー、１ダブルボギーの－２、トータル－１５と伸ばした。
グリフィンや伸ばしながらも二位下がり
グリフィンや伸ばし足りずに二位下がり
グリフィンや三位に入り力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング３６２位のブラッド・ケネディ（オーストラリア、４９歳、１８０㎝、８２㎏）は最終日－４、トータル－１４と伸ばし、８位上げて６位タイに入った。
ブラッドや確り伸ばし上げて魅せ
ブラッドや決勝で上げ強さ魅せ
ブラッドや六位に入り強さ魅せ
世界ランキング４０３位の佐藤大平(３０歳、１７４㎝、７２㎏)は最終日－３、トータル－１１と伸ばし、１２位上げて２１位タイに入った。
確り伸ばし上げて魅す佐藤かな
下っても上げ力魅す佐藤かな
意地を魅せ上位に迫る佐藤かな
世界ランキング２９５位の堀川未来夢（ミクム、３１歳、１７６㎝、８４㎏）は最終日－１、トータル－１１と少し伸ばしながらも、７位下がって２１位タイとなった。
世界ランキング４５７位の木下稜介(３２歳、１７４㎝、７５㎏)は最終日－４、トータル－１０と伸ばし、２２位も上げて２６位タイに入った。
木下や確り伸ばし上げて魅せ
木下や決勝で上げ力魅せ
木下や上位に迫り意地を魅せ
世界ランキング５９４位の時松隆光(３０歳、１６８㎝、７５㎏)は最終日－１、トータル－１０と少し伸ばしながらも、５位下がって２６位タイとなった。
世界ランキング７４３位の市原弘大(４１歳、１７１㎝、７８㎏)は最終日＋３、トータル－１０と落とし、２３位も下がって２６位タイとなった。
世界ランキング３７５位の杉浦悠太(２２歳、１７２㎝、７４㎏)は最終日－２、トータル－９と伸ばし、９位上げて３４位タイに入った。
杉浦やじわりと伸ばし上げて魅せ
杉浦や下がっても上げ強さ魅せ
杉浦や中位に入り意地を魅せ
世界ランキング２５４位の大槻智春(３４歳、１７２㎝、９４㎏)は最終日－２、トータル－７と伸ばし、１５位上げて４５位タイに入った。
大槻やじわりと伸ばし上げて魅せ
大槻や下がっても上げ強さ魅せ
大槻や中位に入り意地を魅せ
世界ランキング３４１位のデービッド・ミクルージー（オーストラリア、２７歳）は最終日＋１、トータル－７と少し落とし、１２位下がって４５位タイとなった。
そして世界ランキング１０６９位の関藤直煕（２６歳、１７１㎝、７０㎏）は最終日＋２、トータル－７と落とし、２４位も下がって４５位タイとなった。
それから予選ラウンド終了時に、世界ランキング３１３位の岩田寛（４３歳、１７８㎝、７４㎏）、世界ランキング６４９位の竹安俊也（３１歳、１７５㎝、７７㎏）は共にトータル－３で７９位タイ、世界ランキング５１９位の生源寺龍憲（２５歳、１６２㎝、６５㎏）、世界ランキング１４２６位でアマチュアの中野麟太郎（２０歳、１８４㎝、８４㎏）はともにトータル－２で９０位タイ、世界ランキング２７６位の平田憲聖（２３歳、１７０㎝、７０㎏）はトータル－１で１０３位タイ、世界ランキング５００位の米澤蓮（２４歳、１７４㎝、７４㎏）、世界ランキング７０６位の杉山知靖(３０歳、１７３㎝、７５㎏)は共にトータルイーブンで１１１位タイ、世界ランキング７３８位の勝俣陵（２８歳、１７４㎝、７３㎏）はトータル＋２で１３０位タイ、世界ランキング６０８位の嘉数光倫（カカズ・テルミチ、３４歳、１６８㎝、７２㎏）はトータル＋３で１３７位タイ、世界ランキング６０３位の阿久津未来也(２８歳、１８０㎝、７６㎏)はトータル＋５で１４６位タイとなり、残念ながらＣＵＴの憂き目に遭っている。
