8月24日(木)の朝から福岡県糸島市にある「芥屋ゴルフ倶楽部(7216ヤード、パー72)」において国内男子ツアー、「Sanan KBCオーガスタゴルフトーナメント2023」が4日間の日程で開催され、その第2日目、すなわち予選ラウンドの最終日が終わっている。
公式サイトによると、賞金総額は1億円、優勝賞金は2000万円で、前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に60位タイまでに入っている選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来る予定となっている。
女子に比べるとゆっくりではあるが、このツアーにも新鋭の台頭が観られることも増え、ちょっと楽しみになって来た。
なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビでは地上波のテレビ朝日系列で決勝ラウンド2日間の午後に予定されている。
インターネットではKBCの公式によって4日間に亘りYouTubeで配信される予定である。
国内の男子ツアーも若手等が
台頭始め楽しみが増し
さて単独首位に立ったのは世界ランキング611位の宋永漢(ソン・ヨンハン、韓国、32歳、179㎝、71㎏)で、2日目9バーディー、1ボギーの-8、トータル-12と爆発的に伸ばして13位上げて来た。
2日目はアウトスタート(第1ホールから)でトータル-4からスタートして、前半ではいきなり5バーディー、1ボギーの-4、トータル-8と確り伸ばし、後半に入ってからも4バーディーの-4、トータル-12と順調に伸ばしている。
宋永漢爆発魅せて首位に上げ
宋永漢爆発魅せて首位奪い
宋永漢首位を奪って力魅せ
単独2位に付けているのは世界ランキング419位でこのツアーの下部のABEMAツアーで連勝してからこのツアーでも健闘している新鋭の鈴木晃祐(23歳、172㎝、64㎏)で、2日目6バーディー、2ボギーの-4、トータル-11と伸ばしながらも1位下がっている。
2日目はアウトスタートでトータル-7からスタートして、前半では3バーディー、1ボギーの-2、トータル-9と伸ばし、後半に入ってからも3バーディー、1ボギーの-2、トータル-11と順調に伸ばした。
伸ばしても足りずに下がる鈴木かな
伸ばしても鈴木晃祐一位下げ
二位通過鈴木晃祐力魅せ
3位タイに付けているのは世界ランキング638位の鍋谷太一(27歳、177㎝、72㎏)、世界ランキングJ・デ・ロス・サントス(フィリピン、27歳、177㎝、75㎏)、世界ランキング1246位のS・J・パーク(韓国、37歳、175㎝、73㎏)で、トータル-10まで伸ばしている。
鍋谷太一は2日目1イーグル、6バーディー、2ボギーの-6と大きく伸ばして11位上げて来た。
2日目はアウトスタートでトータル-4からスタートして、前半ではいきなり1イーグル、3バーディー、1ボギーの-4、トータル-8と確り伸ばし、後半に入ってからも3バーディー、1ボギーの-2、トータル-10まで伸ばしている。
鍋谷や大きく伸ばし上げて魅せ
鍋谷や確り上げて力魅せ
鍋谷や三位まで上げ力魅せ
J・デ・ロス・サントスは2日目5バーディー、1ボギーの-4と伸ばしながらも1位下がっている。
2日目はインスタート(第10ホールから)で、トータル-6からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-8と伸ばし、後半に入っても3バーディー、1ボギーの-2、トータル-10と順調に伸ばした。
サントスや伸ばしながらも一位下げ
サントスや伸ばし足りずに一位下げ
サントスや三位で通過力魅せ
S・J・パークは2日目4バーディーの-4と伸ばしながらも1位下がった。
2日目はアウトスタートでトータル-6からスタートして、前半では1バーディーの-1、トータル-7と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して3バーディーの-3、トータル-10と伸ばしている。
伸ばしても一位下がったパークかな
伸ばしても足りずに下がるパークかな
力魅せ三位で通過パークかな
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング366位でリブゴルフも含めて海外ツアーに積極的に参戦している香妻陣一朗(29歳、165㎝、71㎏)は2日目-6、トータル-9と大きく伸ばし、20位も上げて6位タイに付けて来た。
香妻や大きく伸ばし上げて魅せ
香妻や大きく上げて力魅せ
香妻や六位で通過力魅せ
世界ランキング133位で積極的に海外のツアーに参戦して優勝までしている金谷拓実(25歳、172㎝、70㎏)は2日目-3、トータル-9と伸ばしながらも、4位下がって6位タイとなっている。
金谷拓実伸ばしながらも四位下げ
金谷拓実伸ばし足りずに四位下げ
金谷拓実六位で通過強さ魅せ
世界ランキング382位で海外ツアーにおけるメジャー大会である全米オープンにおいて20位タイに入ったことから自信が蘇ったベテランの永野竜太郎(35歳、181㎝、85㎏)は2日目-6、トータル-8と大きく伸ばし、28位も上げて10位タイに付けて来た。
大きく伸ばし上げて魅す永野かな
力魅せ大きく上げた永野かな
力魅せ十位で通過永野かな
世界ランキング209位で実力派中堅選手をリードするひとり、2018,2019年と連続してこのツアーの賞金王に輝いた今平周吾(30歳、165㎝、67㎏)は2日目-4、トータル-8と伸ばし、4位上げて10位タイに付けて来た。
今平や確り伸ばし上げて魅せ
今平や十位まで上げ強さ魅せ
今平や十位で通過強さ魅せ
世界ランキング288位で飛ばし屋の新鋭、河本力(リキ、23歳、183㎝、86㎏)、世界ランキング348位でアジアンツアーに積極的に参戦している池村寛世(トモヨ、27歳、166㎝、72㎏)は共に2日目-3、トータル-8と伸ばして10位タイを維持している。
河本力確り伸ばし十位維持
河本力十位維持して強さ魅せ
河本力十位で通過期待させ
池村や確り伸ばし十位維持
池村や十位維持して力魅せ
池村や十位で通過力魅せ
世界ランキング240位で積極的に海外のツアーにも参戦して一定の成果を見せている堀川未来夢(ミクム、30歳、176㎝、84㎏)、世界ランキング259位で海外ツアーへの本格参戦を目指している大槻智春(33歳、172㎝、94㎏)は共に2日目-2、トータル-8と伸ばしながらも、8位下がって10位タイとなっている。
堀川や伸ばしながらも八位下げ
堀川や伸ばし足りずに八位下げ
堀川や十位で通過強さ魅せ
大槻や伸ばしながらも八位下げ
大槻や伸ばし足りずに八位下げ
大槻や十位で通過強さ魅せ
世界ランキング218位でかつて米国男子ツアーに本格参戦していた岩田寛(42歳、178㎝、74㎏)、世界ランキング449位で新鋭の清水大成(24歳、175㎝、74㎏)は共に2日目-3、トータル-7と伸ばしながらも、5位下がって19位タイとなっている。
岩田寛伸ばしながらも五位下がり
岩田寛伸ばし足りずに五位下がり
岩田寛上位で通過強さ魅せ
伸ばしても足りずに下がる清水かな
力魅せ上位で通過清水かな
上位通過力を魅せた清水かな
世界ランキング358位でリブゴルフも含めて海外ツアーに積極的に参戦して来た木下稜介(31歳、174㎝、75㎏)は2日目-5、トータル-6と大きく伸ばし、34位も下げて25位タイに付けて来た。
木下や大きく伸ばし上げて魅せ
木下や大きく上げて力魅せ
木下や中位で通過意地を魅せ
世界ランキング239位で実力派ベテラン外国人選手をリードするひとり、ブラッド・ケネディ(オーストラリア、49歳、180㎝、82㎏)は2日目-4、トータル-5と伸ばし、29位上げて30位タイに付けて来た。
ブラッドや確り伸ばし上げて魅せ
ブラッドや大きく上げて強さ魅せ
意地を魅せ中位で通過ケネディかな
世界ランキング301位で実力派中堅選手をリードするひとり、常々改革に取り組み続け、発信力も含めて人気の高い石川遼(31歳、175㎝、75㎏)は2日目-3、トータル-4と伸ばし、23位も上げて36位タイに付けて来た。
石川遼確り伸ばし上げて魅せ
石川遼大きく上げて力魅せ
石川遼中位で通過意地を魅せ
世界ランキング314位でこのところ調子を上げて来た新鋭の平田憲聖(ケンセイ、22歳、170㎝、70㎏)は2日目-2、トータル-4と伸ばし、2位上げて36位タイに付けて来た。
じわりと伸ばし上げて魅す平田かな
中位通過平田憲聖意地を魅せ
意地を魅せ中位で通過平田かな
世界ランキング329位で実力派中堅外国人選手をリードするひとり、アンソニー・クウェイル(オーストラリア、28歳、193㎝、82㎏)は2日目-5、トータル-3と大きく伸ばし、68位も上げて48位タイに付けて来た。
クウェイルや大きく伸ばし上げて魅せ
クウェイルや大きく上げて力魅せ
クウェイルや余裕の通過意地を魅せ
世界ランキング430位で選手会を含めてゴルフ振興活動に積極的な池田勇太(37歳、177㎝、77㎏)は2日目-3、トータル-3と伸ばし、36位も上げて48位タイに付けて来た。
池田勇太確り伸ばし上げて魅せ
池田勇太大きく上げて力魅せ
池田勇太余裕の通過意地を魅せ
そして世界ランキング128位でアマチュア世界ランキング1位に長く君臨してアマチュア時代にこのツアーにおいて優勝して、このツアーでも既に優勝している新鋭に中島啓太(23歳、177㎝、75㎏)は2日目-2、トータル-3と伸ばし、11位上げて48位タイに付けて来た。
中島やじわりと伸ばし上げて魅せ
中島や確り上げて強さ魅せ
中島や余裕の通過意地を魅せ
なお今回は前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に61位タイまでに入っていた76名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
それから世界ランキング141位で元世界アマチュアランキング1位、アマチュア時代にこのツアーにおいて2勝してプロ入り後も既にこのツアーにおいて2勝している新鋭の蝉川泰果(タイガ、22歳、175㎝、77㎏)、世界ランキング187位で実力派中堅選手をリードするひとり、日本一曲がらないのが売りの稲森佑貴(28歳、169㎝)、世界ランキング375位で長く維持して来た米国男子ツアーのシード権回復を目指している小平智(33歳、172㎝、70㎏)は3人共トータルイーブンで84位タイ、世界ランキング416位でそのイケメン振りから女子ゴルファーにも人気の高い片岡尚之(25歳、171㎝、67㎏)、世界ランキング448位の佐藤大平(30歳、174㎝、72㎏)はともにトータル+3で117位タイ、世界ランキング499位で前選手会長のゲンちゃんこと時松隆光(29歳、169㎝、75㎏)はトータル+5で129位タイ、世界ランキング364位で実力派ベテラン外国人選手をリードするひとり、サンシャインツアー、DPワールドツアー等の海外ツアーにも積極的に参戦して活躍しているショーン・ノリス(南アフリカ、41歳、188㎝、100㎏)はトータル+6で135位タイとなり、残念ながらCUTの憂き目に遭っている。