3月9日(木)の夜から時差-14時間の米国・フロリダ州にある「TPCソーグラス ザ・プレイヤーズ・スタジアムコース(7225ヤード、パー72)」において米国男子ツアーの高額賞金大会、「ザ・プレイヤーズ選手権」が4日間の日程で開催され、その最終日が昨日終わった。
公式サイトによると賞金総額は2500万ドル、優勝賞金は450万ドルで、1ドルを約133.5円とすると、これはそれぞれ約33億3800万円、約6億100万円であった。
日本人選手としては世界ランキング23位で自他共に日本のエースと認める松山英樹(31歳、180㎝、90㎏)が出場していた。
首痛が出たり、2試合連続で予選落ちしたり、調子が好いとは言えない状況が続き、心配ではあるが、もうそれが日常と思うべき時に来ているのかも知れない。
そんな中、初日は+2で94位タイと大きく出遅れ、このまま3週連続で予選落ちかと心配させたが、その後日没サスペンデッド等、色々あって、無事予選を通過している。
松山やトラブルあって普通だと
思うべき時期来ているのかも
松山やサスペンデッド好かったか
気を取り直し通過したかも
なお、全体では予選ラウンド終了時に65位タイまでに入っていた75名の選手が決勝ラウンドに駒を進めることが出来た。
それからライブ中継であるが、インターネットの動画配信サイトUーNEXTとCS放送のゴルフネットワークで4日間に亘ってたっぷりと放送され、後半2日間はBS放送のJapanextが加わった。
さて、単独首位を維持して見事優勝したのは世界ランキング2位(先週時点。以下、特に断らない限り同様)のスコッティー・シェフラー(米国、26歳、191㎝、91㎏)で、最終日5バーディー、2ボギーの-3、トータル-17と伸ばした。
最終日は全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-14からスタートして、前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-15と少し伸ばし、後半に入ってからも3バーディー、1ボギーの-2、トータル-17と順調に伸ばしている。
なおこれがツアーで今シーズン2勝目、通算6勝目となり、この試合の結果、世界ランキングは1位まで上がっている。
シェフラーや確り伸ばし首位を維持
シェフラーや首位を維持して強さ魅せ
シェフラーや首位を維持して勝って魅せ
単独2位に入ったのは世界ランキング24位のティレル・ハットン(イングランド、31歳、175㎝、73㎏)で最終日8バーディー、1ボギーの-7、トータル-12と爆発的に伸ばして24位も上げて来た。
最終日はトータル-5からスタートして、前半では1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-5と伸ばせなかったが、後半に入ってからは加速して、7バーディーの-7、トータル-12と爆発的に伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは17位まで上がっている。
ハットンや爆発魅せて二位となり
ハットンやぐんぐん上げて二位となり
ハットンや二位に入って強さ魅せ
3位タイに入ったのは世界ランキング11位のビクトル・ホブラン(ノルウェー、25歳、178㎝、75㎏)、世界ランキング33位のトム・ホウグ(米国、33歳、185㎝、79㎏)で、トータル-10まで伸ばした。
ビクトル・ホブランは最終日6バーディー、2ボギーの-4と伸ばして11位上げて来た。
最終日はトータル-6からスタートして、前半では3バーディー、2ボギーの-1、トータル-7と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して、3バーディーの-3、トータル-10と伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは9位まで上がっている。
ホブランや確り伸ばし上げて魅せ
ホブランや下がっても上げ強さ魅せ
ホブランや三位に入り強さ魅せ
トム・ホウグは最終日6バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの-2と伸ばして5位上げて来た。
最終日はトータル-8からスタートして、前半では3バーディー、1ダブルボギーの-1、トータル-9と少し伸ばし、後半に入ってからも3バーディー、2ボギーの-1、トータル-10と少し伸ばした。
最終日はともかく、初日+6で133位タイと大きく出遅れ、2日目、3日目とガンガン上げてここまで持って来たのは流石ではないか!?
なおこの試合の結果、世界ランキングは24位まで上がっている。
トムホウグ連日上げて三位入り
トムホウグガンガン上げて強さ魅せ
トムホウグ三位に入り強さ魅せ
そして単独5位に入ったのは松山英樹で、最終日7バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの-4、トータル-9と伸ばして21位も上げて来た。
最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル-5からスタートして、前半では2ホールをパーで凌いだ後、第3ホールでバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第6ホールでもバーディーを決め、1つ空いて第8、9ホールと連続でバーディーを決めたので、結局4打伸ばし、トータル-9として後半へと繋いでいる。
後半に入ってからもう好調を維持して、第11~13ホールと3連続バーディーを決めたが、続く第14ホールでダブルボギーを叩き、続く3ホールをパーで凌いだ後、第18ホールでボギーを叩いたので、結局後半では伸ばせず、トータル-9のままホールアウトした。
上にも書いたように、初日は+2で94位タイと出遅れたが、第2ラウンド、すなわち予選ラウンド終了時にはトータルイーブンに戻して41位タイまで上げ、少し余裕を持って予選を通過し、その後第3ラウンドではトータル-5と大きく伸ばして26位タイまで上げ、上位争いが出来るところまで持って来たのは流石ではないか!?
なおこの試合の結果、世界ランキングは20位まで上がっている。
松山や連日上げて五位となり
松山やガンガン上げて強さ魅せ
松山や五位に入って強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング7位のマックス・ホーマ(米国、32歳、185㎝、82㎏)は最終日-3、トータル-8と伸ばし、20位も上げて6位タイに入った。
マックスや確り伸ばし上げて魅せ
上げ続け強さを魅せたホーマかな
マックスや六位に入り強さ魅せ
世界ランキング18位のイム・ソンジェ(韓国、24歳、183㎝、91㎏)は最終日イーブン、トータル-8と維持し、2位上げて6位タイに入った。
イムソンジェスコア維持して上げて魅せ
イムソンジェ連日上げて強さ魅せ
イムソンジェ六位に入り強さ魅せ
世界ランキング10位で日系のコリン・モリカワ(26歳、175㎝、73㎏)は最終日-1、トータル-7と少し伸ばし、1位上げて13位タイに入った。
モリカワや少し伸ばして上げて魅せ
モリカワや最後は上げて意地を魅せ
モリカワや上位に入り強さ魅せ
世界ランキング6位で東京五輪金メダリストのザンダー・シャウフェレ(米国、29歳、178㎝、79㎏)は最終日-4、トータル-6と伸ばし、28位も上げて19位タイに入った。
シャウフェレや確り伸ばし上げて魅せ
シャウフェレや決勝で上げ強さ魅せ
シャウフェレや上位に入り強さ魅せ
世界ランキング13位のトニー・フィナウ(米国、33歳、193㎝、91㎏)は最終日-1、トータル-6と少し伸ばし、7位上げて19位タイに入った。
トニーフィナウ少し伸ばして上げて魅せ
トニーフィナウ最後まで上げ強さ魅せ
トニーフィナウ上位に入り強さ魅せ
世界ランキング4位のパトリック・カントレー(米国、30歳、183㎝、86㎏)、世界ランキング15位のジョーダン・スピース(米国、29歳、185㎝、79㎏)は共に最終日イーブン、トータル-6と伸ばせず、5位下がって19位タイとなった。
世界ランキング26位のトミー・フリートウッド(イングランド、32歳、180㎝、76㎏)は最終日+4、トータル-5と落とし、23位も下がって27位タイとなった。
世界ランキング14位のサム・バーンズ(米国、26歳、185㎝、84㎏)、世界ランキング21位のシェーン・ローリー(アイルランド、35歳、185㎝、102㎏)は共に最終日-2、トータル-4と伸ばし、12位上げて35位タイに入った。
サムバーンズ確り上げて強さ魅せ
サムバーンズ最後は上げて強さ魅せ
サムバーンズ中位に入り意地を魅せ
ローリーや確り上げて強さ魅せ
ローリーや連日上げて強さ魅せ
ローリーや中位に入り意地を魅せ
世界ランキング17位のトム・キム(本名トム・ジュヒョン、韓国、20歳、183㎝)は最終日-3、トータル-2と伸ばし、12位上げて51位タイに入った。
トムキムや確り伸ばし上げて魅せ
トムキムや確り上げて強さ魅せ
トムキムや最後まで上げ意地を魅せ
世界ランキング16位のキャメロン・ヤング(米国、25歳、180㎝、84㎏)は最終日+2、トータル-2と落とし、16位下がって51位タイとなった。
世界ランキング9位のジャスティン・トーマス(米国、29歳、178㎝、73㎏)は最終日-1、トータルイーブンと少し伸ばし、3位上げて60位タイに入った。
トーマスや少し伸ばして上げて魅せ
トーマスや連日上げて強さ魅せ
トーマスやじわじわ上げて意地を魅せ
世界ランキング8位のウィル・ザラトリス(米国、26歳、188㎝、75㎏)は最終日+5、トータル+8と大きく落とし、3位下がって単独73位となった。
そして世界ランキング29位のサヒト・テガラ(米国、25歳、191㎝、91㎏)は最終日+3、トータル+10と落としながらも1位上がって単独74位となった。
それから上記では結構な猛者が漏れているので、ひょっとしたらと思って予選ラウンド終了時点に戻ってみたところ、世界ランキング12位のマシュー・フィッツパトリック(イングランド、28歳、178㎝、70㎏)はトータル+3で76位タイ、世界ランキング20位のキーガン・ブラッドリー(米国、36歳、191㎝、86㎏)はトータル+4で89位タイ、世界ランキング3位のロリー・マキロイ(北アイルランド、33歳、178㎝、79㎏)、世界ランキング19位で先週ツアー初優勝のカート・キタヤマ(米国、30歳、170㎝、77㎏)は共にトータル+5で98位タイ、世界ランキング30位のシェームス・パワー(アイルランド、36歳、191㎝、91㎏)はトータル+6で107位タイ、世界ランキング22位のビリー・ホーシェル(米国、36歳、183㎝、79㎏)はトータル+8で121位タイとなり、残念ながらCUTの憂き目に遭っていた。
また、世界ランキング1位のジョン・ラーム(スペイン、28歳、188㎝、100㎏)は1ラウンド終了時に-1で33位タイに入っていたが、残念ながら途中棄権していた。
荒れた天候、大きく乱れた進行で心身の疲れが出たか!?
ともかく、そんな中、改めて松山英樹の奮闘振りに感心させられる。