２月２日（木）の１２時１０分頃から時差－５時間のアラブ首長国連邦にある「アル・ハムラＧＣ（７３２５ヤード、パー７２）」において、ＤＰワールドツアー（旧欧州男子ツアー）、「ラアス・アル・ハイマ選手権」が４日間の日程で開催され、その第２日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
既に第３日目、すなわち決勝ラウンド初日が進行中であるが、ここでは第２日目の様子に付いて触れておく。
公式サイトによると賞金総額は２００万ドルとなっており、１ドルを約１３１．１５円とすれば、約２億６２３０万円となる。
日本人選手としては世界ランキング７５位で海外ツアーでも好いところを見せる、確り鍛え上げた比嘉一貴（２７歳、１５８㎝、７０㎏）、世界ランキング１１５位で飛ばし屋の星野陸也（２６歳、１８６㎝、７６㎏）、世界ランキング２１０位で海外ツアーでも好結果を見せている新鋭の久常涼（２０歳、１７５㎝、７５㎏）、世界ランキング２２６位の岩﨑亜久竜（アグリ、２５歳、１８１㎝、８６㎏）が出場している。
この中でも久常涼は初日－８と爆発的に伸ばして単独首位に立ち、比嘉一貴は－５と大きく伸ばして５位タイに付けているから、俄然面白くなって来た！？
それに、大型新鋭の岩﨑亜久竜が繰り上げて出場出来たのも興を添えている。
世界ランキング２８１位で旅人ゴルファーと呼ばれ、このツアーを主戦場とする川村昌弘（２９歳、１７３㎝、７２㎏）は残念ながら出場していないが、広い活動域、きつい日程の過酷なツアーでもあるから適度な休養を入れて行くことも必要なので、これはまあ仕方のないところであろう。
ともかく、日本人選手自体の出場人数が増えて行くことは川村昌弘も喜んでいたようで、ちょっと喜ばしいことではないか！？
欧州に日本の選手増えて来て
応援し甲斐感じるのかも
久常涼爆発力で首位に立ち
後の展開興味ますかも
岩﨑や待てば海路の日和あり
大会更に興味増すかも
さて、首位タイに立ったのは世界ランキング２７４位のデビッド・ロウ（スコットランド、３１歳、１７５㎝）、世界ランキング５２位のアドリアン・メロンク（ポーランド、２９歳、１９８㎝、９０㎏）、世界ランキング１０７位のラスムス・ホイガールト(デンマーク、２１歳、１８７㎝、ニコライ・ホイガールトと双子)で、トータル－１１まで伸ばしている。
デビッド・ロウは２日目１イーグル、６バーディーの－８と爆発的に伸ばして１７位上げて来た。
２日目はアウトスタート（第１ホールから）で、トータル－３からスタートして、前半では３バーディーの－３、トータル－６と伸ばし、後半に入ってからは加速して、１イーグル、３バーディーの－５、トータル－１１と大きく伸ばしている。
デビッドロウ爆発魅せて首位に立ち
デビッドロウ確り上げて首位奪い
デビッドロウ首位を奪って力魅せ
アドリアン・メロンクは２日目７バーディーの－７と爆発的に伸ばして１０位上げて来た。
２日目はインスタート（第１０ホールから）で、トータル－４からスタートして、前半ではいきなり４バーディーの－４、トータル－８と確り伸ばし、後半に入ってからも３バーディーの－３、トータル－１１と順調に伸ばしている。
メロンクや爆発魅せて首位に立ち
メロンクや確り上げて首位奪い
メロンクや首位を奪って強さ魅せ
ラスムス・ホイガールトは２日目６バーディー、１ボギーの－５と大きく伸ばして１位上げて来た。
２日目はアウトスタートで、トータル－６からスタートして、前半では３バーディーの－３、トータル－９と伸ばし、後半に入ってからも３バーディー、１ボギーの－２、トータル－１１と順調に伸ばしている。
ラスムスや大きく伸ばし上げて魅せ
ラスムスや大きく伸ばし首位に立ち
ラスムスや首位まで上げて力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
久常涼は２日目５バーディー、３ボギーの－２、トータル－１０と伸ばしながらも、３位下がって４位タイとなっている。
２日目はインスタートで、トータル－８からスタートして、前半では３バーディー、２ボギーの－１、トータル－９と少し伸ばし、後半に入ってからも２バーディー、１ボギーの－１、トータル－１０と少し伸ばしている。
久常涼伸ばしながらも三位下げ
久常涼伸ばし足りずに首位を落ち
久常涼四位で通過力魅せ
世界ランキング５１６位のマシュー・ボルドウィン（イングランド、３６歳、１８３㎝、７９㎏）は２日目－３、トータル－９と伸ばしながらも、６位下がって単独８位となっている。
ボルドウィン伸ばしながらも六位下げ
ボルドウィン伸ばし足りずに六位下げ
ボルドウィン八位で通過力魅せ
世界ランキング８３位のカルム・シンクウィン（イングランド、２９歳、１８０㎝、８２㎏）は２日目－３、トータル－８と伸ばしながらも、４位下がって９位タイとなっている。
シンクウィン伸ばしながらも四位下げ
シンクウィン伸ばし足りずに四位下げ
シンクウィン九位で通過強さ魅せ
世界ランキング１３６位のニコライ・ホイガールト（デンマーク、２１歳、１８８㎝、８２㎏、ラスムス・ホイガールトと双子）は２日目－６、トータル－７と大きく伸ばし、３８位も上げて１５位タイに付けて来た。
ニコライや大きく伸ばし上げて魅せ
ニコライや大きく上げて力魅せ
ニコライや上位で通過力魅せ
そして星野陸也は２日目７バーディー、２ボギーの－５、トータル－７と大きく伸ばし、１５位上げて１５位タイに付けて来た。
２日目はアウトスタートでトータル－２からスタートして、前半ではいきなり５バーディー、１ボギーの－４、トータル－６と確り伸ばし、後半に入っても２バーディー、１ボギーの－１、トータル－７と少し伸ばしている。
星野陸也大きく伸ばし上げて魅せ
星野陸也確り上げて力魅せ
星野陸也上位まで上げ期待させ
世界ランキング８６位のアドリア・アルナウス（スペイン、２８歳、１８５㎝）は２日目－３、トータル－６と伸ばしながらも、１位下がって１９位タイとなっている。
アルナウス伸ばしながらも一位下げ
アルナウス伸ばし足りずに一位下げ
アルナウス上位で通過強さ魅せ
世界ランキング８９位のパブロ・ララサバル（スペイン、３９歳、１７８㎝、７５㎏）は２日目－１、トータル－５と少し伸ばしながらも、１２位下がって２３位タイとなっている。
ララサバル伸ばしながらも大分下げ
ララサバル伸ばし足りずに大分下げ
ララサバル中位で通過意地を魅せ
世界ランキング３０位のライアン・フォックス（ニュージーランド、３６歳、１７８㎝、９８㎏）、世界ランキング１１１位のオリバー・ベッケル（南アフリカ、３８歳、１８８㎝、９０㎏）は共に２日目イーブン、トータル－５と伸ばせず、１８位下がって２３位タイとなっている。
世界ランキング６１位のビクトル・ペレス（フランス、３０歳、１９６㎝）は２日目－５、トータル－４と大きく伸ばし、５７位も上げて３３位タイに付けて来た。
ビクトルや大きく伸ばし上げて魅せ
ビクトルや大きく上げて強さ魅せ
ビクトルや中位で通過意地を魅せ
世界ランキング１４０位のトービヨン・オルセン（デンマーク、３３歳、１７５㎝、７０㎏）は２日目－４、トータル－４と伸ばし、４０位も上げて３３位タイに付けて来た。
オルセンや確り伸ばし上げて魅せ
オルセンや大きく上げて力魅せ
オルセンや中位で通過力魅せ
世界ランキング７４位のスリストン・ロウレンス（南アフリカ、２６歳、１８０㎝、９７㎏）は２日目－４、トータル－３と伸ばし、４３位も上げて４７位タイに付けて来た。
ロウレンス確り伸ばし上げて魅せ
ロウレンス大きく上げて強さ魅せ
ロウレンス余裕で通過意地を魅せ
そして、比嘉一貴は２日目１バーディー、３ボギーの＋２、トータル－３と落とし、４２位も下がって４７位タイとなっている。
２日目はインスタートで、トータル－５からスタートして、前半では１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－５と何とか維持したが、後半に入ってからは２ボギーの＋２、トータル－３と落としている。
比嘉一貴後半落とし大分下げ
其れでも通過貯金効くかも
比嘉一貴前半耐えて後半で
落とすも通過期待を繋ぎ
また岩崎亜久竜は２日目１イーグル、４バーディー、２ボギーの－４、トータル－２と伸ばし、５０位も上げて５７位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
２日目はインスタートで、トータル＋２からスタートして、前半では１イーグル、２バーディー、２ボギーの－２、トータルイーブンと伸ばし、後半に入ってからも２バーディーの－２、トータル－２と順調に伸ばしている。
初日は苦しい立ち上がりとなったが、この上げ方は凄い！？
岩﨑や確り伸ばし上げて魅せ
岩﨑や大きく上げて力魅せ
岩﨑や何とか通過期待させ
世界ランキング７３位のエイドリアン・オタエギ(スペイン、３０歳、１８３㎝、７９㎏)は２日目－２、トータル－２と伸ばし、１６位上げて５７位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
オタエギやじわりと伸ばし上げて魅せ
オタエギや確り上げて強さ魅せ
オタエギや何とか通過意地を魅せ
世界ランキング１４２位で国内男子ツアーでも活躍しているショーン・ノリス（南アフリカ、４０歳、１８８㎝、１００㎏）は２日目－１、トータル－２と少し伸ばしながらも、４位下がって５７位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
ショーンノリス伸ばしながらも四位下げ
ショーンノリス伸ばし足りずに四位下げ
ショーンノリス何とか通過意地を魅せ
そして世界ランキング１４１位のウエン・ファーガソン（スコットランド、２６歳、１８０㎝）は２日目イーブン、トータル－２と伸ばせず、２７位も下がって５７位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
以上で、前半２日間に亘る予選ラウンド終了時に５７位タイまでに入っていた７１名の選手が残り２日間に予定された決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
それから、世界ランキング１４３位のヤニク・ポール（ドイツ、２８歳、１８５㎝、７９㎏）はトータル－１で７２位タイ、世界ランキング１３９位のグイド・ミグリオッツィ（イタリア、２６歳、１８０㎝）はトータル＋１で１００位タイとなって、残念ながらＣＵＴの憂き目に遭っている。
また欧州繋がりで挙げておくと、２月２日（木）の午後から時差－６時間のケニアにある「Ｖｉｐｉｎｇｏ Ｒｉｄｇｅ」において欧州女子ツアー、「マジカル・ケニア・レディース・オープン」が４日間の日程で開催されており、此方も既に第３日目、すなわち決勝ラウンド初日に入っている。
公式サイトによると賞金総額は３０万ユーロとなっており、１ユーロを約１４１．６円とすると、これは約４２４８万円となるから、国内女子ツアーよりは少なく、その下部のステップアップツアーよりは多いようである。
日本人選手としては世界ランキング１３５２位で欧州女子ツアーの予選会に合格して出場権を得た識西諭里（オニシ・ユリ、２５歳、１６６㎝）が出場しており、予選ラウンドを終えた時点でトータルイーブンと維持し、１３位タイに付けて来て、余裕を持って予選ラウンドを通過している。
もうひとり気になっている世界ランキング２１７位で日系のモモカ・コボリ（小堀桃花、２３歳、１６０㎝）のトータル＋２まで落としながらも、２１位タイに付け、此方も余裕を持って予選通過を果たしているから、ちょっと嬉しい。
識西諭里スコア維持して上位付け
後の展開期待膨らみ
