９月１日（木）の夜から時差－１３時間（現在サマータイム中。それ以外の時期では－１４時間）の米国・オハイオ州にある「ハイランド・メドーズＧＣ（６５９８ヤード、パー７１）」において米国女子ツアー、「ダナ・オープン」が４日間の日程で開催され、その第２日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は１７５万ドルとなっており、１ドルを約１４０．２円とすると、約２億４５３５万円となり、円安の進行もあり、国内女子ツアーに比べると今週は２倍以上あり、まあまあ高額となっている。
日本人選手としては世界ランキング９位で黄金世代を代表し、自他共に認める日本のエースの畑岡奈紗（２３歳、１５８㎝）、世界ランキング２１位でプラチナ世代を代表し、全英オープンの前哨戦のスコティッシュ・オープンでは米国女子ツアー初優勝を決めた古江彩佳（２２歳、１５３㎝、５４㎏）、世界ランキング２９位で黄金世代をリードするひとり、全英女子オープンにおいて２０１９年に優勝して今年単独３位に入った渋野日向子（２３歳、１６７㎝、６２㎏）、世界ランキング３０位で新世紀世代をリードするひとり、２０２１年の全米女子オープンで優勝した笹生優花（２１歳、１６６㎝、６３㎏）、世界ランキング４４７位で米国女子ツアーを主戦場とし、久々の出場となる上原彩子（３８歳、１５５㎝）、世界ランキング４６９位で米国女子ツアー３勝の実績を持ち、リオ五輪では４位に入った野村敏京（２９歳、１６６㎝、６０㎏）の６名が出場している。
何時もにも増して賑やかになり、これは楽しみだ！？
なお、ライブ中継はWOWOWとＧＯＬＦＴＶでたっぷりと予定されている。
米国の女子のツアーも日本人
大挙出場楽しめるかも
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング１６１位で米国女子ツアーの下部に当たるエプソンツアーで２勝している天才少女、ルーシー・リー（米国、１９歳）で、２日目７バーディーの－７、トータル－１０と爆発的に伸ばして１７位上げて来た。
２日目はインスタート（第１０ホールから）で、トータル－３から出て、前半では５バーディーの－５、トータル－８と大きく伸ばし、後半に入ってからは２バーディーの－２、トータル－１０と伸ばしている。
ルーシーリー爆発魅せて首位に立ち
ルーシーリー爆発魅せて首位奪い
ルーシーリー首位を奪って力魅せ
２位タイに付けているのは世界ランキング４０位のカルロタ・シガンダ（スペイン、３２歳、１７３㎝）、世界ランキング４２１位でツアールーキーのイン・ルオニン（中国、１９歳）で、共に２日目－２、トータル－８と伸ばしながらも１位下がっている。
カルロタ・シガンダは２日目３バーディー、１ボギーの－２であった。
２日目はインスタートでトータル－６から出て、前半では１バーディーの－１、トータル－７と少し伸ばし、後半に入ってからも２バーディー、１ボギーの－１、トータル－８と少し伸ばした。
シガンダや伸ばしながらも一位下げ
シガンダや伸ばし足りずに一位下げ
シガンダや二位で通過し強さ魅せ
イン・ルオニンは２日目４バーディー、２ボギーの－２であった。
２日目はインスタートでトータル－６から出て、前半では２バーディー、２ボギーのイーブン、トータル－６と伸ばせなかったが、後半では２バーディーの－２、トータル－８と伸ばした。
インルオニン伸ばしながらも一位下げ
インルオニン伸ばし足りずに一位下げ
インルオニン二位で通過し力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
畑岡奈紗は２日目－５、トータル－７と大きく伸ばし、２５位も上げて４位タイに付けて来た。
２日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、インスタートでトータル－２から出て、前半では第１１ホールでボギーを叩いたが、続く５ホールをパーで凌いだ後第１７ホールでバーディーを決めて取り返したので、トータル－２のまま後半へと繋いでいる。
後半に入って第２ホールでバーディーを決め、１つ空いて第４～６ホールと３連続でバーディーを決め、１つ空いて第８ホールでもバーディーを決めたので、結局後半では５打伸ばし、トータル－７として決勝ラウンドへと駒を進めている。
畑岡や大きく伸ばし上げて魅せ
畑岡や大きく上げて強さ魅せ
畑岡や四位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング７位で飛ばし屋のレキシー・トンプソン（米国、２７歳、１８０㎝）は２日目－２、トータル－７と伸ばして４位タイを維持している。
トンプソンスコア伸ばして四位維持
トンプソン強さを魅せて四位維持
トンプソン四位維持して強さ魅せ
世界ランキング１８位でまだ予選落ちをしていない上位安定を見せ続けているツアールーキー、チェ・ヘジン（韓国、２３歳、１６７㎝）は２日目－１、トータル－６と少し伸ばしながらも、３位下がって４位タイとなっている。
チェヘジンや伸ばしながらも三位下げ
チェヘジンや伸ばし足りずん三位下げ
チェヘジンや四位で通過強さ魅せ
世界ランキング１９位のハナ・グリーン（オーストラリア、２５歳、１６８㎝）は２日目－９、トータル－６と爆発的に伸ばし、何と１１４位も上げて９位タイに付けて来た。
ハナグリーン爆発魅せて九位付け
ハナグリーン強さを魅せて九位付け
ハナグリーン九位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング１５位のレオナ・マグワイヤー（アイルランド、２７歳、１６８㎝）は２日目－１、トータル－６と少し伸ばしながらも、５位下がって９位タイとなっている。
マグワイヤー伸ばしながらも五位下がり
マグワイヤー伸ばし足りずに五位下がり
マグワイヤー九位で通過強さ魅せ
世界ランキング１２位で小柄ながら結構爆発力のあるキム・セヨン（韓国、２９歳、１６０㎝）は２日目－４、トータル－５と伸ばし、２１位も上げて１６位タイに付けて来た。
キムセヨン確り伸ばし上げて魅せ
キムセヨン大きく上げて強さ魅せ
キムセヨン上位まで上げ強さ魅せ
そして、古江彩佳、笹生優花は共に２日目－２、トータル－５と伸ばし、２位上げて１６位タイに付けて来た。
古江彩佳は２日目３バーディー、１ボギーの－２であった。
２日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、インスタートで、トータル－３から出て、前半では３ホールをパーで凌いだ後、第１３、１４ホールと連続でバーディーを決め、続く２ホールをパーで凌いだ後、第１７ホールでもバーディーを決めたので、結局３打伸ばし、トータル－６として後半へと繋いでいる。
後半に入ってからは、４ホールをパーで凌いだ後、第５ホールでボギーを叩き、残りの４ホールをパーで凌いだので、結局後半では位打落とし、トータル－５として決勝ラウンドへと駒を進めている。
古江彩佳じわりと伸ばし上げて魅せ
古江彩佳上位で通過強さ魅せ
古江彩佳争い期待させ
笹生優花は２日目５バーディー、１ボギー、１ダブルボギーの－２であった。
２日目はインスタートでトータル－３から出て、前半ではいきなり第１０，１１ホールと連続でバーディーを決めたが、続く３ホールをパーで凌いだ後、第１５ホールでダブルボギーを叩き、残りの３ホールをパーで凌いだので、結局伸ばせず、トータル－３のまま後半へと繋いでいる。
後半に入って２ホールをパーで凌いだ後、第３ホールでボギーを叩いたが、空かず第４ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック！
続く第５ホールでもバーディーを決め、続く２ホールをパーで凌いだ後、第８ホールでもバーディーを決めたので、結局後半では２打伸ばし、トータル－５として決勝ラウンドへと駒を進めている。
笹生優花じわりと伸ばし上げて魅せ
笹生優花上位で通過強さ魅せ
笹生優花上位争い期待させ
世界ランキング８位で元天才少女、国内女子ツアーでもその強さを見せ付けたキム・ヒョージュ（韓国、２７歳、１６５㎝）は２日目イーブン、トータル－５と伸ばせず、１２位下がって１６位タイとなっている。
世界ランキング５位でカナダの妖精と呼ばれるブルック・ヘンダーソン(カナダ、２４歳、１６３㎝)は２日目－５、トータル－４と大きく伸ばし、５４位も上げて３３位タイに付けて来た。
ヘンダーソン大きく伸ばし上げて魅せ
ヘンダーソン大きく上げて強さ魅せ
ヘンダーソン余裕の通過強さ魅せ
世界ランキング４位でかつて天才少女と呼ばれ、長期に亘り世界ランキング１位に君臨していたリディア・コ（ニュージーランド、２５歳、１６５㎝）は２日目＋１、トータル－４と少し落とし、２９位も下がって３３位タイとなっている。
世界ランキング２０位できつい病気と付き合いながら復帰したダニエル・カン（米国、２８歳、１６８㎝）は２日目－４、トータル－３と伸ばし、４５位も上げて４２位タイに付けて来た。
ダニエルカン確り伸ばし上げて魅せ
ダニエルカン大きく上げて通過を魅せ
ダニエルカン大きく上げて強さ魅せ
世界ランキング３位のミンジー・リー(オーストラリア、２６歳)は２日目＋１、トータル－３と少し落とし、３０位も下がって４２位タイとなっている。
世界ランキング６位で天才少女と呼ばれ、欧州女子ツアー、米国女子ツアーでは既に優勝しているツアールーキーのアタヤ・ティティクル（タイ、１９歳）は２日目－１、トータル－２と少し伸ばしながらも、１５位下がって５２位タイとなっている。
以上で、６４位タイまでに入った７５名の選手が、後半２日間に亘って予定されている決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
それから、渋野日向子、上原彩子、野村敏京は３人ともトータル＋１となって８６位タイ、世界ランキング１１位のジェニファー・カプチョ（米国、２５歳、１６５㎝）はトータル＋２となって９９位タイとなり、残念ながらＣＵＴの憂き目に遭っている。
