先週木曜日深夜から時差-17時間の米国・アリゾナ州にある「リビエラカントリークラブ(7322ヤード、パー71)」において米国男子ツアー、「ジェネシス招待」が4日間で開催され、その最終日が終わった。
世界ランキングのベストテンに入っている選手全員が参加しており、結構厚いフィールドとなっていた。
賞金総額は記事によって大分違い、下は930万ドル(約10億7千万円)から上は1200万ドル(約13億8千万円)までと大分ばらつきがあるが、その厚いフィールドに相応しく、流石に高額ではないか!?
その中に世界ランキング10位でエースのマスターズチャンピオン、松山英樹(29歳、180㎝、90kg)が出場しているのが誇らしい。
彼の過去の成績に付いて調べてみると、2017年は予選落ちで、2019年は9位タイ、2020年は5位タイと連続してベストテンに入ったが、2021年にはまた予選落ちしている。
どうやら得意なコースでもないのか、初日は2バーディー、3ボギーの+1で77位タイと出遅れていた。
また第2日目は5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの-1、トータルイーブンと少し伸ばし、17位上げて60位タイに付けて来て、ぎぎぎりにせよ、何とか予選を通過している。
そして第3日目には6バーディー、3ボギーの-3、トータル-3と伸ばし、10位上げて50位タイに付けて来た。
こうなって来ると、最終日も少しでも上げておくことが目標となって来た!?
松山や招待されたジェネシスで
最終日まで期待膨らみ
ライブ放送はインターネットのGOLFTVが一番長く、深夜から朝まで行われ、テレビではCS放送のゴルフネットワークが4日間ライブ中継を行い、決勝ラウンドからはNHKのBS1でも朝にライブ中継をしていた。
さて、単独首位を維持したまま見事完全優勝を果たしたのは世界ランキング32位で新鋭のホアキン・ニエマン(23歳、183㎝、70kg)で、最終日1イーグル、1バーディー、3ボギーのイーブン、トータル-19と維持している。
予選ラウンド2日間で作った大きな貯金を決勝ラウンドで守り切ったと言う感じであろうか!?
優勝賞金は216万ドルで、1ドルを約115円として計算すると約2億4800万円となり、流石に大きく、最終日に発奮するのも分かる!?
なお、この試合の結果、世界ランキングは20位まで上がっている。
ニエマンやスコア維持して勝って魅せ
ニエマンや完全勝利強さ魅せ
ニエマンや貯金守って勝って魅せ
2位タイに入ったのは世界ランキング2位で日系のコリン・モリカワ(米国、25歳、175㎝、77kg)、世界ランキング113位でツアールーキーのキャメロン・ヤング(米国、24歳、180㎝、84kg)で、トータル-17まで伸ばしている。
コリン・モリカワは最終日1イーグル、5バーディー、1ボギーの-6と大きく伸ばして3位上げて来た。
なお、この試合の結果、世界ランキングは2位を維持している。
モリカワや最後も上げて強さ魅せ
モリカワや二位に入って強さ魅せ
キャメロン・ヤングは最終日4バーディー、3ボギーの-1と少し伸ばして2位を維持している。
なお、この試合の結果、世界ランキングは53位まで上がっている。
二位入り力を魅せたヤングかな
力魅せ二位に入ったヤングかな
4位タイに入ったのは世界ランキング46位で我が国でも人気のあるベテランのアダム・スコット(オーストラリア、41歳、183㎝、82kg)、世界ランキング4位まで上げて来た新鋭のビクトル・ホブラン(ノルウェー、24歳、178㎝、75kg)で、トータル-14まで伸ばしている。
アダム・スコットは最終日2イーグル、4バーディー、3ボギーの-5と大きく伸ばして6位上げて来た。
なお、この試合の結果、世界ランキングは34位まで上がっている。
スコットや最後は上げて強さ魅せ
スコットや四位に入り強さ魅せ
ビクトル・ホブランは最終日4バーディー、3ボギーの-1と少し伸ばしながらも1位下がった。
なお、この試合の結果、世界ランキングは4位のままであった。
ホブランや伸ばしながらも一位下げ
ホブランや伸ばし足りずに一位下げ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング8位で春先に強い印象のあるジャスティン・トーマス(米国、28歳、178㎝、73kg)は最終日-1、トータル-13と少し伸ばしながらも2位下がって単独6位となった。
世界ランキング9位で先週は見事ツアー初優勝を果たしたスコッティー・シェフラー(米国、25歳、191㎝、91kg)は最終日-2、トータル-12と伸ばしながらも、1位下がって7位タイとなった。
世界ランキング5位のロリー・マキロイ(北アイルランド、32歳、178㎝、73kg)は最終日-3、トータル-10と伸ばし、8位上げて10位タイに入った。
マキロイや最後も上げて強さ魅せ
マキロイや十位に入り強さ魅せ
世界ランキング35位のマックス・ホーマ(米国、31歳、185㎝、82kg)は最終日イーブン、トータル-10と伸ばせず、4位下がって10位タイとなった。
世界ランキング7位で東京五輪金メダリストのザンダー・シャウフェレ(米国、28歳、178㎝、79kg)は最終日-1、トータル-9と少し伸ばしながらも1位下がって13位タイとなった。
世界ランキング27位でベテランのポール・ケイシー(イングランド、44歳、178㎝、82kg)は最終日イーブン、トータル-8と伸ばせず、3位下がって15位タイとなった。
世界ランキング1位のジョン・ラーム(スペイン、27歳、191㎝、100kg)は最終日-6、トータル-7と大きく伸ばし、39位も上げて21位タイに入った。
ジョンラーム最後大きく上げて魅せ
ジョンラーム大きく上げて強さ魅せ
世界ランキング29位のウィル・ザラトリス(米国、25歳、188㎝、75kg)は最終日イーブン、トータル-6と維持して26位タイを維持した。
ザラトリススコア維持して順位維持
ザラトリス最後維持して強さ魅せ
世界ランキング14位のジョーダン・スピース(米国、28歳、185㎝、79kg)は最終日+1、トータル-6と少し落とし、8位下がって26位タイとなった。
世界ランキング25位のジェイソン・コクラック(米国、36歳、193㎝、102kg)は最終日+2、トータル-6と落とし、14位下がって26位タイとなった。
世界ランキング24位のイム・ソンジェ(韓国、23歳、183㎝、81kg)は最終日-4、トータル-5と伸ばし、27位も上げて33位タイに入った。
イムソンジェ最後は上げて強さ魅せ
イムソンジェ大きく上げて強さ魅せ
世界ランキング19位のトニー・フィナウ(米国、32歳、193㎝、91kg)は最終日-3、トータル-5と伸ばし、22位も上げて33位タイに入った。
トニーフィナウ最後は上げて強さ魅せ
トニーフィナウ大きく上げて強さ魅せ
世界ランキング11位のキャメロン・スミス(オーストラリア、28歳、180㎝、78kg)は最終日-1、トータル-5と少し伸ばし、8位上げて33位タイに入った。
最後上げ強さを魅せたスミスかな
強さ魅せ最後は上げたスミスかな
世界ランキング3位のパトリック・カントレー(米国、29歳、183㎝、86kg)は最終日イーブン、トータル-5と維持して33位タイを維持した。
カントレースコア維持して順位維持
カントレー最後維持して強さ魅せ
そして、松山英樹は最終日4バーディー、3ボギーの-1、トータル-4と少し伸ばし、11位上げて39位タイに入った。
最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、インスタート(第10ホールから)で、トータル-3から出て、前半ではいきなり第10、11ホールと連続でバーディーを決め、続く第12ホールでボギーを叩き、1つ空いて第14ホールでもボギーを叩いたが、残りの4ホールをパーで凌いだので、結局イーブンとなり、トータル-3のまま後半へと繋いでいる。
後半に入ってもいきなり第1ホールでバーディーを決め、続く3ホールをパーで凌いだ後、第5ホールでボギーを叩いたが、続く2ホールをパーで凌いだ後、第8ホールでバーディーを決めたので、結局1打伸ばし、トータル-4としてホールアウトしている。
最終日に低い順位で入ると、時にはインコースから、また早く出なければいけないことが多いから、当然結果が早く分かってしまい、今回のようにちょっと寂しいことがある。
次回には最終日までもう少し上位でプレイしてくれることを期待したい。
なお、この試合の結果、世界ランキングは10位のままであった。
松山や決勝順位上げて行き
少しは気持ち弾ませたかも
松山や次の機会はもう少し
上位争い期待するかも
そして、世界ランキング18位のアブラハム・アンサー(メキシコ、30歳、170㎝、73kg)は最終日イーブン、トータル-4と維持し、2位上げて39位タイに入った。
アンサーやスコア維持して上げて魅せ
アンサーや最後も上げて強さ魅せ