木曜日の昼過ぎから時差－５時間のアラブ首長国連邦のアブダビにある「ヤスリンクス アブダビ（７４２５ヤード、パー７２）」においてＤＰワールドツアー（旧欧州男子ツアー）の高額賞金大会ロレックスシリーズの一戦、「アブダビＨＳＢＣ選手権」が４日間の日程で開催され、その第２ラウンドが強風の中、日没サスペンデッドを挟んで２日掛かりで終わっている。
それに続いて既に第３ラウンドが大分進行しているが、ここでは第２ラウンドに付いてのみ触れておく。
賞金総額を調べてみたら何と８００万ドル（約９億１千万円）！
そう言えば大きな資本が入ったようで、元々広い開催地域が更に広がり、賞金総額も相当上がるような記事が大分前に出ていた。
確か日本国内での開催も予定されていた。
日本人選手としてはコロナ禍の煽りを受けて暫らく休んでいた世界ランキング１７５位で旅人ゴルファーと呼ばれる川村昌弘（２８歳、１７２㎝、７２㎏）、および先週はハワイで開催された「ソニー・オープン・イン・ハワイ」に出場していた世界ランキング５３位で新鋭の金谷拓実（２３歳、１７２㎝、７５㎏）が出ている。
米国男子ツアーには中々通用しない金谷拓実であるが、欧州男子ツアーでは結構好い感じで通用しているように見えたので、ちょっと期待していたら、第１ラウンドで－６と大きく伸ばして４位タイに付けていたので、これは期待が膨らむ！？
金谷拓実所を変えて通用し
後の展開期待膨らみ
ただし、賞金総額の大きさから見てもフィールドが相当厚そうに思え、出場予定の選手をざっと見て行くと、世界ランキング２位のコリン・モリカワ(米国、２４歳、１７５㎝、７７㎏)、世界ランキング８位のロリー・マキロイ(北アイルランド、３２歳､１７８㎝、７３㎏）なんかを含む猛者も結構出ている。
また、川村昌弘に関してはゴルフ愛＆旅情漂う人気のコラム、「いま僕はココにいます」の更新されており、ＤＰワールドツアーと同様にコロナ禍の煽りを受けて昨年１２月上旬から止まっていて、隔離生活等、結構苦労した様子が綴られている。
練習不足がどう響くのか？ ちょっと注目していたら、第１ラウンドは－１と少し伸ばしながらも５４位タイと少し出遅れているので、この後の奮闘、そして最低でも予選の通過は期待したい。
川村や何とか調子整えて
せめて通過は期待するかも
さて、首位タイに立ったのは世界ランキング２３５位のジェームズ・モリソン（イングランド、３６歳、１８０㎝、８２㎏）、世界ランキング３３６位のスコット・ジェイミソン（スコットランド、３８歳、１８５㎝、８２㎏））で、トータル－７となっている。
ジェームズ・モリソンは第２ラウンド３バーディー、２ボギーの－１と少し伸ばして３位上げて来た。
モリソンや少し伸ばして首位に立ち
モリソンや少し伸ばして首位奪い
モリソンや風にも負けず首位に立ち
スコット・ジェイミソンは第２ラウンド２バーディー、２ボギー、１ダブルボギーの＋２と落としながらも首位を維持している。
ジェイミソン落としながらも首位を維持
ジェイミソン首位を維持して力魅せ
３位タイに付けているのは世界ランキング１２５位のジュリアン・ブルン（フランス、２９歳、１８８㎝、８６㎏）、世界ランキング５６位でベテランのイアン・ポールター（イングランド、４６歳、１８５㎝、８６㎏）、世界ランキング７位で新鋭のビクトル・ホブラン（ノルウェー、２４歳、１７８㎝、７５㎏）で、トータル－６となっている。
ジュリアン・ブルンは第２ラウンド５バーディー、２ボギーの－３と伸ばして１４位上げて来た。
確りと伸ばして上げたブルンかな
三位まで上げ力魅すブルンかな
イアン・ポールターは第２ラウンド２バーディー、２ボギーのイーブンと維持して１位上げて来た。
ポールタースコア維持して三位付け
ポールター三位まで上げ強さ魅せ
ビクトル・ホブランは第２ラウンド１バーディー、３ボギーの＋２と落として１位下がっている。
ホブランやスコア落として一位下げ
ホブランや三位で通過後期待
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング４８位のシェーン・ローリー(アイルランド、３４歳､１８５㎝､１０２㎏)は第２ラウンドイーブン、トータル－５と維持し、３位上げて６位タイに付けて来た。
ローリーやスコア維持して六位付け
ローリーや六位まで上げ強さ魅せ
金谷拓実は第２ラウンド４バーディー、５ボギーの＋１と少し落とし、２位下がって６位タイとなっている。
トータル－６から出て、前半では３バーディー、１ボギーの－２、トータル－８と伸ばしたが、後半では１バーディー、４ボギーの＋３、トータル－５と落として第３ラウンドへと繋いでいる。
金谷拓実少し落として二位下がり
金谷拓実上位で通過強さ魅せ
世界ランキング６９位のトーマス・ピーターズ（ベルギー､２９歳､１９６㎝、８５㎏）は第２ラウンド＋２、トータル－５と落とし、３位下がって６位タイとなっている。
世界ランキング６３位のエリック・ファンーローエン（南アフリカ、３１歳、１９１㎝、８８㎏）は第２ラウンド－１、トータル－４と少し伸ばし、７位上がって１０位タイに付けて来た。
ファンローエン少し伸ばして上げて魅せ
ファンローエン十位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング５１位のアダム・スコット(オーストラリア、４１歳、１８３㎝、８２㎏)は第２ラウンドイーブン、トータル－２と伸ばし、１８位上げて１８位タイに付けて来た。
スコットやスコア維持して上げて魅せ
スコットや上位で通過強さ魅せ
世界ランキング２２位のティレル・ハットン(イングランド、３０歳、１７５㎝、７３㎏)は第２ラウンド＋５、トータル－１と大きく落とし、２０位も下がって２４位タイとなっている。
世界ランキング４１位のトミー・フリートウッド（イングランド、３１歳、１８０㎝、７６㎏）は第２ラウンド＋４､トータルイーブンと落とし、２２位も下がって３４位タイとなっている。
世界ランキング３９位でベテランのリー・ウェストウッド（イングランド、４８歳、１８３㎝、９３㎏）は第２ラウンド＋２、トータル＋１と落としながらも１２位上げて４２位タイにつけてきた。
ウェストウッド落としながらも上げて魅せ
ウエストウッド確り上げて強さ魅せ
世界ランキング７０位のディーン・バーメスター（南アフリカ、３２歳、１８０㎝、７６㎏）、世界ランキング７１位のダニエル・ファントンダー（南アフリカ、３０歳、１７８㎝、１０４㎏）は共に第２ラウンド＋３、トータル＋２と落としながらも、
３位上げて５１位タイに付けて来た。
バーメスター落としながらも上げて魅せ
ファントンダースコア落として上げて魅せ
世界ランキング５９位のベルンド・ウィースバーガー(オーストリア、３６歳、１８８㎝、８６㎏)は第２ラウンド＋５、トータル＋２と大きく落とし、３４位も下がって５１位タイとなっている。
世界ランキング２位のコリン・モリカワ（米国、２４歳、１７５㎝、７７㎏）は第２ラウンド＋２、トータル＋３と落としながらも、２６位も上げて６２位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
モリカワや大きく上げて通過魅せ
モリカワや何とか通過意地を魅せ
世界ランキング８位のロリー・マキロイ（北アイルランド、３２歳、１７８㎝、７３㎏）は第２ラウンド＋３、トータル＋３と落としながらも、１位上げて６２位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
マキロイや風に負けずに通過魅せ
マキロイや風を制して通過魅せ
そして川村昌弘、世界ランキング４４位のミンウー・リー（オーストラリア、２３歳、１８０㎝以上？ ミンジー・リーの弟）は共に第２ラウンド＋４、トータル＋３と落とし、８位下がって６２位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
川村昌弘は第２ラウンド４ボギーで、前半後半共に２ボギーの＋２と、何とか耐えながらもじわじわ下がっている感じであった。
それでも何とか予選を通過して、好かった、好かった。ホッ。
川村や何とか通過ホッとさせ
後の奮闘期待するかも
それから、世界ランキング７７位でベテランのリチャード・ブランド（イングランド、４８歳、１８５㎝、８９㎏）はトータル＋４で７７位タイ、、世界ランキング５８位のロバート・マッキンタイア（スコットランド、２５歳、１７８㎝）、世界ランキング６０位のガリック・ヒーゴ（南アフリカ）は共にトータル＋５で８５位タイとなって、残念ながらＣＵＴの憂き目に遭っている。
そう言えば使用しているコースはリンクスコースで、海辺の平地に作られた、木の少ない、強風が吹きがちなコースであった。
期待通り（設計者の？）に強風が吹き、悩まされているようであるが、日本人選手が２人共予選通過を果たし、残り２日も楽しめそうである。
