微妙な空模様の中、今朝から兵庫県加東市にある「東急グランドオークゴルフクラブ(６３０９ヤード、パー７２)」においてマイナビネクストヒロインゴルフツアー第１１戦、「ＡＣＮチャレンジカップ」が１日競技として開催され、予定通りに終わった。
プロテストの合格を目指すこれからの女子ゴルファーにチャンスを与える、ステップアップツアーよりも更に入門編の様な大会で、賞金総額は２００万円、優勝賞金は５０万円であった。
ただし今回は２０２１年度の最終プロテストが終わったばかりで、合格した選手も何名か出場している。
なお、世界ランキングの付いている選手は一部なのか、英語版の最新データからは見付けられない選手が多かった。
もっとも、この頃とみに目が悪くなって、注意も散漫になっている私のことであるから、うっかり見落としていることも大いにあり得る。
さて、このツアーで首位タイでホールアウトし、プレーオフの１ホールを制して見事初優勝したのはプラチナ世代の竹本梨奈（２１歳、１５５㎝）で、６バーディー、２ボギーの－４と確り伸ばした。
プレーオフではカップから遠かったので先にパーパットを打ち、確りと沈めて、待つことになったが、落ち着いて強い気持ちで打ったのが功を奏したようである。
竹本梨奈強い気持ちで勝って魅せ
竹本や確りパーで勝って魅せ
首位タイでホールアウトし、プレーオフの１ホール目で負けた結果、単独２位となったのは田邊美莉（２５歳、１７０㎝）で４バーディーの－４と確り伸ばした。
プレーオフではカップの直ぐ近くに付け、パーは確実で、２ホール目に進むものと信じて疑わなかったが、ボールは無情にもカップの周りを回って通り過ぎてしまった！？
田邊美莉近くに付けて勝ち遠く
田邊美莉カップを逸れて二位となり
単独３位に入ったのは世界ランキング１０９５位でプラチナ世代の皆吉愛寿香（アスカ、２１歳、１６０㎝）で、６バーディー、３ボギーの－３と確り伸ばした。
皆吉や確り伸ばし三位なり
皆吉や三位に入り力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング６８１位で今回嬉しいことに最終プロテストに合格したばかりの丹萌乃（２４歳、１６０㎝）、世界ランキング８２１位で第５戦で優勝した黄金世代の澤田知佳（２３歳、１６５㎝）、狭間世代の中野なゆ（２２歳、１５８㎝）、前田衣里奈（エリナ、２５歳、１６３㎝）は－２まで伸ばして４位タイに入った。
黄金世代の四位（シイ）美森（２３歳、１５５㎝）は－１と少し伸ばして単独８位に入った。
プラチナ世代の山本彩乃（２１歳、１５８㎝）、狭間世代の山口里緒（２２歳、１６０㎝）、黄金世代の山下加衣（カエ、２２歳、１５８㎝）はイーブンで９位タイに入った。
狭間世代の第２戦で優勝した鍋島海良（カイラ、２２歳、１５５㎝）、有本花怜（カレン、２５歳、１５８㎝）は＋１と少し落として１２位タイに入った。
世界ランキング８１６位で今回嬉しいことに最終プロテストに合格したばかりの成澤祐美（２３歳、１６０㎝）、体格に恵まれ、第１戦で優勝した八巻セイラ（オーストラリア人とのハーフ、２４歳、１７３㎝）、識西諭里（オニシユリ、２４歳、１６７㎝）は＋２まで落として１４位タイに入った。
世界ランキング１４４５位で第１０戦で優勝したプラチナ世代の鬼塚貴理（２０歳、１５４㎝）、黄金世代の築山華歩（２２歳、１６０㎝）、黄金世代の藤田葵（２３歳、１４９㎝）は＋３まで落として１７位タイに入った。
そして、プラチナ世代の菊地りお（２１歳、１５４㎝）、上野陽向（ヒナタ、２３歳、１６０㎝）、阿部実里（ミノリ、２４歳、１６２㎝）は＋４まで落として２０位タイに入った。
以下は省略するが、２０位タイの選手の賞金が２３３３４円で、それより下の２３位以下の選手１０名に付いては一律２万円ずつとなっていた。
プロと言っても中々厳しい世界であるとは改めて思うが、それでもこのツアーはエキシビションも含めて１３試合予定され、ここまで第３戦が中止となったが、１０試合開催された。
残り２試合が開催される予定であるし、結構機会に恵まれていると受け取り、今後の成長に繋げることを期待したい。
なお、最終戦となる第１２戦の「マイナビネクストヒロインゴルフツアーファイナル」は来週の１１月１９日（金）に埼玉県の「石坂ゴルフ倶楽部」において開催される予定である。
これは通常の大会と異なってかなり豪華で、選ばれし３０名により総額１０００万円、優勝賞金５００万円の獲得を巡って競い合うことになる。
その後、最後の最後としてエキシビションに続く予定となっている。
毎回インターネットによってライブ配信されているので、来週まで楽しみに待ちたい。
