木曜日の午後から時差－８時間（現在サマータイム中。それ以外では－９時間）のスコットランドにある「キングスバーンズ・ゴルフリンクス(７２２７ヤード､パー７２)、セントアンドリュース・オールドコース(７３１８ヤード､パー７２)、カーヌスティ・ゴルフリンクス(７３９４ヤード､パー７２)」において欧州男子ツアー、「アルフレッド・ダンヒル・リンクス選手権」が４日間の日程で開催され、その初日が終わっている。
賞金総額は５００万ドル（１ドルを約１１０円として約５億５千万円）であるから結構高く、その分予想通りかなり厚いフィールドとなっている。
ここに世界ランキング１４１位で旅人ゴルファーの川村昌弘が３週間ぶりに出ており、休養前の高額賞金大会のロレックスシリーズ、「ＢＭＷ ＰＧＡ選手権」と同様に活躍出来るか、大いに期待したい。
楽しみにしていたゴルフ愛＆旅情溢れる人気のコラム、「いま僕はココにいます」は「ＶＯＬ．１２５ スコットランド編」に更新されていた。
２週間は試合に出ていなかったのでどうしていたかと言うと、関空経由で三重県四日市市にある自宅に戻り、静養していたそうな。
と言うことで、今回は往復のフライトが長く、１９５１４㎞の移動となっている。
地球１周が４万㎞であるから、約半周の距離になる。
今回は写真を掲載してある３つの綺麗なゴルフコースを使い、プロアマ形式の試合となるそうな。
今、欧州男子ツアーのポイントレースであるレース・トゥ・ドバイで４０位タイに付けており、これが３０位タイに入ると憧れの「全英オープン」に出られるので目指していること等、今回はゴルフに関する意欲が中心となっている。
短期間に両方を経験したスパー新人の金谷拓実が書いていたが、日本人選手にとっては、ちょっと、いや大分にしても、ともかく頑張ればまだ手の届きそうなツアーのようであるから、いきなり米国男子ツアーに挑戦し、跳ね返されてばかりいるよりも、欧州男子ツアーの方にもう少し挑戦して欲しいところである。
欧州の男子ツアーはまだ近く
もっとチャレンジ期待するかも
さて、首位タイに立ったのは世界ランキング１９位のティレル・ハットン（イングランド）、世界ランキング１８８位のアドリア・アルナウス（スペイン）、世界ランキング４８９位の李昊桐（リ・ハオトン、中国）、世界ランキング３２９位のニコラス・コルサーツ（ベルギー）で、初日－８と爆発的に伸ばしている。
初日ティレル・ハットンは１イーグル、７バーディー、１ボギー、アドリア・アルナウス、李昊桐は８バーディー、ニコラス・コルサーツは２イーグル、５バーディー、１ボギーであった。
ハットンや爆発力で首位に立ち
ハットンやいきなり首位で強さ魅せ
アルナウス爆発魅せて首位に立ち
アルナウス首位まで上げて力魅せ
李昊桐スタートダッシュ首位に立ち
李昊桐いきなり飛ばし首位に立ち
コルサーツ爆発力で首位に立ち
コルサーツ首位まで上げて力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング３７位のトミー・フリートウッド（イングランド）は初日－６と大きく伸ばして８位タイに付けている。
世界ランキング９８位のローリー・カンター（イングランド）、世界ランキング９９位のトロイ・メリット（米国）は初日－５と大きく伸ばして１１位タイに付けている。
世界ランキング６７位のグイド・ミグリオッツィ（イタリア）は初日－４まで伸ばして２３位タイに付けている。
世界ランキング１８位のビリー・ホーシェル(米国)、世界ランキング５４位のロバート・マッキンタイア（スコットランド）、世界ランキング９０位のリチャード・ブランド（イングランド）、世界ランキング９４位のマーティン・カイマー（ドイツ）、世界ランキング１００位のジャスティン・ハーディング（南アフリカ）は初日－３まで伸ばして３７位タイに付けている。
そして川村昌弘、世界ランキング５６位のブランデン・グレイス（南アフリカ）、世界ランキング６１位のアレクサンデル・ノーレン（スウェーデン）は初日－２まで伸ばしながらも、５６位タイと少し出遅れている。
川村昌弘の初日は３バーディー、１ボギーで、これをもう少し詳しく見ておくと、どうやら３日間掛けてそれぞれが３つのコースを順に回って行くようで、川村昌弘の場合は初日カーヌスティ・ゴルフリンクスをインスタート（第１０ホールから）で回り、前半ではいきなり第１０～１２ホールと３連続バーディーを決め、続く４ホールをパーで凌いだ後、第１７ホールでボギーを叩いたから、結局２打伸ばして、トータル－２で後半へと繋いでいる。
後半に入ると全ホールをパーで凌ぎ、トータル－２のまま第２日目へと繋いでいる。
川村や一気に伸ばし後は耐え
復帰としては此れで好いかも
川村やじわじわ調子上げて行き
予選の通過期待するかも
それから世界ランキング４２位のシェーン・ローリー（アイルランド）、世界ランキング５２位のビクトル・ペレス（フランス）、世界ランキング６０位のミンウー・リー
（オーストラリア、米国女子ツアーで活躍するミンジー・リーの弟）は初日－１と少し伸ばしながらも、７９位タイと出遅れている。
世界ランキング７３位のトーマス・デトリー（ベルギー）は初日イーブンで１０５位タイと大きく出遅れている。
以上をざっと見ても、世界ランキング１４１位の川村昌弘に対して決して薄いフィールドとは言えないだろう。
川村昌弘よりも世界ランキングの高い選手はまだ大分いるし、その中で優勝までは行かなくても、上位争いでもすれば、十分に評価されて好いはずである。
