日本でゴルフツアーと言えば、昨今女子の方が圧倒的な人気を誇る。
先ずはここ数年、大会の数が違う。
下部ツアーのステップアップツアーの扱いが違う。
そして当然の結果としてか? ステップアップツアーですら男子のレギュラーツアーを上回る人気があるように思える。
CSのスカイAでほぼ放送され、しかもあのレジェンド、岡本綾子女史が解説をしている。
これを逆転するにはやはりゴルフ自体の面白さで勝負するしかない!?
元々スポーツとしても面白さは速さ、力強さ等を考えれば、男子の方があるはず。
事実、米国では男子ツアーの方が圧倒的に人気があるようで、試合数、賞金等にも恵まれている!?
面白いことに渋野日向子が今回、突然のように米国女子ツアーのメジャー大会、「全英女子オープン」で見事優勝し、実は凄くアスリート的であったと知らしめた。
世界各国の女子選手が如何にアスリートとして優れているかと言うことも如実に見せてくれた。
魅せてくれた。
勿論、箱庭ツアーには箱庭ツアーの面白さがある。
アイドル的魅力も否定はしない。
それでもスポーツとしては当然、本物のアスリートの魅力には到底叶わないものがある。
それを確りと見せてくれたのが今回の渋野日向子。
そして米国女子ツアーである。
切っ掛けにして、男子ゴルフの面白さが再認識されることを願ってやまない。
なんて、堅苦しいことではないんだけどね、私の言いたいことは。
男子ゴルフはやっぱり面白いよ。フフッ。
ただ、残念ながら今週行われる目ぼしい男子ツアーは米国男子ツアーのプレーオフシリーズだけであった。
明日20時10分頃から時差-13時間(サマータイム中、それ以外では時差-14時間)の米国ニュージャージー州にある「リバティー・ナショナルGC(7370ヤード、パー72)」において米国男子ツアー、「ザ・ノーザン・トラスト」が4日間の日程で開催される。
日本人選手としては世界ランク32位の松山英樹が出る予定である。
急かしランク71位のカン・スン(韓国)、世界ランク86位のコリー・コナーズと同じ組で8月9日(金)の1時55分頃に第10ホールから出る予定だそうな。
出場資格はフェデックスポイントランクの125位以内で、この試合で70位までに絞られると言う。
例年と違うところはプレーオフシリーズが4試合から3試合に減り、優勝賞金が何と1500万ドル(約16億円)に上がったことである。
これは凄い!
凄過ぎるぅ~!?
なんて、他人のお金で大騒ぎすることはないが、夢のある話である。
そしてそれは、それに見合うだけの面白さが認められるからではないか!?
そこに参加資格を持ち続けて来た松山英樹に改めて凄みを感じ、期待が膨らむ。
アスリートの好さ教える渋野かな
アスリート凄みやっぱり男子かな
出続ける凄さを魅せる英樹かな
松山や出続け凄さ感じさせ
渋野日向子の凄さを素直に認める松山英樹、分かり易い言葉でストレートに表現する彼もやっぱり一流アスリートである。