sanso114の日記

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今週のゴルフ世界ランキングにおける男子日本人選手の変動等・・・R6.8.20①

 先週も世界中の彼方此方で世界ランキングの変動に関係ありそうな男女ゴルフツアーが開催された。

 

 今回は男子ツアーに付いて見ておく。

 

 先ずは国内で開催されるツアーからであるが、国内男子ツアー、およびその下部に当るABEMAツアーは残念ながらオープンウイークとなっていた。      

 

 次に海外のツアーに付いて見ておくと、8月15日(木)の朝から時差+1時間のパプアニューギニアにある「ロイヤルポートモレスビーゴルフクラブ(6947ヤード、パー72)」においてオーストラリア男子ツアー、「PNGオープン2024」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は20万ドルとなっており、1オーストラリアドルを約98.6とすれば約1970万円となるが、米ドルであれば1ドルを約147円として、約2940万円と、この1.5倍ぐらいになる。

 

 なお日本人選手は残念ながら出場していなかった。

 

 さて、優勝したのは世界ランキング2536位のウイリアム・ブライヤーズ(オーストラリア、28歳)で、トータル-17まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは1626位まで上がっている。

 

        豪州の下部のツアーか下位選手

        挙って参加頑張るのかも

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング2242位のジェームズ・コンラン(オーストラリア、25歳)で、トータル-15まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは1739位まで上がっている。

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング1218位のアンドリュー・キャンベル(オーストラリア、35歳)で、トータル-14まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキング1160位まで上がっている。

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング1584位のジョシュア・グリーア(オーストリア、23歳)、世界ランキング1735位のブレット・ランキン(オーストラリア、38歳)、世界ランキング2875位のピーター・コック(オーストラリア、39歳)で、トータル-13まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ世界ランキングはジョシュア・グリーアが1507位まで上がり、ブレット・ランキンが1633位まで上がり、ピーター・コックが2331位まで上がっている。

 

 また8月15日(木)の14時30分頃から時差-7時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-8時間)のチェコにある「PGAナショナルオークスプラハ(7592ヤード、パー72)」においてDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、「D+Dレアルチェコマスターズ」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は250万ドルとなり、1ドルを約147円とすれば、約3億6800万円であった。

 

 優勝賞金は約38.7万ユーロとなり、1ユーロを約163円とすれば、約6310万円であった。

 

 なお日本人選手としては世界ランキング77位で今季から米国男子ツアーを主戦場としている新鋭の久常涼(21歳、175㎝、75㎏)、世界ランキング383位で長期に亘ってこのツアーを主戦場としている旅人ゴルファーの川村昌弘(31歳、173㎝、72㎏)が出場して、川村昌弘が余裕の予選通過を果たしていた。

 

 全体では前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に62位タイまでに入っていた75名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

        欧州で川村ひとり通過して

        上位争い期待膨らみ

 

 さて、単独首位に再び抜け出て見事逆転でこのツアーにおける初優勝を果たしたのは世界ランキング371位のダビド・ラベト(フランス、27歳、170㎝、73㎏)で、トータル-23まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは176位まで上がっている。

 

        ダビドラベト初の優勝逆転で

        苦労した分輝くのかも

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング124位のイエスパー・スベンソン(スウェーデン、28歳、191㎝、82㎏)で、トータル-19まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは102位まで上がっている。

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング250位のフレデリックラクロワ(フランス、29歳)、世界ランキング310位のリッチー・ラムゼー(スコットランド、41歳、175㎝、73㎏)、世界ランキング355位のアドリアン・サディエ(フランス、32歳、183㎝、79㎏)で、トータル-18まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ世界ランキングはフレデリックラクロワが213位まで上がり、リッチー・ラムゼーが263位まで上がり、アドリアン・サディエが281位まで上がっている。

 

 そして川村昌弘はトータル-10まで伸ばして43位タイとなり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは389位まで下がっている。

 

 予選落した久常涼の世界ランキングは77位を維持している。

 

 また8月15日(木)の19時45分頃から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-14時間)の米国・ニュージャージー州にある「メテデコンクナショナル・ゴルフクラブ(7462ヤード、パー72)」において米国男子ツアーの下部に当るコーンフェリーツアー、「コグニット選手権」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は100万ドル、優勝賞金は18万ドルとなり、1ドルを約147円とすれば、それぞれ約1億4700万円、約2650万円であった。

 

 日本人選手としては世界ランキング294位で米国ゴルフ留学を経てプロになり、海外ツアーへの本格参戦を目指している大西魁斗(25歳、177㎝、70㎏)が出場していたが、残念ながら予選落ちした。

 

 さて優勝したのは世界ランキング173位のマックス・マクグリーヴィ(米国、29歳、180㎝、70㎏)で、トータル-18まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは108位まで上がっている。

 

        マックスや米国下部で優勝し

        ランクをぐっと上げられたかも

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング128位のティム・ワイディング(スウェーデン、27歳、185㎝、76㎏)、世界ランキング183位のフランキー・キャパンⅢ(米国、24歳)、世界ランキング270位のリッキー・カステロ(米国、23歳)、世界ランキング914位のウィル・チャンドラー(米国、26歳)で、トータル-15まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ世界ランキングはティム・ワイディングが111位まで上がり、フランキー・キャパンⅢが160位まで上がり、リッキー・カステロが215位まで上がり、ウィル・チャンドラーが534位まで上がっている。

 

 そして大西魁人の世界ランキングは295位まで下がっている。

   

 また8月15日(木)の21時20分頃から時差-14時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-15時間)の米国テネシー州にある「TPCサウスウインド(7243ヤード、パー70)」において米国男子ツアーのプレーオフシリーズの第1戦、「フェデックス・セントジュード選手権」が4日間の日程で開催された。

 

 この試合は選ばれし70名による高額賞金大会となっており、予選落ちはなく、終了時にフェデックスカップ・ポイントランキング上位50位までで入っている選手が第2戦、「BMW選手権」へと駒を進めることが出来る。

 

 公式サイトによると賞金総額は2000万ドルとなり、1ドルを約147円とすれば、これは約29億4000万円であった。

 

 そして優勝賞金は360万ドルとなり、これは約5億2900万円であった。

 

 日本人選手としては世界ランキング12位で自他共に日本のエースと認め、マスターズチャンピオンでパリ五輪において銅メダルに輝いた松山英樹(32歳、180㎝、90㎏)が出場しており、第3日目には独走状態で単独首位に抜け出て、優勝への期待が大いに膨らんだ。

 

 なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビではCS放送のゴルフネットワークによって4日間に亘って放送され、土日にはBSJapanextが加わった。

 

 そしてインターネットではU-NEXTによって4日間に亘り配信されていた。

 

        松山やプレーオフには今年も出

        もう優勝と期待膨らみ

 

 さて途中で下がったり、再び上がったりはあったものの、結果的に単独首位を維持して、ハラハラさせながらも優勝したのは松山英樹で、トータル-17まで伸ばした。

 

 なおこれが今季2勝目で、通算で10勝目となり、プレーオフシリーズでの初優勝であり、アジア人としても初となって、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは6位まで上がっている。

 

        松山やプレーオフにて初勝利

        新たな世界開けるのかも

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング2位のザンダー・シャウフェレ(米国、30歳、178㎝、79㎏)、世界ランキング7位のビクトル・ホブラン(ノルウェー、26歳、178㎝、75㎏)で、トータル-15まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはザンダー・シャウフェレが2位を維持し、ビクトル・ホブランは8位まで下がっている。

 

 単独4位に入ったのは世界ランキング1位のスコッティー・シェフラー(米国、28歳、191㎝、91㎏)で、トータル-14まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは1位を維持している。

 

 5位タイに入ったのは世界ランキング33位のサム・バーンズ(米国、28歳、185㎝、84㎏)、世界ランキング42位のニック・ダンラップ(米国、20歳、191㎝)で、トータル-13まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはサム・バーンズが23位まで上がり、ニック・ダンラップが36位まで上がっている。

 

 また8月16日(金)の午後から時差-7時間の南アフリカにある「ハイランドゲイト・ゴルフ&スローとエステート(7346ヤード、パー72)」において南アフリカ男子ツアー(サンシャインツアー)、「ボーダコムオリジンズofゴルフハイランドゲイト・ムプマランガ」が3日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は200万ランドとなり、1ランドを約8.27円とすれば、これは約1650万円であった。

 

 なお日本人選手は出場していなかった。

 

 さて優勝したのは世界ランキング908位のジーン・ヒューゴ(南アフリカ、48歳、175㎝、85㎏)で、トータル-13まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは747位まで上がっている。

 

        ジーンヒューゴベテランの味活かせたか

        二十も勝って流石なのかも

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング653位のジョナサン・ブルーム(南アフリカ)で、トータル-12まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは604位まで上がっている。

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング387位のルイス・イェーガー(南アフリカ、37歳、180㎝、85㎏)、世界ランキング2343位のルーク・ブラウン(南アフリカ、26歳)、世界ランキング1364位のカイル・デ・ベアー(南アフリカ、26歳)で、トータル-11まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはルイス・イェーガーが387位を維持し、ルーク・ブラウンが1108位まで上がり、カイル・デ・ベアーが1187位まで上がっている。

 

 それから、残念ながらアジアンツアーはオープンウイークとなっている。

 

 次に今週のゴルフの世界ランキングにおける男子日本人選手の変動に付いて触れておく。

 

 先ず日本人の中で1~20番目の選手に付いては以下のようであった。

 

   順位  変動     氏名       

   6位 ↑ 6 松山英樹(32歳、180㎝、90㎏) PGAで優勝!

  77位  ー   久常涼(21歳、175㎝、75㎏)

 100位 ↓ 2 中島啓太(24歳、177㎝、75㎏)   

 124位 ↓ 5 星野陸也(28歳、186㎝、80㎏)  

 144位 ↓ 3 金谷拓実(26歳、172㎝、75㎏)

 170位 ↓ 2 杉浦悠太(22歳、172㎝、74㎏) 

 194位 ↓ 3 蝉川泰果(タイガ、23歳、175㎝、77㎏)

 214位 ↓ 7 桂川有人(25歳、167㎝、70㎏)

 224位 ↓ 4 平田憲聖(23歳、170㎝、70㎏) 

 237位 ↓ 5 石川遼(32歳、175㎝、75㎏)  

 238位  ー   米澤蓮(24歳、174㎝、80㎏) 

 254位 ↓ 2 幡地隆寛(30歳、188㎝、98㎏)

 295位 ↓ 1 大西魁斗(25歳、177㎝、70㎏)

 302位 ↓ 4 木下稜介(33歳、174㎝、75㎏) 

 319位 ↓ 8 今平周吾(31歳、165㎝、67㎏)

 326位 ↓ 5 岩田寛(43歳、178㎝、74㎏)

 328位 ↓ 5 稲森佑貴(29歳、169㎝、68㎏) 

 351位 ↓ 2 小木曽喬(タカシ、27歳、178㎝、72㎏)

 360位 ↓ 6 鍋谷太一(28歳、177㎝、74㎏)  

 389位 ↓ 6 川村昌弘(31歳、172㎝、72㎏)   

 

 先週は国内男子ツアー、およびABEMAツアーがオープンウイークであった所為か、上がったのが海外で大活躍した松山英樹のみで、それ以外は殆んどの選手が下がっている。

 

 それは以下でも同様で、今週の最下位群である4617位まで5位以上上がった選手を見て行っても、インド男子ツアーにおいて単独59位に入った岩﨑誠(35歳、184㎝、95㎏)が53位上がって3196位になっているのみであった。

 

 海外ツアーの目ぼしいところにおける敷居が高いのは勿論関係あるだろうが、それにしても寂しい状態ではある。

 

 例えば今週の海外女子ツアーにおけるメジャー大会、「全英女子オープン」に日本人選手が19名も出場するようであるが、そこまでは行かなくても、男子日本人選手の海外における躍進を今後も期待したい。