6月7日(金)の夜から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-14時間)の米国・ニュージャージー州にある「シービュー(ドルチェホテル)GCベイコース(6190ヤード、パー71)」において米国女子ツアー、「ショップライトLPGAクラシック」が3日間の日程で開催され、最終日が感動的に終わった。
公式サイトによると賞金総額は175万ドル、優勝賞金は26.25万ドルとなって、1ドルを約156.9円とすれば、それぞれ約2億7460万円、約4119万円であった。
なお日本人選手は世界ランキング6位で新世紀世代を代表し、2021年・2024年に全米女子オープン優勝した飛ばし屋の笹生(サソウ)優花(22歳、166㎝、63㎏)、世界ランキング19位で日本のエースとしての復活が待たれる黄金世代の畑岡奈紗(25歳、158㎝)、世界ランキング22位でプラチナ世代を代表し、安定したプレイで魅せる古江彩佳(24歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング54位で新世紀世代をリードするひとり、せごどんこと西郷真央(22歳、158㎝、57㎏)、世界ランキング61位で2019年には全英女子オープンで優勝した黄金世代の渋野日向子(25歳、167㎝、62㎏)、世界ランキング70位でプラチナ世代をリードするひとり、メンタルの強さが武器の西村優菜(23歳、150㎝、50㎏)、世界ランキング79位で黄金世代をリードするひとり、飛ばし屋の勝みなみ(25歳、157㎝)、世界ランキング98位でプラチナ世代をリードするひとり、コスメに得意なことからコスメ番長と呼ばれている吉田優利(24歳、158㎝、58㎏)が出場して、古江彩佳、西郷真央、渋野日向子、西村優菜が予選を通過した。
なお全体では初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に52位タイまでに入っていた67名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
米国の女子のツアーに日本人
大挙出場四人が通過
米国の女子のツアーで日本人
通過の後も健闘魅せて
なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビでは通常に戻りWOWOWプライムで3日間に亘って放送されていた。
さて単独首位に抜け出て、見事逆転優勝したのは世界ランキング165位のリネア・ストローム(スウェーデン、27歳、175㎝)で、最終日1イーグル、9バーディーの-11、トータル-14と爆発的に伸ばして51位も上げて来た。
最終日は全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-3からスタートして、前半ではいきなり1イーグル、4バーディーの-6、トータル-9と大きく伸ばし、後半に入ってからも5バーディーの-5、トータル-14と大きく伸ばした。
なおこれがこのツアーにおける初優勝で、スコア、逆転順位等、記録尽くめの優勝となったそうな。
ストローム爆発魅せて逆転し
記録尽くめの勝利なのかも
ストローム下がっても上げ力魅せ
ストローム逆転勝ちで力魅せ
2位タイに入ったのは古江彩佳、世界ランキング16位のメガン・カン(米国、26歳、155㎝)で、トータル-13まで伸ばした。
古江彩佳は最終日6バーディーの-6と大きく伸ばして5位上げて来た。
最終日の様子に付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル-7からスタートして、前半ではいきなり第1ホールでバーディーを決め、1つ空いて第3、4ホールと連続してバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第7ホールでもバーディーを決め、1つ空いて第9ホールでもバーディーを決めたので、結局5打も伸ばし、トータル-12として後半へと繋いでいる。
後半に入ってからは3ホールをパーで凌いだ後、第13ホールでバーディーを決め、残りの5ホールをパーで凌いだので、結局後半では1打しか伸ばせず、トータル-13としてホールアウトした。
おっ、これは惜しい!?
でもまあこれでまた世界ランキングが上がり、今回残念ながら失格となった畑岡奈紗との競り合いは一体どうなるのだろうね。
国内女子ツアーでは世界ランキングで競り合っている山下美夢有が単独2位に入ったので、益々激しくなり。面白くなって来た。
古江彩佳大きく伸ばし上げて魅せ
古江彩佳連日上げて強さ魅せ
古江彩佳2位まで上げて強さ魅せ
メガン・カンは最終日6バーディー、1ボギーの-5と大きく伸ばして1位上げて来た。
最終日はトータル-8からスタートし前半では2バーディーの-2、トータル-10と伸ばして、後半に入ってからも4バーディー、1ボギーの-3、トータル-13と伸ばした。
メガンカン大きく伸ばし上げて魅せ
メガンカン連日上げて強さ魅せ
メガンカン二位に入って強さ魅せ
単独4位に入ったの世界ランキング12位のアタヤ・ティティクル(タイ、21歳、162㎝)で、最終日1イーグル、4バーディーの-6、トータル-12と大きく伸ばして10位上げて来た。
最終日はトータル-6からスタートし、前半ではいきなり1イーグル、2バーディーの-4、トータル-10と伸ばして、後半に入ってからも2バーディーの-2、トータル-12と伸ばした。
ティティクルや大きく伸ばし上げて魅せ
ティティクルや連日上げて強さ魅せ
ティティクルや四位に入り強さ魅せ
単独5位に入ったのは世界ランキング143位のモーガン・メトロ―(スイス、27歳、173㎝)で、最終日7バーディー、2ボギーの-5、トータル-11と大きく伸ばして9位上げて来た。
最終日はトータル-6からスタートし、前半ではいきなり5バーディーの-5、トータル-11と大きく伸ばして、後半に入ってからは2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-11と維持した。
メトローや大きく伸ばし上げて魅せ
メトローや連日上げて力魅せ
メトローや五位に入って力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング83位のアン・ナリン(韓国、28歳、167㎝)、世界ランキング166位のシュ・ウェイリン(台湾、29歳、158㎝)は共に最終日-2、トータル-10と伸ばしながらも、3位下がって6位タイとなった。
世界ランキング69位のアルバン・バレンツエラ(スイス、26歳、175㎝、58㎏)は最終日イーブン、トータル-9と伸ばせず、7位下がって9位タイとなった。
世界ランキング59位のジェニー・シン(韓国、31歳、163㎝)は最終日+1、トータル-9と少し落とし、8位下がって9位タイとなった。
世界ランキング38位のアシュリー・ブハイ(南アフリカ、35歳、165㎝)は最終日-5、トータル-8と大きく伸ばし、40位上げて12位タイに入った。
アシュリーや大きく伸ばし上げて魅せ
アシュリーや下がっても上げ力魅せ
力魅せ上位入りしたブハイかな
世界ランキング7位のコ・ジンヨン(韓国、28歳、165㎝)は最終日-2、トータル-8と伸ばし、2位上げて12位タイに入った。
コジンヨンじわりと伸ばし上げて魅せ
コジンヨン連日上げて強さ魅せ
コジンヨン上位に入り強さ魅せ
西村優菜は最終日1イーグル、3バーディー、1ダブルボギーの-3、トータル-7と伸ばし、16位上げて21位タイに入った。
最終日はトータル-4からスタートして、前半では1イーグル、1バーディー、1ダブルボギーの-1、トータル-5と少し伸ばし、後半に入ってからも、2バーディーの-2、トータル-7と伸ばした。
西村優菜確り伸ばし上げて魅せ
西村優菜下がっても上げ力魅せ
西村優菜上位に迫り意地を魅せ
渋野日向子は最終日5バーディー、3ボギーの-2、トータル-7と伸ばし、6位上げて21位タイに入った。
最終日はトータル-5からスタートして、前半では3バーディー、1ボギーの-2、トータル-7と伸ばし、後半に入ってからは2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-7と維持した。
渋野日向子じわりと伸ばし上げて魅せ
渋野日向子下がっても上げ力魅せ
渋野日向子上位に迫り意地を魅せ
西郷真央は最終日2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-7と伸ばせず14位下がって21位タイとなった。
最終日はトータル-7からスタートし、前半では1バーディーの-1、トータル-8と少し伸ばしたが、後半に入ってからは1バーディー、2ボギーの+1、トータル-7と少し落としてこの日のスタート時点まで戻った。
西郷真央スコア伸ばせず大分下げ
其れでも中位意地魅せたかも
西郷真央中位止まり意地を魅せ
世界ランキング5位のハナ・グリーン(オーストラリア、27歳、170㎝)、世界ランキング14位で妖精と呼ばれて来たブルックス・ヘンダーソン(カナダ、26歳、163㎝)はともに最終日-3、トータル-6と伸ばし、25位も上げて27位タイに入った。
ハナグリーン確り伸ばし上げて魅せ
ハナグリーン連日上げて強さ魅せ
ハナグリーン中位に入り意地を魅せ
ヘンダーソン確り伸ばし上げて魅せ
ヘンダーソン下がっても上げ強さ魅せ
ヘンダーソン中位に入り意地を魅せ
世界ランキング36位のイム・ジンヒ(韓国、45歳、165㎝)は最終日+6、トータル+1と大きく落とし、38位も下がって64位タイとなった。
そして、世界ランキング50位のチェ・ヘジン(韓国、24歳、167㎝)は最終日+5、トータル+2と大きく落とし、15位下がって単独67位タイとなった。