６月６日（木）の７時１５分頃から兵庫県にある「六甲国際ゴルフ倶楽部（６５２６ヤード、パー７２）」において、国内女子ツアーの「宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」が４日間の日程で開催され、その最終日が昨日感動的に終わった。
公式サイトによると賞金総額は１億５０００万円、優勝賞金は２７００万円となり、前半２日間に亘る予選ラウンド終了時に６０位タイまでに入っていた６５名の選手が後半２日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
なおライブ中継に付いてであるが、全国的に視られるテレビでは地上波のフジテレビ系列、ＢＳフジ、ＣＳ放送のフジテレビＯＮＥ・ＴＷＯ、ゴルフネットワークでかなりカバーされており、どうやら終盤の盛り上がりまで楽しめた。
またインターネットの動画配信サイト、Ｕ－ＮＥＸＴ、ＤＡＺＮでは４日間に亘って確りと配信されていた。
国内の女子のツアーはライブにて
決勝までも楽しめたかも
さて単独首位に抜け出て、見事逆転優勝したのは世界ランキング３４９位で数年前までは黄金世代をリードして来たひとりながら迷うことも多く、昨年はシード落ちまで経験し、このツアーにおいて通算２勝している大里桃子（２５歳、１７１㎝、６０㎏）で、最終日６バーディー、１ボギーの－５、トータル－１２と大きく伸ばして１位上げて来た。
最終日はアウトスタート（第１ホールから）で、トータル－７からスタートして、前半では３バーディー、１ボギーの－２、トータル－９と伸ばし、後半に入ってからも３バーディーの－３、トータル－１２と順調に伸ばした。
なおこれがこのツアーにおいて３年振りの通算３勝目となる。
大里や大きく伸ばし上げて魅せ
大里や決勝で上げ力魅せ
大里や逆転勝ちし力魅せ
大里や久々に勝ちまた期待
単独２位に入ったのは世界ランキング２５位で新世紀世代の国内組を代表し、このツアーにおいて通算１１勝して昨年一昨年と年間女王に輝いた山下美夢有(２２歳、１５０㎝、５２㎏））で、最終日６バーディー、１ボギーの－５、トータル－１０と大きく伸ばして５位上げて来た。
最終日はアウトスタートで、トータル－５からスタートして、前半では２バーディーの－２、トータル－７と伸ばし、後半に入ってからも４バーディー、１ボギーの－３、トータル－１０と順調に伸ばした。
海の向こうでは少し上にいて現実的となった目標の畑岡奈紗の失格騒ぎがあり、直ぐ上にいる古江彩佳は向こうの３日間大会で２位タイに入ったから、この３人のパリ五輪出場権争いは更に熾烈となった！？
ともかく観ている方としては益々面白くなって来た。
山下や大きく伸ばし上げて魅せ
山下や下がっても上げ強さ魅せ
山下や二位に入って強さ魅せ
五輪争い興味増すかも
３位タイに入ったのは世界ランキング１８６位で黄金世代をリードするひとり、このツアーの下部に当るステップアップツアーにおいて通算１勝、このツアーにおいて通算１勝している吉本ひかる（２５歳、１５２㎝、５３㎏）、世界ランキング３０４位でこのツアーにおける初優勝が待たれる内田ことこ(２１歳、１５９㎝、５５㎏)で、トータル－９まで伸ばした。
吉本ひかるは最終日５バーディー、２ボギーの－３と伸ばして１位上げて来た。
最終日はアウトスタートで、トータル－６からスタートして、前半では１バーディーの－１、トータル－７と少し伸ばし、後半に入ってからも、４バーディー、２ボギーの－２、トータル－９と順調に伸ばした。
吉本や確り伸ばし上げて魅せ
吉本や下がっても上げ力魅せ
吉本や三位に入り力魅せ
内田ことこは最終日４バーディー、３ボギーの－１と少し伸ばしながらも２位下がった。
最終日はアウトスタートでトータル－８からスタートして、前半では２バーディー、２ボギーのイーブン、トータル－８と伸ばせなかったが、後半に入ってからは、２バーディー、１ボギーの－１、トータル－９と少し伸ばした。
内田ことこ伸ばしながらも二位下がり
内田ことこ伸ばし足りずに二位下がり
内田ことこ三位に入り力魅せ
単独５位に入ったのは世界ランキング１０２位でステップアップツアーにおいて通算１勝、このツアーにおいて通算１勝しているはんなり系で人気の高い蛭田みな美（２６歳、１６４㎝、５７㎏）で、最終日は５バーディー、１ダブルボギーの－３、トータル－７と伸ばして７位上げて来た。
最終日はアウトスタートでトータル－４からスタートして、前半では３バーディー、１ダブルボギーの－１、トータル－５と少し伸ばし、後半に入ってからも２バーディーの－２、トータル－７と順調に伸ばした。
蛭田みな美確り伸ばし上げて魅せ
蛭田みな美最後は上げて力魅せ
蛭田みな美五位に入って力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング５３位でステップアップツアーにおいて通算２勝、このツアーにおいて通算２０勝し、人一倍練習熱心でパット巧者の鈴木愛（３０歳、１５５㎝）、世界ランキング１１８位でステップアップツアーにおいて通算１勝し、２０２１年６月の最終プロテストにトップで合格した佐久間朱莉（２１歳、１５５㎝）はともに最終日－２、トータル－６と伸ばし、６位上げて６位タイに入った。
鈴木愛じわりと伸ばし上げて魅せ
鈴木愛最後まで上げ強さ魅せ
鈴木愛六位に入り強さ魅せ
佐久間朱莉じわりと伸ばし上げて魅せ
佐久間朱莉最後まで上げ力魅せ
佐久間朱莉六位に入り力魅せ
世界ランキング４５位でこのツアーの下部に当るステップアップツアーにおいて通算１勝、このツアーにおいて通算６勝し、機会を捉えて積極的に海外ツアーにも挑戦している岩井千怜(チサト、２１歳、１６２㎝、５９㎏、岩井ツインズの妹)は最終日－１、トータル－６と少し伸ばし、１位上げて６位タイに入った。
岩井千怜少し伸ばして上げて魅せ
岩井千怜下がっても上げ強さ魅せ
岩井千怜ろくいに入り強さ魅せ
世界ランキング４１位でステップアップツアーにおいて通算１勝、このツアーにおいて通算４勝し、機会を捉えて積極的に海外ツアーにも挑戦している岩井明愛（アキエ、２１歳、１６１㎝、５９㎏、岩井ツインズの姉）、世界ランキング８９位でダイヤモンド世代をリードするひとり、２０２２年１２月の最終プロテストにトップ合格した９５期生でこのツアーにおいて通算２勝している飛ばし屋の神谷そら（２１歳、１６７㎝、６０㎏）はともに最終日イーブン、トータル－６と伸ばせず、２位下がって６位タイとなった。
世界ランキング１２１位で黄金世代をリードするひとり、このツアーにおいて通算１勝している高橋彩華(サヤカ、２５歳、１６２㎝、５５㎏)は最終日＋１、トータル－６と少し落とし、４位下がって６位タイとなった。
世界ランキング４７位で黄金世代をリードするひとり、このツアーにおいて通算１０勝して殆んど休まないことから鉄人と呼ばれる小祝さくら（２６歳、１５８㎝、５８㎏）、世界ランキング１１０位でこのツアーにおいて通算５勝し、広い交友関係を持つ青木瀬令奈（３１歳、１５３㎝、５０㎏）は共に最終日イーブン、トータル－５と伸ばせず、６位下がって１３位タイとなった。
世界ランキング２１位で実力派外国人選手を代表してこのツアーにおいて通算２８勝し、元世界ランキング１位で米国と韓国で賞金女王に輝いたレジェンドの申ジエ（韓国、３６歳、１５５㎝、６３㎏）は最終日－４、トータル－４と確り伸ばし、２０位も上げて１６位タイに入った。
申ジエや確り伸ばし上げて魅せ
申ジエや最後まで上げ強さ魅せ
申ジエや上位に入り強さ魅せ
世界ランキング１１３位で狭間世代をリードするひとり、このツアーにおいて通算２勝している自称アイドル系の菅沼菜々(２４歳、１５８㎝）は最終日－２、トータル－４と伸ばし、４位上げて１６位タイに入った。
菅沼菜々じわりと伸ばし上げて魅せ
菅沼菜々最後まで上げ力魅せ
菅沼菜々上位に入り力魅せ
世界ランキング１１４位で黄金世代をリードするひとり、ステップアップツアーにおいて通算２勝、このツアーにおいて通算５勝しているモデル系で飛ばし屋の原英莉花（２５歳、１７３㎝、５８㎏）は最終日－１、トータル－４と少し伸ばし、２位上げて１６位タイに入った。
原英莉花少し伸ばして上げて魅せ
原英莉花最後まで上げ力魅せ
原英莉花上位に入り力魅せ
世界ランキング１２９位でこのツアーにおいて通算５勝し、アスリート系飛ばし屋の穴井詩（ララ、３６歳、１６５㎝、５８㎏）は最終日イーブン、トータル－１と伸ばせず、３位下がって２８位タイとなった。
世界ランキング７２位で昨年までダイヤモンド世代を代表して来て、ステップアップツアーにおいて通算５勝、このツアーにおいて通算４勝している飛ばし屋の櫻井心那（ココナ、２０歳、１６６㎝、６２㎏）は最終日－１、トータルイーブンと少し伸ばし、７位上げて３６位タイに入った。
櫻井や少し伸ばして上げて魅せ
櫻井や最後まで上げ強さ魅せ
櫻井や中位に入り意地を魅せ
世界ランキング１１６位で実力派外国人選手をリードするひとり、このツアーにおいて通算２勝している森田遥（中国、２７歳、１６４㎝）は最終日＋１、トータルイーブンと少し落とし、１１位下がって３６位タイとなった。
世界ランキング１４０位でこのツアーにおいて通算６勝している飛ばし屋の藤田さいき（３８歳、１６８㎝、６８㎏）は最終日－１、トータル＋３と少し伸ばし、１０位上げて４７位タイに入った。
藤田さいき少し伸ばして上げて魅せ
藤田さいき下がっても上げ力魅せ
藤田さいき中位に入り意地を魅せ
世界ランキング１３６位で実力派外国人選手をリードするひとり、このツアーにおいて通算６勝しているイ・ミニョン（韓国、３２歳、１６８㎝、７３㎏）は最終日イーブン、トータル＋４と維持し、６位上げて５１位に入った。
イミニョンやスコア維持して上げて魅せ
イミニョンや決勝で上げ力魅せ
イミニョンや最後も上げて意地を魅せ
世界ランキング１３０位でこのツアーにおいて通算１６勝し、公式競技（メジャー大会）における初優勝が待たれる上田桃子（３７歳、１６１㎝、５４㎏）は最終日＋１、トータル＋４と少し落とし、１位下がって５１位タイとなった。
世界ランキング１３５位で黄金世代をリードするひとり、このツアーにおいて今年念願の初優勝を果たした天本ハルカ（２５歳、１６２㎝、５８㎏）は最終日＋６、トータル＋６と大きく落とし、２２位も下がって５８位タイとなった。
そして世界ランキング１０７位でこのツアーにおいて通算６勝し、静かで謙虚な様子から人気の高い菊地絵理香（３５歳、１５７㎝、５２㎏）は最終日＋３、トータル＋７と落とし、３位下がって単独６０位となった。
